陶芸家。1997年に株式会社イッセイミヤケに入社し、広報部に配属される。三宅氏との仕事を通して刺激を受け、自らの手によるモノづくりの機会を求め茨城県の陶芸家・森田榮一氏を訪ね弟子入りを果たす。その後、2004年に笠間市窯業指導所入所、釉薬科・石膏科修了し、帰京後都内2か所の陶芸教室に勤務する。現在は横須賀市の自宅に陶房を構え、陶芸活動に励んでいる。2009年の初個展を皮切りに、有名ギャラリーや百貨店での展覧会で活躍中。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 |
幼稚園児の頃は、内気で妄想癖のある子どもでした。 小学校から友人に恵まれた事もあり、活発な性格に変わっていきました。 中学校・高校はバレーボール部に所属する体育会系の女子で、 勉強がとにかく苦手で成績はおしなべて悪く、美術のみが好成績でした。
とにかく小さいころから「ものつくりを仕事にしたい」という思いをずっと持っていました。小学校の時は絵のおけいこにも行っていたし、図工と美術の時間がとにかく楽しくて仕方なかったので、その思いに迷いはありませんでした。
美大受験をあきらめたときのことは忘れられません。両親からの反対を押し切れず断念しました。その時に、自分のしたい事は自分の力で実現しなくてはいけないのだということを痛感しました。ネガティブなエネルギーは長期的に見るとポジティブなエネルギーに変わるのだ、と気付きました。目先の事で怖がらず、長期的に物事をとらえる事で、実現できる夢の幅は広がります。家出も同然で茨城に陶芸修行の為に移住しましたが、結果的に5年の修業期間が終わるころには、両親は一番の応援者となってくれていました。 家族の愛情にも感謝しています。
陶器市で知り合った、陶芸の師匠に「弟子入りしたい」と飛び込みで志願した時は、まさに覚悟の瞬間と言えるでしょう。
海外で発表の場を持ちたいと考えています。
ペンケースはとにかく軽くてスリム。丈夫だしおしゃれで、大変気に入っています。何でもない時に夫が急にプレゼントしてくれた事も、この品に愛着がある理由の1つかもしれません。定規はスタイリッシュな上に端からメモリが始まっているので、器の高さを測るのにとても便利です。
個人名刺をしっかりと作ろうと思いそのタイミングで夫からホワイトデーに買ってもらいました。イニシャルが入っていて気に入っています。