立教大学経済学部系経済学科卒業。
1991年 フジテレビジョンアナウンス室に入社。
”ど~~なっているの?!””カルト Q” ”プロ野球ニュース”などを担当。
1999年 フジテレビジョン退社。
2001年 フランス人男性と結婚、パリに移住。
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大学4年の時、就職活動が始まりました。実際には3年の秋からスタートしていたのですが、自分のやりたいことが見つからず、また自分は何をするべき人間なのか?などと深く考え込んでしまい、周囲が精力的に活動をしている中、一人家で本や新聞を読み、ただただ考える毎日でした。見かねた両親の知人がアドバイスをくれました。「友人たちとともに就職活動をするのは今しかない。そして、こうして何もせずにいては何も変化がないのだから・・まずは思い切って一歩踏み出すべきでは?そこから何か見えてくるかも。私はあなたの声はいいと思うし、アナウンサーという職業はどうかな?」と言われた一言がきっかけで、締切当日にまずはフジテレビジョンに履歴書を持参しました。
まだまだ子育てもあり、自分が思うように仕事が出来ているわけではありませんが、それでも好きな仕事を続けられることに感謝しています。一つ一つの仕事に誠実に丁寧に向き合っていきたいと常に意識をしています。今はパリから発信をすることも多いのですが、正直に思うままに今のパリを伝えていきたいと思っています。
覚悟とは責任を伴うものだと思っています。人のせいにはできない。自らが選び、進んでいくことが覚悟。覚悟の瞬間は多くありますが、やはり私自身の生活、考え方などが大きく変化したのは、両親の反対を押し切ってアナウンサーになったこととフランスで生活することを選択した時です。
20代のころから女性が一番輝くのは50代からと思ってました。周りの雑音に惑わらされることなく、自由になるのが50代からだと。私にとってのカッコイイ大人とは、ある意味わがままに自由に生きていて、様々なものに興味があり、世の中にはまだまだ自分の知らないことが多くあることを知っている人。そういう大人は謙虚であり、年齢や社会的な地位などで人を判断しないと思うのです。カッコイイ大人とは自由な大人。
コツコツと今の仕事を続けさせていただきたいと思っています。
自分の気持ちを、思いをきちんと人に伝えられる人でいていただきたいです。他人と自分を比較するのではなく、自分を見つめる。雑音が多い世の中ですから、必要な情報を選ぶ力、必要ないものを排除する力を持つことがとても大切なのではないかと感じています。
この手帖カバーは25年近く愛用しているものです。2年前に壊れたカバーを修理し、今も大切に使っています。手元に常にないと・・・落ち着きません。とにかく書くことが好きなのです。
家族のスケジュールなど色分けしたペンで書きこんでいます。今使っているペンでないと、手帖に書き込みたくない・・と言うほど、使うペンには愛着があります。普通のペンなのですが・・・