私のカクゴ

野球解説者 山本昌
やまもとまさ

山本昌

神奈川県生まれAB型
職業:野球解説者
趣味:ラジコン
座右の銘:己を高める

現役時代の全ての期間において中日ドラゴンズに在籍したフランチャイズ・プレーヤーで、日本記録である実働29年間の大半を先発左腕として活躍し、6度のセ・リーグ優勝、1度の日本一を経験した。また、2006年にはNPB史上最年長、左腕に限れば世界最年長となる41歳でのノーヒットノーラン、2008年には同じく史上最年長での200勝を達成。2015年10月にNPB史上初となる50代での登板を花道に引退するまで「中年の星」と呼ばれ、注目された。

来歴

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なぜ今の仕事に?

昭和の頃は「男の子はまず野球」という雰囲気があり、自然と野球を始めましたが、小中高全て補欠の選手でしたのでプロ野球選手になれるとは思っていませんでした。ですのでドラフト会議で指名されたときは非常に驚きました。プロ野球選手になれた要因としては、「コツコツ努力したこと」だと思います。プロ野球選手を目指していたというよりは、甲子園を目指してコツコツ努力し続けたことが結果的にプロ野球選手になれた要因だと思っています。

現在の仕事への想い

親御さんが野球から離れていると感じています。野球チームのお茶当番が負担になり、子供は野球をやりたいのに親御さんがもうやめておこうとなっていると最近よく聞きます。そこが残念です。プロ野球OBの一人として、野球教室にも積極的に顔を出していますし、そこで僕は親御さんにも入ってもらっています。将来、親御さんが子供と野球に長く触れてほしいなと思います。

あなたにとって覚悟とは

踏ん切りをつけることだと思います。覚悟するということは、その先の結果がどうなるかわからないということです。僕も500試合以上登板し続けましたが、毎試合覚悟を決めたのかなと思います。そして、覚悟を決めるためには、きちんとした準備が必要だと思います。そのためにしたことが、休むことをやめたことです。休むと壊れそうになります。だからこそいつも練習をして、油を流して体が壊れないようにしていました。

カッコイイ大人とは?

星野仙一監督はやっぱり格好良かったです。叱られる選手は使ってもらえるという、相反したことがあったので、叱ってもらえると使ってもらえるなと思っていました。ユニフォームを脱いだ時のギャップがまた良かったです。それが長く野球をやるきっかけになったので、非常に感謝しています。

今後の展望

野球界の発展のために尽力します。野球教室や野球大会の運営や、もっとプロ野球選手と子供たちが触れ合えるような環境を作り続けるべきだと考えています。今のプロアマ規定も緩和されてきていますが、例えば大谷翔平選手と出会って何も聞けないというのもつらいじゃないですか。いつでもプロ野球選手に気軽に相談が出来る環境を構築していきたいと考えています。

若者へのメッセージ

区切りまできちんとやってほしいなと思います。小学生で始めたのであれば、小学6年生までは続けてほしいです。中学で始めたら中学3年生まではやりきってほしいです。最後までやった仲間って形に残るんですよね。スポーツは上にいって活躍するだけがスポーツではないので、素晴らしい仲間と出会って欲しいなと感じます。

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お気に入り

ラジコン

野球選手ですが、ラジコンが大の趣味です。全日本選手権で4位入賞したこともあります。

ウイニングボール

41歳1カ月、史上最年長でノーヒットノーランを達成した時のボールです。今も記念に飾っています。