スカウトがきっかけで芸能界デビュー。松竹映画『夕月』の主役の選抜公開オーディションに応募し、6300人の中から見事選抜される。1971年、日本テレビ系の青春ドラマ「おれは男だ!」に主演。劇中では「剣道に打ち込む実直かつ純朴な青年」を熱演し、青春スターとして人気を博す。以来、青春映画・テレビドラマに多数出演し、後々「青春の巨匠」と呼ばれるようになる。1992年には第16回参議院議員通常選挙に、東京都選挙区から無所属で立候補、初当選。その後、沖縄開発政務次官、文部政務次官などを経て、2009年千葉県知事選挙に当選。
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尊敬する父の職業だったことから、将来は警察官になりたいと自然と思うようになっていました。父から「日本はすごい大きな国になる。だから、国際社会で生きていけるような人になれ。いずれは日本の為に尽くせるような男になれ。」と言われていました。昔から東映のチャンバラ映画が好きでした。叔父に教わって剣道を始めました。剣道からはいろんな事を学びましたね。大学受験に失敗し、母に負担をかけたくない一心に応募したのが松竹映画「夕月」の主役の選抜公開オーディションでした。賞金は50万円。当時、高卒初任給は2万円の時代でしたので、かなり大きなお金でした。すると、本当に受かってしまって・・・。最初だけ仕事をして自分は辞めるつもりだったのですが、その後青春スターとして売りだされ、辞められなくなってしまいました。ファンの方の応援を受けて、一生懸命になっていましたね。
テレビ番組がきっかけですね。「森田健作の熱血テレビ」という番組で司会をしていた時に、自分も偉そうに政治に関していろいろと発言をしていました。その時に「外野裏で吠えているだけではなくて、実際にやってみたらいい。そうしたら本当の気持ちもわかるし、考え方や意見も変わるよ」と言われ、政界を目指すようになりました。かつての父の言葉も思い出し、日本のために何かやる事もファンの方々への恩返しになるのではないかと思い、立候補を決意しました。
政界の世界に入った時に、父に報告したんです。その時に父に言われた言葉が今の私の基本姿勢の礎となっています。「国会議員になったら、偉い人がお前に頭をさげているが、それはお前に下げているのではなくて、お前のイスに下げているんだ」この言葉をもらったからこそ勘違いする事もなく、自分を貫いてここまでこられたのだと思っています。
初めて選挙で負けたのが2005年の千葉県知事選挙でした。嫌な仕事が来たら、「これはチャンス!」だといつも考えるようにしているんです。私の中では最初に負けたのは挫折ではありません。神様が「やめちゃダメだ!もう一回やれよ!たった6000票じゃないか!」と言っているのだと思いました。だからこそ、4年後の当選が実現したのだと思っています。
県民の人たちが千葉県を誇りに思えるようになってくれたら、あの時森田に一票いれてよかったと思ってくれたらとても幸せだと思っています。辞めたら世界旅行にでも行きたいですね!
森田健作といえば木刀!これでよく素振りをしています。
20年以上使用しています。今も時間があれば筋力トレーニングしています。