1983年に医師免許を取得し、関東逓信病院(現・NTT東日本関東病院)研修医、1985年に亀田総合病院心臓血管外科研修医として勤務して心臓外科学を学ぶ。1989年に亀田総合病院心臓血管外科医長、1991年新東京病院心臓血管外科科長、1994年に同病院部長に昇格、2001年昭和大学横浜市北部病院循環器センター長 兼 教授を経て、2002年(平成14年)順天堂大学医学部心臓血管外科科教授に就任。オフポンプ冠動脈バイパス手術に関する論文(タイトル:「Off-pump Coronary Artery Bypass, Mid Term Results」)を東邦大学に提出し博士(医学)の学位を取得。 2012年2月18日に、天皇陛下の狭心症冠動脈バイパス手術を執刀。 心臓外科医としての功績を評価されて、2012年10月故郷である蓮田市から市民栄誉賞が授与される。 2013年には「心臓移植手術を受けたマウスにオペラを聴かせた効果を評価したこと」に対して、イグノーベル賞医学賞を受賞。
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私が学生の頃、心臓外科というのは世の中の流れとして成長産業であり、医療の中でも脚光をあびていく分野でした。また、複線として父が心臓手術が必要な病気で、心臓手術で結果亡くなるのですが、手術の後、一時すごく良くなったのを目の当たりにしたという事もきっかけでした。
今まで多くの事がありましたが、やはり一番大きな事は2012年の2月の天皇陛下の冠動脈のバイパス手術ですね。振り返ると無我夢中だったのですが、うまくいき、この手術のおかげで取り上げて頂いたり、いろんなチャンスを頂いたりと自分の人生も大きく変わりました。その時の覚悟というのが一番大きな覚悟だったと思います。自分の通ってきた道に対して後悔しない、自分の前にあるこの扉を開いてこの道をいくんだという覚悟でした。
率直にもっと手術がうまくなりたいと思っています。もっとうまくなればもっと自分の思った通りの理想の患者の回復が得られるんじゃないかと思うからです。しかし、それはどこかで頭打ちになります。今は頭打ちになった状態で、考える余裕がないですね。 しかし、私は小学生の時に政治家になるという夢がありましたが、今違っても、別の世界に政治家の自分がいると考えたり、同年代の政治家の方との出会いで、自分があの道にいってたらという考えを糧にして、今の自分を高める事ができると思うのです。
若い人にはにはたくさんの可能性がありますから、決して心を折らないようにしてほしいです。 常に、自分はどこかで日があたって、自分の良いところをのばせるんだという思いを持っていてほしいと思います。そのために我々の世代がみなさんにできるだけチャンスを生かせる場を提供することをこれからも続けていこうと思ってますので、これからも一緒にがんばりましょう。
気に入ったら、同じものをずっと使う性格で、 この財布も同じデザインのものを、何代も使っています。
なんの変哲もない携帯なのですが、 やはり、ないとかなり困ることになりますね。