私のカクゴ

広島ガス スノーボードアルペン選手 竹内智香
たけうちともか

竹内智香

北海道生まれA型
職業:広島ガス スノーボードアルペン選手
趣味:スキー、旅行、スノーボード、ヨガ、ゴルフ
座右の銘:Locker bleiben

1998年、14歳のときに長野オリンピックで衝撃を受けスノーボード競技での五輪出場を決意。その後2002年には高校生ながらソルトレイクシティオリンピックに出場し、パラレル大回転で22位の成績を残す。その後トリノ、バンクーバー、ソチと4大会連続でオリンピックに出場。ソチでは銀メダルを獲得し、日本人女性のスノーボード選手で初のメダル獲得という快挙を達成し、2018年に開催された平昌オリンピックでは5度目の出場を果たした。オリンピック以外でも2012年のワールドカップで1位を獲得、2015年の世界選手権では銅メダルを獲得するなど、スノーボード界に名を残す成績を収めている。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

世界で活躍するメダリストの育成のみならず、スノーボード・ウィンタースポーツの普及を目的とし活動をする中で、どうしても切り離せないのが、「費用」です。用具そのものの購入資金、手入れするための道具、消耗品、遠征費用…挙げだすときりがないものですが、これが現実であり、スポーツを続けられない大きな要因のひとつと言えます。環境ひとつとっても、国内・国外問わず、コーチをそこまで連れてくるための費用ももちろんかかります。ここまでたくさんの人にいただいた「縁」と 「恩」。 直接お返しすることはなかなかできないけれど、私が世界中から与えていただいたものを、次の世代に繋ぐ。そのための大切な第一歩を&tomokaとして歩みます。

現在の仕事への想い

トップを知るコーチの存在:このプロジェクトを立ち上げるにあたり、必要不可欠だったのがコーチの存在でした。環境を作るための最も重要な人材「メダル請負人」として強豪国オーストリアのヘッドコーチを経験後、アジア人初のメダリストを誕生させたFelix Stadler氏を招聘しました。世界中のトップアスリートが認めるコーチの存在は&tomokaの活動にとって大きな財産のひとつです。世界のトップを知っているからこそ、その素晴らしさも苦しさもすべて伝えられる。
それが&tomokaの強みです。
年間を通した環境づくり:ウィンタースポーツとひとことで言つても冬だけ活動を行うわけではありません。標高の高い山は夏でも滑る事が出来ますしスノーボードだけじゃなく様々な運動の中からスノーボードの強化に繋がるものもあります。日本という小さな場所だけでは見えてこない環境も、世界中には沢山あります。選手として常に上を目指して走り続ける中で手にしてきたコネクションは、いつしか自分の大切な居場所にもなりました。欲しいものを手にするために揃えてきた環境を、次の世代へと繋げます。
選手として人として:アスリートとして成長する上で大切なことは人としても大切なこと。周りへの感謝の気持ちゃリスペクト、用具への心配りなど。特にデジタルコンテンツが身近にある現代だからこそ、あえてアナログな遊びなどから、
人と人との繋がりを肌で感じてもらいます。スポーツは誰かを打ち負かす事ではなく、仲間と切磋琢磨し成長していくもの。壁にぶつかった時や困難な状況に陥った時、そういった経験が、いつか大人になり社会に出た時に、きっと子供たちの役に立つ財産になるはずです。

あなたにとって覚悟とは

決断したことを全うすること。覚悟を持ってスタートに立つために、その時間までできることを全て行うこと。やりきったという思いでスタートに立つことで覚悟が持てると思っています。そういった状況でスタートに立つことができれば、たとえ結果が悪くても受け入れられると思っています。

カッコイイ大人とは?

子供心を持ち続けている人。ビジネスやスポーツ、様々な分野で成功している人たちにお会いし、その中でも子供心を持ち続けて、趣味等にも全力で子供のようにはしゃぎ、楽しむ、経営者や成功者という反対側にそう言った気持ちを持ち続けている人を素晴らしいなと最近感じています。

今後の展望

もしも選手として復帰するのであれば、そのときはもう一度本気で勝ちにいきたいです。そして、&tomokaのプロジェクトを始めたことで、私が何か目標を成し遂げる姿を見せることでまた違った希望につながると感じています。もしも、北京五輪に行くことができるなら、子供たちを五輪に連れていくことができたら最高だと思っています。

若者へのメッセージ

人生は一度。人生の岐路に立った時には常にチャレンジすることを忘れずに全力で取り組んでほしいです。迷いは失敗を生み出すと思っています。もちろん、選択をしていく中で、迷いことも多々あると思います。だけど、決断した時にはその決断した道を信じて全力で取り組んでほしいと思います。

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写真家 ハービー・山口

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お気に入り

マツダ CX−8

競技生活に集中していた一昨年までは、冬となると世界中を転戦していましたが、去年から今年は北海道で過ごすことが多くなっています。実家が経営する旅館のある旭岳まではもちろん、北海道では当然どこへ行くのにもクルマが必需品。サポートしていただいているマツダさんには本当に感謝です。雪深い道でも乗り心地がよく、シートヒーターが付いているので本当に助かっています。デザインもすごく気に入っていて、今の私の相棒ですね。

AiR クッション

最近よくあるルーティンでは、朝起きてからヨガをして、その後に前夜までに入ったメールのチェックと返信をすることが多いです。自分が主宰するアカデミー「&tomoka」の事務的な作業から、JOC関連の活動まで、パソコンを使って何かをすることがこの2年間はすごく増えています。それが終わればまた滑りに出たり、仕事に出たりと新しい1日が始まる。選手活動に専念していなくても日頃のコンディショニングは大切だと思うので、いいクッションを使うなどして工夫しています。