覚悟の瞬間(とき)

医療法人mirai さいわいデンタルクリニック 理事長 谷口正昭
たにぐちまさあき

谷口正昭

北海道生まれ
職業:医療法人mirai さいわいデンタルクリニック 理事長
趣味:読書。歯科専門書とビジネス書、自己啓発本を読みます。
座右の銘:「率先垂範」「利他の精神」

北海道医療大学歯学部卒業。平成18年札幌市清田区に学校前歯科医院開院。平成23年北広島市に「さいわいデンタルクリニック」開院。平成29年、全国最大規模の審美歯科チェーン「ホワイトエッセンス」に加盟。一般歯科診療にとどまらず、床矯正・インビザライン・ホワイトニングなど新たな分野での地域貢献を目指しています。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

祖父が医師、父親も歯科医師という医療系の家庭で育ったので、幼少の頃より漠然と自分も医療の道に進むと思っていました。大学進学の際に、医科か歯科で悩みましたが昔からプラモデルなどモノづくりが好きで手先の器用さに自信があったのと、やはり開業医として歯科診療を行っていた父親の姿を見てきたので、その影響もあり歯科医師の道を選びました。大学卒業の際にも、国家試験の成績を評価していただき、大学院への進学を勧められましたが、自分は開業医として臨床の現場で患者様の健康、笑顔に貢献したいという気持ちの方が強かったので、早々に開業の道を選びました。また自分は幸いにも、卒業後すぐに地域医療に真剣に取り組んでいるメンターに出会うことが出来、その方の下で勉強させていただくことができました。現在の診療のベースになっているのは、その方の下で学んだことが基礎になっています。現在、開業して11年が経ちますが、まだまだ学ぶことが多く、毎日充実した日々を送らせていただいています。

現在の仕事への想い

常々意識しているのは「この患者様は何を望んでいるか?」を考えるようにしています。どんなに優れた技術であっても、相手が望んでいることに合致していなければ、喜んで頂けない、貢献できないものと思っています。そのためには単に「歯を治す」のではなく、「患者様を知る、人を診る」姿勢が大事だと感じています。歯科治療・歯を治すことは患者様の食生活をはじめ、他者とのコミュニケーションの取りかたなど毎日の生活を変えることにつながります。当然毎日の生活が変われば、その人の人生も変わります。なので、歯科治療は単に歯を治してお終いではなくその人のライフスタイル、将来を変えるものだと思っています。ずっと歯で悩まれていた方が当院で治療することで、「よく噛めるようになった」「今までは食事が苦痛だったが、楽しみになった。」「歯に自信がなかったので、外出を避けていたが、今ではお友達と出かけて笑顔で話せるようになった」と笑顔を取り戻し、性格も前向きに明るく変化された方をたくさん見てきました。つまり、患者様は単に歯を治したくて、歯科医院を受診するのではないと思います。歯を治すことで手に入れたい生活、未来があるから受診するのだと僕は思っています。なので、僕は患者様にいろいろなお話を聞くようにしています。その中で、「この方が本当に望んでいることはなにか?」を常々考えています。その実現に貢献するのが歯科医療であり、僕の仕事だと思っています。また、この点が「病を治す」医科と「生活を改善する」歯科の違いなのだと感じています。

あなたにとって覚悟とは?

今までの人生の中で「覚悟の瞬間」、「よし!こうしよう!」と腹を括った瞬間は幾度とありますが、最近の「覚悟の瞬間」はまさに今年2017年です。今までは医院を大きくして、より多くの患者様に貢献できるようにとの想いからひたすら走ってきました。しかし、その一方で「患者様に貢献している」「人の役に立っている」と実感できていたのは僕一人だけだと気づきました。一緒に働いているスタッフが貢献感をもって仕事を行える環境を作れていないことに気づいたのです。スタッフが貢献感をもって働くことが出来る組織を目指し、今年はスタッフが主体的になって活躍できる全国最大規模の審美歯科チェーン「ホワイトエッセンス」に加盟しました。これは審美歯科のホワイトニングをはじめとしたメニューを歯科衛生士が主体となって行っていくものです。また、スタッフがより働きやすいように4月から診療時間を7時半から6時半に短縮しました。そしてスタッフが主体的に業務に取り組めるようにと、診療時間を一部区切り医院全体でミーティングをする時間を週に1回設けるようにしました。診療時間を短縮し、診療時間を区切ってミーティングを行うことは経営者としては勇気のいる決断でしたが、回を重ねるごとに活発な意見交換の場となっているのを目の当たりにし、普段の業務でも主体的に行動している姿を見ると、自分の決断が間違いでなかったと確信しています。

カッコいい大人とは

僕が考えるカッコいい大人とは「成長できる人」そして「許せる人」です。僕はどんな職業でも、「働く」ということはすべて「社会貢献」だと思っています。常に変化し続ける社会のニーズに応え、貢献していくために、人は常に成長し続けなければいけないと思います。自己成長のために自分の時間や資産を投資できる大人は素敵だなと思いますし、自分も常にそういった大人でありたいと思います。また経営者として常に意識しているのが「許せる人」です。人はどんなに気を付けていても、何かしら必ずミスをします。もちろん医療なのでミスは極力避けるように努めていますが、それでもミスは生じます。大事なのは部下がミスで委縮してしまうのではなく、そのミスを今後にどう活かすかに焦点を当てられるようにするかだと思います。トップの仕事は「部下の失敗を非難する」ことではなく「失敗から学べる」環境を用意することだと最近はとくに意識しています。この部分は自分でもまだまだ勉強不足だと感じているところなので、成長していきたいと思っています。

今後に向かって

歯科医師としてより多くの患者様の健康に貢献できるように、組織の拡大を目指していきたいと考えています。今年はホワイトニングなどの審美部門、床矯正・インビザラインなどの矯正部門の充実を目指し実行してきました。来年度には訪問歯科診療を始めることで、より多くの方のニーズに応えることができる組織にしていきたいと考えています。また、将来的には当院で働くスタッフがより働きやすくなるように、そして歯科医療以外での社会貢献を目指して「保育園」「介護施設」の設立も考えています。歯科医院は女性が多く働く職場なので、出産・育児を機に退職せざるを得ない状況があります。今後は保育園や介護施設を自前で用意することで、出産・育児、さらに親御さんの介護が必要な状況になっても安心して働ける環境を整えていきたいと考えています。「より多くの方に、より多くの人が貢献できる組織」を目指していきたいと考えています。

若者へのメッセージ

常に「疑問」を持ち続けてほしい。そして自分で自分を「認める」ことを大事にしてほしいと思います。自分の選択が常にベストかどうか、その疑問は持つべきだと思います。「もっと他にいい方法はないか?」「もっと貢献できる方法はないか?」「もっと効率のいい方法はないか?」疑問を持たずに「これでいい」と思っていると成長は望めないと思います。常によりベストな方法はないか?を意識して毎日を過ごすことで新しい発見があり、日々の中で成長実感を得ることができ、楽しく過ごせると思います。指示されたことをただこなすだけでなく、その指示された意味、それを行うことで社会に対してどのような貢献があるのか、それをより効果的に行うには自分には何ができるかなど、考えればきりがないぐらい考えられることがあります。そういった「疑問」を常に持って日々を過ごすといいのかなと思います。また、利他の精神で社会貢献を行おうとすると、自分の取り組みに対してなにか「見返り」や「他者からの評価」を求めがちになる方もいます。しかし、社会貢献は見返りや評価を求めて行うものではなく、人間の自然な欲求として行うべきことだと思います。なので、その取り組みに対して、外部に承認を求めるのではなく、自分で自分を認めてあげることが大切だと思います。かつて僕自身も他者承認を求めていた時期がありました。他者承認を求めると際限がなく、苦しくなります。他者承認ではなく、自分で自分を承認することができるようになるといいのかなと思います。

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