私のカクゴ

ほんだ動物病院 獣医師 張本和貴
はりもとかずたか

張本和貴

神奈川県生まれB型
職業:ほんだ動物病院 獣医師
趣味:ゴルフ、読書
座右の銘:温故知新

日本大学獣医学科卒業。在学中20以上の病院実習を経て千葉県八街市の動物病院へ入社。1年後には、千葉市緑区の分院長へ就任。大学病院などで研修を行う。在職中、2021年8月にJPB夜間動物病院を設立し、2022年3月に勤めていた分院をM&Aし独立、同年4月に千葉県茂原市の動物病院もM&Aし、現在3店舗の代表を務める。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

3歳のころからゴールデンレトリバーを飼っていて、14歳の時に亡くなってしまいました。幼稚園の時からの夢である獣医師という職業を決意しました。飼い主として、しっかりと向き合えたのだろうかという気持ちになり、喪失感はすごくありました。現実を目の当たりにし、自分の不甲斐なさ、力の無さを感じたからこそ、いまの仕事に打ち込める力に変わっていきました。

現在の仕事への想い

1つ目に、「当たり前の獣医療を当たり前に提供できる世の中にする」ことです。これは色んな意味が含まれていて、獣医学というのはこの10年でさえも発展を遂げ、飼い主様のニーズも変化してきています。当たり前が常に変化するからこそ知識のアップデートを行い自身の当たり前の基準を上げていくことが重要です。2つ目に、「社員教育を通じて本物の人材育成をする」ことです。当グループが考える本物の人材とは「智・仁・勇」の3つを兼ね備えた人材をいいます。智とは、正しい知識を常に取り入れより良いものにしようという姿勢仁とは、すべてのもの、人に感謝し仁義を尽くそうとする姿勢勇とは、何事にもチャレンジしようとする姿勢の事で、すべてを完璧にできるというよりこれを意識し人生を歩む姿勢が最も大切と考えています。

あなたにとって覚悟とは

人生の覚悟の時は2回ありました。1回目は最年少で分院長を任されたときです。この時は正直断るか迷いましたが、1人で診療する、若いからこそ世の中の最先端の当たり前と言われている獣医療を提供する必要がありました。あとは最初に決めた覚悟を磨くだけなので、様々な研究施設に足を運びたくさん教えを請いました。2回目の覚悟の瞬間はやはり独立するときです。分院長時代にどうしてもマンパワーが足りずに夜間診療を行うことができませんでした。千葉県内に夜間診療が少ないこともあり、救えない命もありました。在職中に既存の動物病院を夜間に間借りし夜間診療を行うJPB夜間動物病院というサービスを立ち上げて、その翌年に分院長を務めていた動物病院をM&Aさせていただき独立となりました。この時は従業員やその背景にいる家族を守るという揺るがない強い覚悟を持つことができました。

カッコイイ大人とは?

魂の樹形図と呼んでいますが、私は相当人に恵まれてきていると思っています。先人たちの知識や想いをたくさん教えていただき、そのエッセンスが私の中にも入り、またそのエッセンスを下の世代に伝承していき、魂の樹形図が作られていくと考えます。私はまだですが、しっかり下の世代に伝承することができる事がカッコイイ大人と考え僕もそうありたいと思っています。

今後の展望

変わらず「当たり前の獣医療を当たり前に提供する」世の中にしていくことです。現在千葉県で取り組んでいますが、「何のためにやるのか」という動機と、「どういう仕組みでやるのか」という動力、「どうやってやるのか」という動作が重要であると考えています。そのために価値観の共有や発信は今後も続けていきたいと考えています。日本全国でこの思いを広めていきたいです。そして、いつでも、どこでも、誰でも適切な獣医療を行える世の中にしたいと思っています。

若者へのメッセージ

人生の幸福は地域、社会への貢献と親孝行だと思います。想いはしっかり言語化しないと伝わりません。社会貢献も親孝行もできるうちにしておくとよいと思います。一緒に頑張っていきましょう。

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お気に入り

以前飼っていた犬の毛

中学生の時に亡くなってしまった犬の毛をお守り代わりにとってあります。自分の原点を忘れないように、最初に掲げた目的を忘れないように大切な時には持っていきます。

メモ帳

自分の想いや思いついたアイディアは未だに紙に書いてしまいます。これを自分の子供や下の世代に伝承して行ければよいなと思っています。