保育専門学校に入学後、中退。その後、アパレル会社に入社。アルバイトから始めて個人売上は常にトップ。バイヤーを経験し、将来に漠然と不安を抱くようになり、25歳で美容業界へ転職。正社員ではなくあえてフリーランスを選択し、顧客様を獲得。赤字化した店舗の立て直しなどに店長として関わり、2014年に東京でエステ、リラクゼーションサロンで独立。2店舗を構える。出産を機に店舗を売却し、その後もフリーランスで仕事を続ける。産後脱毛に悩み、毛髪診断士の資格を取得。現在の女性のための頭皮改善サロンkikka恵比寿店が誕生。2022年法人成りし、名古屋店、自社商品リリース、オンラインショップ運営、海外に向けても販売を展開。
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産後脱毛の時に相談しても調べても具体的な解決策が見当たらず、育毛剤の広告ばかり。病院に行くほどでもないし、大手はコース契約だし、何てネガティブな業界なんだろうと疑問に感じました。美容業界に関わっていたことがきっかけでたまたま毛髪診断士という仕事に出会い、相談する場所がなくて情報が少ないならば、自分で勉強しようと決意。しかし毛髪診断士の勉強をしただけでは浅く、髪のことは非常に難しく奥深かったため、頭皮の業界に20年いらっしゃった先生に弟子入りして学び、独自でも徹底的にデータ分析を行ってきました。ひっそりとお客様にだけ行っていたメニューだったのですが「悩んでる女性が沢山いるから広めたほうが良いよ」と言われたこともあり、またこの仕事は絶対に女性を笑顔にすると確信したことから、現在に至ります。
良い意味でも悪い意味でも「普通はこうだよ」に振り回されないようにしています。事業を行っていると様々なアドバイスを頂きます。そして、経営者は日々迷い短い時間で選択、決断を行っていかなければならないことも多いです。もちろんまだ自分自身は発展途上のため有難いお言葉やアドバイスを頂くこともありますが、どんなに凄い実績を残している方々でも考え方は結局のところ多種多様なのです。結局最後は自分で決める、お客様にもよく「自分で決めてね。やらされてるとか買わされてるって思うならやらない方がいいよ」と伝えています。頑固さと素直さのバランスを大切に、「そもそもこの事業は一体何のために行うのか？喜んでもらえるものなのか？」を信念に突き進んでいます。
やはり個人事業主のエステサロン経営から法人成りしたことです。私は基本的に決断や行動が凄く早いです。決断しながら動くほどです。しかしこの時ばかりは苦楽を共にし、0からお店を大きくしてくれたビジネスパートナーの女性がいたため、彼女の人生も背負うから間違った選択はできないと物凄く悩みました。規模は小さくても今のままの方がリスクはないよなと。でも覚悟してからの切り替えはやはり早かったです。よしやってやるか！と覚悟を決めた瞬間から、マインドがガラリと変わりました。「ただ目の前のことを地道に頑張るだけ」自分を一層強くし、その強さをもってお客様を応援する言葉にエネルギーを注入できました。
チャンスだと思ったら瞬発力を発揮し、ピンチの時こそ柔軟な発想をできる人だと思います。自信は「自信」というパーツを自分で見つけて組み立てていくもの。いつか◯◯をしたいです、でも私は◯◯なので無理です。というご相談をよくいただきます。スタートラインにも立ってないのにもう諦めている。いざチャンスの波がきても、今度は波に乗るタイミングを延々と待ったり、ケガをしないか「だけ」を調べて、時が過ぎ、その時には既に違う人がその波に乗ってるなんてことが多々あります。ネットの情報にすぐに飲まれてしまう今だからこそ、ピンチの時とチャンスの時に「自分」を持つことが大切。自信は誰だって最初あるわけがないのです。失敗のパーツを組み合わせたり、小さな成功を組み合わせて自信になります。
直近の目標ではありますがコンプレックスを克服し、次なるステップ「美」を提供できるサービスを考えております。コンプレックスを克服した女性が別人のようにキラキラした笑顔になっていく姿を見て、その笑顔をもっと見届けていきたいと考えるようになりました。そして、少し遠い目標もあります。幼少期、私は正義感が強く、困ってる人を見たら放っておけない、いじめも見過ごさない、犬や猫も拾ってきてしまうような性格でした。大人になって人を助けたかったら、「自分のコップの水が溢れて、溢れた水を分けられる人じゃないと助けられないよ」と教わり、自分もそういった人間になりたいと感じました。次は社会貢献できる事業を行うことが目標です。現在は会社、個人と微力ながら寄付活動も行っています。もっと大きな規模で行えるよう頑張っていきます。
SNSの普及で、なぜか自分が何者かにならないといけないと焦ったり、YouTubeで観た華やかな暮らしをしている方の一部分を切り取って、行動をする前に自信を失ってしまったりしている方を多く見かけます。しかし、若いときは助けてもらえる人、応援してもらえる人になった方が断然お得です。近年、情報量が圧倒的に多く、家でネット検索をして眺めているだけになってしまっている人、文字だけのやり取りに慣れてしまい、リアルなコミュニケーションを取ることを恐れ、自らシャッターを閉じてしまう人が多いように感じます。アナログですが、ネット上で完結せず、自分の足で歩き、行動量を増やし、完璧じゃなくともやりながら考える癖を付けてみてください。若いときは行動の質より量。完璧を求めず「なんとなく形にしてみた」そこから始めてみて下さい。声に出していれば良い意味で、お節介で面倒見の良い成功した方が助けてくれると思います。
お客様にアクセサリーの作家さんが2人いらっしゃいます。必ず仕事に行く前つけて「よしっ！今日もがんばるぞ」という勝負モードに切り替わります。在宅で仕事の時も必ずつけるほどお気に入りです。
こちらも知り合いのアクセサリー作家さんに作っていただいたピアスです。仕事中やプライベートなど多岐にわたって使用するほど気に入ってます。
