札幌市立札苗中学校卒業、現場で働く、19歳でNHK学園高等学校卒業。卒業後は神奈川県のボーリングという機械で穴を掘る会社に入社。そして父が創業した有限会社北要工業に27歳で入社。父から代表取締役を受け継ぎ2代目となり本社を北海道から神奈川県に移転する。
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父が創業して会社を経営していたが幼い時から父から受け継ぐ話はされていました。その為、土木建築の仕事に携わるとは幼い時から思っていました。19歳の時に神奈川県のボーリングという機械で穴を掘る会社に入社して様々な事を経験したのちに27歳で有限会社北要工業に入社しました。
近年は自然災害で全国的に土砂災害が発生してしまいます。そのような災害から事前にがけ崩れを防いだり、崩れてしまった場所では安心して暮らせるように山や自然から人や物を守る仕事です。その作ったものは形として残るのでやりがいを感じます。過去には父親の時は奥尻島の復興の仕事、私の時には福島第一原発敷地内のフェーシング工事や三陸鉄道の南リアス線の復興工事と誇りを持てる仕事が出来ることです。
働いている仲間と家族を守る先に会社が有るということ。仕事は自然相手の仕事で危険と隣り合わせなので現場では朝から覚悟を決めて仕事に取り組みます。覚悟と同じくらい大事にしているのは感謝です。働いてもらう仲間に感謝、自然に感謝、元請・発注者に感謝です。27歳で父親から会社を引継ぎ毎年覚悟の連続でした。
自分のことを主張せずに周りの人を立てる人です。誰かが危ない思いをする時には前に出たいです。例えば電車のホームを待ってる際も電車が来る方向に立っていて、誰かが危ない時に瞬時に助けられる人でありたいです。そういった気配り、目配りができる人でいたいです。
法面工は高齢化も有り職人が減っている現状があるので法面工の仲間を増やしていきたいです。横浜を起点に全国で仕事が出来る職人を増やしたいです。自然に囲まれた日本の中で法面工という仕事を全国に広げていきたいという気持ちです。法面工のやってる仲間はみんな優しいので是非、色んな方にチャレンジしていただきたい。
若者から大人になっても若者の時に感じていた大人もいるとは思うんですけど、大人でもきちんとしている人はたくさんいるので、大人を信頼して我慢しないでどんどん自分を出して一歩一歩進んでいってほしいと思います。
現場作業の際の相棒です。長年、愛用しているものになります。
作業者を墜落災害から守るものです。いわゆる命綱になります。これがないと仕事はできません。