商業高校卒業後、19歳で結婚。その後4人の子宝に恵まれるも、37歳の時、最愛の主人を事故で亡くす。アパレル業で家計を支え、39歳の時、福祉業の方と知り合い勧めもあり、介護の学校へ進学。2年後、資格を取り、現在に至る。
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4人の子供たちのパパを亡くし、手に職(資格)を持たないままアパレル業で家計を支えながら必死で生活していた時、福祉の仕事をされている方と知り合い、お付き合いさせていただいていました。その方に「子供たちのためにも、資格を取り、仕事した方がいい」と言われ、福祉の、介護の話をされ今からは絶対必要な資格だと力説されましたが、まったく興味もなくできない仕事だと思っていました。しかし、彼の働き方、話を1年かけじっくり見て、聞きやってみようと思い、介護の学校へ入学。自身の子供と同じ年齢の子供たちと2年間一緒に学び、学べば学ぶほどに素敵な凄い仕事だということに気づき、無事に資格を取得し卒業するころには早く働きたいと思っていました。彼と同じ職場で働くことは簡単だったのですが、大きな施設で働くことより、ご利用者お一人お一人と接することを選び、訪問介護へ。私の天職なのではないかと思うぐらい毎日楽しかったです。しかし、1年たつか経たないかの時、彼が、職場で倒れそのまま亡くなってしまいました。彼もまた必死に自分の城を守っていたのだと思いました。その城を無くしてしまってはいけないと同時にこれはチャンスなのではないかと思い引き継ぐ決心をし、引き継いだことが始まりです。
毎日毎日同じようなことを繰り返している日々ですが、1日たりとも同じ日はありません。そんなかけがえのない1日を一緒に過ごさせて頂くための支援・援助をさせて頂くこと。「今日も1日楽しかった」そう言って頂けるよう、スッタフも一緒になって大笑いしながら楽しく活動しています。
結婚したのですが、そのあとに大切な人を失った時です。元々やっていたお城を、守る責任感を感じました。なしにするのは簡単だったけど、なしにしてしまっては、今来てくださっている方に申し訳ないからこそ、引き継ぐ覚悟をしました。1から作るのは大変ですが、できあがっているものを引き継がせていただくので、できないことはないという自信が得られました。その中で、人と関わることが重要なので、少人数にこだわっています。
やりたいことに挑戦できて、挑戦することが楽しいと思える人です。理想に近づくために必要なことはいろいろな方と関わりを持つこと、話を聞くこと、見ること、感じることです。私たちのコミュニケーションというのはお話するだけではなく、見ていることが重要だと考えています。見ているだけで何がしたいのかわかってくるので、なんでも手を出すのではなく、支える、支援をしていき、楽しく仕事をしています。
高齢化が進んできてしまっていて、独居の方や老老介護の方が多くなってきています。一番居心地の良いご自宅で1日でも長く生活して頂きたいので、トータルで関わることのできる訪問介護の立ち上げを考えています。また小規模デイサービスを拡大ができればいいなと思っています。社名の通り「あっとホーム」な居心地の良い場所の拡大を目指します。
いま、自分の知りえる世界はまだまだ小さなものだと思います。もっとたくさん自分の知らなかった自分に出会うためにも、たくさんの人の話を見て、聞いて、関わりを持って、いろいろな自分、いろいろな世界を知っていってください!頑張ってください。
プルメリアの花を初めて見た時なぜか惹きつけられ、その日以来、目に留まる様になり、身に着けるとなんだかほっこりするようになりました。プルメリアの花言葉は「ひだまり」なので、そんな人になりたくて着けています。
事業所の制服です。南国の元気がもらえるように、そして見つけてもらえるようにしています。