覚悟の瞬間(とき)

医療法人社団清優会 理事長 花房 火月
はなふさひづき

花房 火月

大阪府生まれO型
職業:医療法人社団清優会 理事長
趣味:ジョギング、読書
座右の銘:人を理解してから理解される

東京大学医学部卒業。癌研有明病院や東京大学医学部附属病院、NTT関東病院などで研修を積む。東京都三鷹市にて独立後は年間2800件を超える手術を担当するなど皮膚科、皮膚外科の分野で活躍している。2014年には埼玉県新座にもクリニックを開設。テレビ出演歴も多数。

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来歴

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幼少期~学生時代

大阪の郊外のごく普通に生まれました。親も特に医者という訳ではなかったです。幼少期は体が弱く、よく病気になっていたそうです。1歳の頃には肺炎で生死の境をさまよった事もあります。小学校のときにも髄膜炎で入院するなど学校も休みがちでした。小学校高学年に野球などのスポーツを初めてから身体が丈夫になっていきました。小学校の頃は家ではほとんど勉強せず外で遊び回っているような子供だったのですが、中学校の時から勉強に目覚め、家でも勉強に励むするようになりました。特に興味を持ったのが歴史と数学でした。それから私立の高校に入学してからそれほど勉強を熱心にせずにのんびり過ごす事が多かったです。特に目標があって高校に入学した訳ではなかったので必然であったのかもしれません。高校を卒業してから自分の進路について深く考えるようになりました。医師になりたいと決意してからは活動している時間の大部分を勉強に費やしたのですが、高校時代にさぼっていたつけは大きく、2浪する事になりました。

現在の道へ進んだきっかけ

幼少期身体が弱かったため、医師という職業には漠然とした憧れがありました。子供のときには宇宙飛行士になるか医師になるか発明家になる事が夢だったのですが、高校を卒業したときに現実的に考え医師になる事を選択しました。なぜかその頃は今より現実的な考えを持っていたように思います。医学部に進学してからはスキーやスノーボード、スキューバダイビングなどこれまでにやりたかった事をやりつつ、医学の勉強に打ち込みました。皮膚科に関しては子供のとき父親、兄と一緒に毎週のように皮膚科に通っていたのですがあまりよくならず、皮膚科というのはそんなに難しいのかと感じたのが最初の出会いでした。自分の進路を考える際にいつかあっさりと患者さんを治せる皮膚科医になりたいと思っていたことを思い出しました。また自分自身、アトピーを煩っていたので、同じような悩みを持っている人の力になりたい、と思い皮膚科になることを選択しました。その後、恩師に恵まれ皮膚科について厳しく指導していただき皮膚科の基礎について深く学ぶ事が出来ました。

覚悟の瞬間

皮膚でお悩みの患者様のためにきめ細かい診療を実践したいという気持ちから開業したのですが、開業当初は特にこれをやりたい、という明確な目標もありませんでした。一人で外来をこなしているうちに、粉瘤などの皮膚腫瘍で来られる患者様が多く、外来で素早く手術が出来るようにとたまたま始めた手術方法がなぜか評判になり、岩手や徳島など全国から患者様にご来院いただくようになったという事がありました。そのときから皮膚のことでこんなに困っている方がいる、私のような小さいクリニックでも必要としてくれる人が全国にいるということに驚き、自分がもっとがんばっていかなければいけないとの使命感を持つきっかけとなりました。また患者様の話をきき、患者様が困っていること、過小評価されてたり、十分ない医療が提供されていない分野に積極的に取り組みお困りの方のために役に立ちたいと思うようになりました。

今後の目標

現在、医療全体で手術の低侵襲化が進んでおり、より患者様の身体の負担が少なく、傷跡を少なくする治療が進んでいます。本来、低侵襲化を率先して行うべき皮膚科において、残念ながらそれが遅れており、とるべき皮膚腫瘍の何倍もの大きな傷を作ってしまうことが普通でした。当院では、他院に先駆けて手術の低侵襲化を実施し、素早くてきれいに治る手術を実施してきました。今後はさらにその方針を押し進めていきたいと思います。皮膚外科以外の一般皮膚科、美容皮膚科の分野においても同様で、患者様の視点に立ち患者様が必要としている治療を徹底して実践していきたいと思います。結果的にこれまで分からない、死なない、治らないと言われた皮膚科のイメージを変え、分かりやすく、すぐに治る治療、結果にこだわる皮膚科診療を実践していきたいと思います。今後は、当院の方針を多くの人に知ってもらいたいと考えていますので、さらなる分院展開をして行きたいと思います。

日本を背負う若者へのメッセージ

最近、東大の近くのラーメン店で食事をしていたときに、東大生と思われる若者が「こちらの会社に入った方が生涯年収が高い」とか「こちらの会社の方が安定している」といった話をしているのを聞いて少し残念に思った事があります。若いときは生涯年収や安定などに余り気を取られずに、やりたい事に大いに挑戦していただきたいと思います。私も大学の医局に残っていたら安定した生活を送れたと思いますが、それを捨てた結果、いろいろと目標や情熱を傾ける事の出来る仕事に出会う事が出来ました。そして今は若いときよりも大きな目標を持つ事が出来ています。どんな分野にも必ず挑戦するべきフロンティアの部分があると思います。始める前に余り悩まずに、やりたい事、新しい価値を生み出す可能性のある事に大いに挑戦していただきたいです。

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皮膚の表面を見る顕微鏡です。皮膚のできものや色素斑を観察し、悪性腫瘍でないか等をチェックします。肌荒れで悩む方の肌の状態もチェックする事が出来ます。皮膚科医で普段の診療で一番良く使う道具かもしれません。

腕時計

以前趣味で腕時計を集めていました。ほとんどの時計は売ってしまったのですが気に入ってこの時計は残してあります。スキューバダイビング用の時計で金属の固まりという雰囲気が好きです。自分の細い手首には似合ってないのが自分でも分かるのですが、昔からこういう雰囲気の時計が好きですね。