覚悟の瞬間(とき)

株式会社NITTA CONSULTING FIRM 代表取締役 仁田晃人
にったあきひと

仁田晃人

福島県生まれO型
職業:株式会社NITTA CONSULTING FIRM 代表取締役
趣味:愛犬たちとの散歩、読書
座右の銘:日進月歩、温故知新

原子力発電所・核融合研究所にて試験、試運転を12年経験。その後、国内損保会社所有不動産の総合監理を13年経験したあと、大手外資電気通信会社でデータセンター構築コンサルを3年経験。すべて電気・電子技術を中心に業務を行い、2016年より本格的に、太陽光、風力、バイオマス等再生可能エネルギーコンサルを推進。その他、科学技術鑑定、労働安全コンサルティング、企業の人事採用、人材育成について関わり、現在に至る。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

もともとは原子力発電所・核融合研究所でスキル、知見を向上させてきました。自らが行ってきた業務ですから、そこには安全・安心なエネルギーであるという自負もありました。しかし、2011年3月11日、2:46に起こった東日本大地震および大津波は、いともたやすく、その安全神話をも崩壊させてしまいました。私の実家は、福島県浪江町で、かつ海から300mも離れていない場所にありました。大津波によって、両親だけでなく、祖母、そして多くの知人も亡くなりました。これで、原子力・核融合発電もまだ人類が完全に制御できないことはこれで明白となりました。しかし、依然として人類が便利な生活をしていくためには、エネルギーは必要です。原子力や・核融合に頼らずにエネルギーを作るためには、再生可能エネルギーが必要なのです。再生可能エネルギーを生む、太陽光、風力などが故障しても、故郷に帰ることができます。原子力事故は故郷に帰ることができないのです。

現在の仕事への想い

私は、電気電子分野を専門とするプロフェッショナルエンジニアです。科学の利用は人の生活や行動などを便利にする一方で、危険も伴います。過去に、仕事のなかで技術に関連する事故も多く見てきました。仕事もプライベートにも危険は潜在しています。「安全」はすべてのことに優先してはじめて、良い生活が送れるものと考えています。また、「技術」を扱うのは、AIやロボットが飛躍的に進歩した今でさえ、やはりヒトがそれらをつくりだし、コントロールしたりします。「安全」「技術」「人」が相互に関わりあって、それぞれを引き出す技術コンサルを行うように心がけています。

あなたにとって覚悟とは

やはり起業するときです。日本国内における一般的な技術への考え方なのが、技術の知識やスキルは自由に提供されている点です。実は、技術も知見も、重要な財産です。特許、実用新案など取得していれば良いのでしょうが、技術のすべてに特許申請することは現実的ではありませんし、そもそも、新技術よりも既存技術をどのように生かすかという積み重ねで技術は成り立っていると思います。テレビや新聞等にひっきりなしに出演しているわけではないですから、技術コンサルとして、社会に要求されるかどうか不安でした。でも、安全・安心なエネルギーを人類には必要だと考えると、どうしても自らがその役割を担わなければならないと思ったこと、福島でうまれたことを鑑みれば、自分がやらずして誰がやると考えたときが、覚悟した瞬間です。

カッコイイ大人とは?

好きなことを仕事にしており、その仕事をきちんと社会に貢献している方だと思います。面白くなさそうに仕事をしている方もいるのは事実です。サラリーマンですと、様々な制限もあり、自由に仕事をする機会も多くは無いと思います。面白いこと、好きなことを仕事にして、自分のしている仕事の姿を見て、面白そう、楽しそうと感じてもらえればしめたものじゃないでしょうか。仕事している姿や声を聴いてもらって、モチベーションを与えられるようにしたいですね。

今後に向かって

再生可能エネルギーのネガティブな部分だけはいつもクローズアップされます。太陽光発電の不安定さ、風力発電のブレード損傷、バイオマス発電の燃料調達・・・。たとえば太陽光も風力発電も不安定なのは仕方ありません。天候に左右されるのですから。しかし、それを補う制御技術や、設備、そして、ビックデータの活用でなんとかできます。ブレードの一本が折れたり、タワーが折れたりして、故郷に帰還できないような大きな事故になりましたかということなんです。事故の確認のために、事故現場まで調査でいくことができます。しかし、原子力発電所では事故現場に行けませんでした。いかに再生可能エネルギーが安全・安心で、資源産出国で無い日本にあったエネルギーであるかを広めるとともに、「安全」「技術」「人」に関わるコンサルティングを通じて、企業や組織、社会の発展に貢献していきたいと考えています。特に、倫理観をもったプロフェッショナルエンジニアを育成していきたいと考えています。

若者へのメッセージ

みんながこうしているから、こう考えているからと考えていた夢や目標を閉ざしてしまう人を見てきました。まして大企業に就職して安定した生活を送りたいという方も多くいらっしゃいます。私も、大きな企業で自分のスキルや知識がどのレベルにあるかも図ってきました。その結果、たしかに良い給料も得ていたかもしれません。それなりに満足度もありました。でも、起業してからは、その何倍も何十倍もの満足度を得ることができています。好きなこと、面白いことを仕事にしつつ、自らの仕事の大義名分を持つことが大事だと思います。私の大義名分は、原子力に代わる安全安心なエネルギーつくりだし、それを送電網に送りこむ。そして、企業、組織、社会への貢献を行う。整理すると、自らの働く大義名分を見つけ、それが面白く、楽しくしつつ、仕事にするにはどうすべきかとことん考えてみることが大切だと思うんです。

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