覚悟の瞬間(とき)

グレースメディカルクリニック 院長 伊藤信久
いとうのぶひさ

伊藤信久

福岡県生まれB型
職業:グレースメディカルクリニック 院長
趣味:家族旅行
座右の銘:人生是一箇、活殺全我在

鹿児島大学医学部医学科を卒業後、福岡に戻り、スーパーローテートで初期研修を行った。2年終了後に某大学心臓血管外科に入局。日本外科学会外科専門医(現在、認定登録医)を取得し、心臓血管手術に多数携わり、冠動脈バイパス術など術者としての経験の他、国際学会発表や論文発表などの経験も積んだ。退局後は小児科、糖尿病内科、人工透析などを、クリニックで経験した後、平成26年に開業。0歳児から100歳代の方まで幅広く外来診療しながら、在宅医療にも力をいれ、多数の患者さんを診ている。美容医療、自由診療も多く扱いながら、それぞれの要望にあった医療の提供を行っている。(日本循環器学会専門医)

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

もともと、医師を目指したきっかけは大きく3つあります。一つは自宅の近所にあった耳鼻科の先生が非常に親しみやすく、患者受けもよく、『何かあるときはいつでも電話して』と言ってくれる方でした。実際、深夜に中耳炎でお世話になったこともありますが、嫌な顔一つせずに対応してもらった記憶があり、こんな先生になれたらいいなぁと小さい頃は漠然と思っていました。二つ目は幼馴染が小学校の時のクリスマスに亡くなったことです。数日前に本人に会っており、すごく無力に感じ、もっと他に何かしてあげれたのでは…と思ったことは今でも忘れません。三つ目は、7歳年上の兄の影響で、医師を目指して勉強している姿をみて、自分もなってみたいと思うようになりました。これらが、医師になったきっかけです。医師になり、心臓外科を目指そうとおもったのは、医師の特権ともいえる手術にあこがれ、また、循環器に興味をもったことでした。自分の腕で患者が救えるかどうかがかかってくる仕事にすごくあこがれ心臓血管外科に入局しました。

現在の仕事への想い

一番大事にしていることは、患者さん中心に物事を考えるようにしていることです。それぞれの悩みも同じであったとしても過程が異なり、受け取り方も様々です。治療に対しての気持ちも患者さんそれぞれで違うため、できるだけその方にあったフォロー方法、治療法を提案するように努めています。押し付ける医療は行わず、本人にあったオーダーメイド医療が提供できるためにも、できるだけ自分の知識も新しく、幅広くできるようにセミナーに行ったり、研究会に参加したりしています。クリニックで診療するには専門性が必要なこともありますが、当院のようなファミリークリニックの要素の強いクリニックは専門性よりむしろ幅広い治療の提供がより必要と考えています。

あなたにとって覚悟とは

今までの人生で覚悟の時は大きく2回あったと思います。一回目は浪人しようと決めた時です。医学部受験に失敗して浪人することが嫌で某義塾大学に入学することを決めており、住むところも決定していました。手続き直前に兄に目を覚まされ、『今まで目指していたものを一回の失敗だけではあきらめない』と心に決めて浪人することを決めました。もう一点はメスを置くことを決めた時です。医師になってそれまで生きがいのように思って手術に携わっていました。術者としての経験も積ませていただいていましたが、このままここでしても自分のためにはならない気になり、海外に目を向けるようになりました。その準備を考えている時に研修医時代にお世話になった小児科の先生から誘いがあり、全く別の世界だけど、より身近な地域医療を行うのも悪くはないかなと思い始めました。本来の医師になったきっかけとも結びつくために、この誘いを受け入れ、きっぱりメスを置くことを決めました。

カッコイイ大人とは?

仕事で成功している人、自分のやりたいことを全うできている人は皆カッコいいと思います。それぞれの努力の賜物ですから。ただ、その中で、自分の大事なものを守りながら、やりたいことをやれる事はもっとカッコいいと思いますし、自分はそれを理想としたいと思います。自分にとって大事なものは家族です。家庭を顧みず仕事だけに専念することは悪いことではありませんが、支えてくれている家族を第一に考えたいと思っています。疲れていたり、うまくいかなかったりするときも家族といると気が休まります。今後も家庭円満で仕事に結果を出していきたいと思います。

今後に向かって

より多くの患者さんにより満足いただけるサービスが提供できるクリニックを目指しています。保険診療だけでなく、自由診療にも力を入れていきたいと思っています。保険でやれることには限界がありますが、自由診療は幅が非常に大きいです。そのためにもさまざまな知識が必要と思っています。自分一人で行っていくには時間が限られていますので同じ気持ちで診療を行ってくれる他の医師と協力してクリニックの機能を強化したいと今は思っています。常に向上心を持ち続けて信頼されるクリニックになるのが目標です。

若者へのメッセージ

医師の世界も、自分が研修医になった時と今では大きく変わっている気がします。積極性や自主性がより求められるのではないかと思います。医局に属する人、そうでない人、勤務医、開業医、いろいろいるかと思いますが、早い時期にしっかりとしたビジョンを持つことが大事ではないかと思います。自分も当初は医局に残り実力をつけていきたいと思っていましたが、大きく方向転換をし、現在は本来の自分の理想とする医療の提供ができる環境になってきましたし、非常に充実した毎日が送れています。あの時に覚悟をきめて本当に良かったと思っています。今後は高齢化が更に進み、医療保険も介護保険も厳しい状況になるのではないかとおもいます。その中でも毎日が充実していると言える診療を患者さんに提供して頂きたいとおもいます。

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仕事道具の基本中の基本。これなしでは診療ができない必須アイテム。一番聴きやすい、使用しやすいものを選んで、ネームを刻印してもらっています。

高濃度ビタミンC

人間の体内では合成できないビタミンC。健康維持とアンチエイジング目的で点滴と外用を使用しています。使用していて、身体の調子も肌の調子も非常にいいです。クリニックに美容部門も併設しているため、常にアンチエイジングには意識しながら最先端の医療の提供に努めています。