まるみ麹本店 代表取締役社長 山辺啓三
やまべけいぞう

山辺啓三

岡山県生まれA型
職業:まるみ麹本店 代表取締役社長
趣味:音楽
座右の銘:三方よし

昭和61年3月 香川大学大学院農学研究科微生物利用学専攻課程修了
昭和61年4月 まるみ麹本店入社
平成17年3月 代表取締役社長に就任

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

先代である父の事業の灯を消したくないと大学進学時に決意しました。ただ続けてこれたのは経営理念が心に焼きついたからです。実は中小企業家同友会という組織に父が入会していた関係で、会社に経営理念が大事であることを私は早く学ぶことができました。そして自社の目的は人を健康にすることだと早期に認識できました。原材料や製法へのこだわりが高まっていた中、台風による水害や干ばつの影響で2年連続して大豆が高騰する事態が発生しました。当時社長であった父は安価な輸入大豆の使用に切り替えようと申し出てきました。そのとき私は自社の理念に反すると父に進言して結果的に良質な国産大豆の使用を続けたのですが、翌年父から社長交代を申し出られて引き受けることにしました。

現在の仕事への想い

人や自然を大事にして世の中のために健康生活につながる食を提供しようと頑張っています。医食同源と言われるように本来食は健康づくりの基本で、原材料や製造技術を高めてきました。ただいくら健康に良いと言っても薬事法に触れるわけにはいきません。大学・研究機関とのコラボでエビデンスを取ったり公共機関の認証などを通して、商品価値を説明できるようにも努めています。また社員の皆さんにもご家族元気で生活されるようにと日々学びを深め、社内の労働環境の改善にも取り組んでいるところです。社員満足こそが顧客満足につながる。身近なものを大事にすることで周囲も本当に大事にできるようになる。もっと多くの方に健康生活がお届けできるように人との関わりを大事にして参ります。

あなたにとって覚悟とは

仕事において覚悟したのは、社会において会社のやるべきことは何なのだろうと真剣に考え、経営理念が自分の腹に落とし込むことができたときでしょう。覚悟とは自分の命を他のために使えるような命を賭けた決意のようなものではないかと思います。今の日本では医療費が増大しても疾病が増えています。現代の食生活などに対して、伝統的な日本型食生活の価値、素晴らしさを提案などしていきます。

カッコイイ大人とは?

大きなことをやり抜いている人は立派だと思います。やっていても、ゴミ拾いしたりとか、他人の領分まで侵さない自分の必要な分だけで謙虚な生き方をしているかた。人が生きる上で自分に必要以上のものを取るのではなく、自分にとって最低限必要なもので生きているような人。

今後の展望

日本で疾病が増えている原因には生活環境の悪化やストレス社会など色々ありますが、やはり日々の食の内容が劣化し、人にとって不自然な生活様式になってきたことが大きな原因と思います。日本食の基本である発酵食品を支えているのは微生物です。地球の自然環境を支えているのも微生物です。発酵産業に携わる者として、この微生物の価値、発酵食品の素晴らしさを次世代に伝えていくべく、現代社会で必要とされる製品を創出し続けられるように良い会社づくりを目指していきます。

日本を背負う若者へメッセージ

織物は縦糸と横糸で出来ています。縦糸が織物を支える役目を果たし、横糸が色鮮やかな柄・模様を作っていきます。これを人生に擬えると、縦糸が時代を超えて変えてはならない基本姿勢、横糸が時代に合わせて変化させるべきものと言われます。織物の縦糸は外から見えません。見えたら失敗作です。同じように人生の縦糸も見えにくいものです。身近にあって当たり前すぎるからです。人生をしっかりと内部で支えているもの、それは親から受け継がれる生命や多くの先人の恩恵、互いを慈しむ心などです。しかし現在社会では核家族化やグローバル化などで、縦糸の存在が見えにくくなってきているようです。縦糸無くして横糸だけで色柄は織れないのに、縦糸を張らずに絵柄ばかり追い求めている感じです。縦糸をしっかり張ったら横糸は通りやすく綺麗に仕上がります。自分の人生の絵柄を実現するためにも、縦糸の存在を大事に日々歩んで行ってほしいものです。

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お気に入り

万年筆

結婚したとき妻から頂いたものです。最初は「これほど上等な万年筆を使うことあるかな」 と思っていたのですが、だんだんと「いつかこの万年筆が使えるような人になりたい」と心に誓うようになり、万年筆は大切に引き出しにしまっていました。そんなある日、私にとって転機になる出逢いがありました。その方は「ハガキ道」という世界を築かれた人で、私に「下手でいいから、ハガキを毎日10通書きなさい」とご指導くださいました。そのご縁で便りを手書きで書くことに親しむようになり、その中で得られる心の学びを続ける内にいつしかこの万年筆を使うことができるようになりました。この万年筆を持つたびに心に気合いが入ります。

尺八

尺八は大学時代にサークル活動で始めました。40年も細く長く続けてきましたが、もちろんそれまでの間には、他に優先すべきことも増えてきて、「もう演奏は止めなきゃ。」と自分に言い聞かせることが何度もありました。しかしそんなとき必ず誰かに励まされたり、助けて頂いたりしながら、続けてくることができました。実はこの尺八は少し扁平になっているので、仲間からは「これでよく吹けるね?」と言われますが、初めて買ったこの尺八が一番のお気に入りで、今でも私を支えてくれています。