順天堂医療短期大学卒業。大学病院勤務後、保健師へ転身。経験を活かし2006年独立。2021年会社売却。現在は、さらに社会的健康を考え、新規会社設立、奮闘中。
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今までは、万人向けのサービスを展開し、あらゆる企業、機関から相談を受けて課題解決を行ってきました。相談件数は2万人をはるかに超えています。そこから現在人材サービスに転換しています。これからは「個」の時代だと思います。人材サービスの「個」の行きつく先、個人の探索、自分探しをしている中で、それに気づき、内容を大幅に変える必要があると感じ、新会社を立ち上げました。
大人個人が未解決なことを先送りし、子ども達に解決を期待するループ、そして知らず知らずに「親が自分の子どもを私物化していく」という連鎖に、今の子ども達が苦しんでいます。親が大人ができなかったこと、やらなかったこと、この未解決問題をどうして現代の子供たちが大人に変わって解決していかなければならないのでしょうか。社会が悪いと言っている大人はそう感じているなら、社会を良くしようと本気で戦わなければなりません。その連鎖を断ち切ることは、私たち大人の努めだと考えています。自分たち大人が「自分の人生で生きること」。今、子供のことでうまくいかない人は、まずは自分や親のことを振り返ってみてください。幼少期や過去の記憶をたどること、脳力を活用することで、子供がうまくいくようになってきます。教育サービスを通じて、お子様だけでなく、親御様、企業に対しても幅広く伴走していきたいです。
自分の会社を売却するタイミングです。起業をすることは子供を産むことと一緒だと考えています。前の会社は私にとって娘のような存在です。売却をしたことは、娘を嫁に出したような感覚に近いです。会社を手放すことは容易なことではありません。思い入れが強いほど、なんとか手元に置いておきたい、できれば手放したくない。しかし、娘のことを考えるなら、いつまでも親の私物のように抱え込んでもいけない。様々な覚悟、葛藤もありましたが、娘のさらなる成長を願い決意をしました。
今も昔も私にとってカッコいい大人とは「有言実行」です。最近は意見をもつことさえ、なくなってしまっている人が多いです。口から出た言葉には責任を持つことです。今の時代は自分の言った言葉に責任を持てない大人が多い気がしています。父にも「お前は決めたことは絶対やる」と言われるほど、自分の言動に責任を持ってきました。つまり侍、武士道を貫いて欲しいです。武士のように切腹つきの発言をする覚悟はできているのでしょうか。カッコいい大人とは「武士道を心得ている人」だと思います。
人材サービスの「個」の行きつく先、個人の探索、自分探しをしている中で、サービスに向けて繋げていきたいと思います。きっかけは、私が中学生時代に綴っていた一冊の日記でした。結婚をするタイミングで、家のものを整理している際に、中学生時代の日記を見つけました。日記を処分しようと纏めておりました。何年かして、父が亡くなり、父の部屋を掃除するタイミングに、父の少ない書籍が並ぶ本棚の中に、私の捨てたはずの中学生時代の日記が見つかりました。私にとってはただの中学生時代の日記でしたが、父は大切に保管をしてくれていました。過去の自分と今の自分との違いを客観的に見つめている中で、進路や今後の将来について悩んでいるお子様、だけではなく、その親御様も助けていきたいと思い、新たな教育ビジネスの展開を考えています。勉強であれば家庭教師のように、モチベーションを専門としたサポートを行うコーチ事業を展開していきたいと考えています。
自分の感性を大事にする世の中でおかしいと思ったことや、不自然に感じたことをそのままにしない人間になってください。感情が湧き出るということは元気な証拠です。自分の湧き出る感情を抑えることを自制心=大人と勘違いしている方が多いです。自然でいることを大切にしてください。感情を自然と湧き出る状態にしていることが大切です。ありのままとはなにか、そもそも自分のありのままの状態が何かを探してほしいです。それを探し続け、追求し続けていってほしいです。
20代前半で三越デパートで購入したお気に入りのブローチです。30年同じものを使っていて、対外的な行事の上着にはいつもこれです。小さくても何気に凝っているところが気に入っています。
実家にあった昭和53年初版のものです。これを使って高校の答辞を作成しました。集中力と熱中を体感した1冊です。現在は適当に開いたページに今の私へのメッセージが告げられる不思議な1冊に変貌しています。