
早稲田大学教育学部数学専修卒業するも、教職にはつかず、アルバイトで培った営業力を活かすため、一部上場企業のマンション売買の会社に入社。在職中に宅建を取得するも、やりがいを感じられずアルバイト時代の先輩に誘われ、先輩が立ち上げた飲食業の会社に就職。同社は社内独立制度があったため、6年飲食業の店舗で働いたあと、社内独立制度にて独立。最初の会社を立ち上げる。その後5年経営した後、親会社との方向性の違いを感じたとともに、現在の会社の創業者である父から引き継ぎを打診された為、引き継ぎ、オーナー社長となる事を決意し独立。だが独立直後にコロナ禍に直面し、幾度も倒産の危機を乗り越え、現在に至る。
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元々父が飲食業の人だったので、飲食業だけは絶対にならないと子供の頃から決めていました。またその次に、なんとなく借金とか怖いから経営者にはならないと思っていました。そのため、宅建を取り、不動産業に就いたのですが、あまりやりがいを感じられずにいました。そんな時、先輩に「一緒に経営側でやらないか?」と言われて転職したのが飲食業の会社で、やりたくないランキング第1位の職に就くことになりました。その後飲食業で働く中で、一労働者として不満があり「一緒に働く仲間をもっと楽しませてあげたい」、「自分が変えてやる」という気持ちで昇進を望み、ステップアップしていきました。それでも中々変えられず「これはもう自分が社長にならないと変えられないぞ」と思い、やりたくないランキング第2位の職を目指す事となりました。
関わってくれる人(従業員、お客様、取引先、相談に乗ってくれる方々など)に、「こいつと関わってよかった」と思ってもらえるように生きていますし、そういう会社にしよう!と理念にまでしています。従業員やお客様を大事にしている会社は多いのですが、取引先を大事にしていない会社も多いと思っています。飲食業はコストを下げるためにどうしても取引先と交渉する事が多いのですが、やり過ぎて取引先が嫌な思いをしている事も多くあります。だからこそ取引先も気持ちよく仕事をしてもらい、応援したくなるような会社にしたいと思っています。また、これも飲食業あるあるですが、従業員の家族がよく思ってないことが多いように思えるので、家族が喜んでくれるような会社にしたいということも取り組んでいるひとつです。
わたしの覚悟は「関わってくれる人達を幸せにする」という事です。経営者をしているので、スポットスポットでいい時、悪い時があります。私の経営者人生で特に厳しかった局面はコロナ禍です。現在も正直、いわゆるコロナ返済というものに苦労していますが、「もう本当にあと3ヶ月もしたら潰れるのが見えているが、回復させる見込みが見えない」という時が、コロナ禍が終わる少し手前にありました。なんで自分がこんなに苦しまなきゃいけないんだろう、というのが毎日駆け巡る日々でした。ですが、それ以上に、家族も含めた関わる人達を裏切れない、という想いが強く、なんとかする為に奮い立ち、なんとか現在も倒産せずに黒字の会社にする事ができています。正直支えてくれた人達にまだまだおんぶにだっこなので、今はなるべく早く恩返しをしたい気持ちでいっぱいです。
人に左右されず、やり抜く人だと思っています。よく将来の話や夢の持ち方などを相談されるのですが、その際に必ず質問をしています。「今の日本でどれくらいの人が仕事も含め、人生最高、と言えると思う?」と。多くの人から「100%と返ってくるのは、少数しかいないと思う」と返答されます。これはつまり現在の日本においては「人生最高」と言える人がマイノリティーで、大多数の人が「人生に不満がある」という事です。人生最高とは言えないのが日本の普通なのです。そのため、私は「異常者でいる覚悟で生きていこう」と話しています。周りに流されず、自分が「人生最高」と胸張って貫き通す事が、まずは人生を最高と言える第一歩だと思っています。
飲食業は箱物ビジネスなので、箱の数が役職の数に影響していきます。関わる人達を幸せにするためには、新入社員の子が「いつか店長になりたい!」と言った時に、入れ替わりを除けば箱がないと店長になれません。そのため、まずは増店していく事が大前提となり、数的目標として100店舗、100億を目標にしています。その後は結局同じで、目標値を更新していきます。過程で別事業をやりたいという人が出てきたら別事業をやるかもしれませんし、「海外やりたい」と言われたら海外でやるかもしれません。いずれにせよ私の目標は、「関わる人を幸せにしたい」ことなので、死ぬまで変わりません。生きてる限り一生、人との関わりは続くためです。そのため、夢の果ては、死ぬ時に仲間たちに想いを託して、未完のままではありますが、後悔ないように死ねたらいいなと思っています。
今の日本は、人生最高と楽しんで生きている人が少ないというのが現状です。そのため周りに夢や希望を実現するための相談をしても「無理だ」「やめておけ」などといった事を言われる事が多いと思います。だからこそ、マイノリティになる事を覚悟して、孤独に耐え頑張っていきましょう。少数派とはいえ、夢を叶えている人達は沢山います。1億2000万人のうち1%しか夢が叶ってないとしても、120万人は夢を叶えている事になりますので、そういう人との出会いがあったら大切にし、アドバイスを聞いたらいいと思います。ですが、まずは「折れない事、貫く事」だと思います。

カードが複数枚入る財布です。ホテルでの生活も多いのでカードキーなども入れています。ポケットに入れすぐ取り出せて、少しなら小銭や領収書も入るのでカバンを開けて、財布を探して開ける手間が省け便利です。

明るいと見えにくくなる体質なので、車の運転などの時はマストです。今の家はコンビニに行くにも車で、店舗を回るのにも車移動が多いため、必需品です。