栃木県生まれ。県外の大学に進学後、地元に戻って派遣会社に派遣社員として入社、その後いくつかの転職を経て起業することを決断し、2020年に(株)アウフェンスを設立。代表取締役を務める。屋根工事、外壁工事の2事業をメインに自社で行っており、 会社の利益のみならず、スタッフと、そしてその家族の幸せはもちろん、日本の子供たちが平等であるために社会貢献活動にまで尽力をしている。プロとしての誇りを持ち、お客様の笑顔のために、関わる方とその周囲の方の生活を豊かにすべく、会社一丸となり進むべき方向を指南している。
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屋根工事の職人として正社員としてのキャリアをスタートさせました。実はその当時に前職のオーナーと出会っており、一度お誘いをお断りしております。その後いくつかの職を経て、5年が経ったある日、再度オーナーから1本の電話がありました。自分の人生を気にかけてくれていたこと、この電話にご縁を感じ、そこから外壁工事のキャリアをスタートさせます。入社から3年目に代表が怪我をし、当時社内には会社を立て直せる人もおらず、そこで私に白羽の矢が立ち入社4年目で取締役、7年目に前代表を交代する形で代表取締役に就任しました。2年間代表取締役を務めましたが、オーナー一族と経営方針をめぐり方向性の違いが出てきてしまい、私自身が退社して自分で起業する道を選びました。
お客様が我々に求めていることを感じとり、それに対する最適解を提示するのが仕事です。常に相手方の立場に立って考える癖をつけるようにしてます。お客様の満足にはもちろんサービスの質もありますが、心理的な満足も関わってくると思います。正直、弊社が外壁工事に携わる中で貼り終わってしまえば質はそこまで変わらないです。だからこそ完成させるまでのストーリーや想いに寄り添い、挨拶や身なり、整理整頓など仕事以外の+αのパフォーマンス、満足度を提供しております。アウフェンスさんは別格だよねと言っていただけるよう、現場であった良いことも悪いことも共有しております。「当たり前のことを当たり前にすること」大きなお金が動く仕事ですので、それに見合う施工品質、人間力を身に着ける必要があると思ってます。
株式会社アウフェンスを起業した時です。家族を養っていく、0からのスタートで誰も守ってくれないし、誰も保証をしてくれない状況でしたが、「やるぞ、おれならできるぞ」と、過信ではなく己への自信を持ち、覚悟を決めて起業を決めました。また、「ルールを守る側ではなく、ルールを作る側の人間になりたかった。従業員を含めた皆がそのルールを理解し、良いと思えるような。」人生は選択の連続です。その選択の中で最も重要でキーになる選択をする瞬間が「カクゴ」かなと思います。私が覚悟したタイミングは今の会社、転職という選択肢もありましたが、独立をしたことでチャレンジを出来る幅も広がってきますので、あの時の覚悟(選択)は間違ってなかったと思います。
単純で当たり前のことですが、言ったことを実現する人だと思います。「あいついつも口だけだな」と思われるのはかっこ悪いじゃないですか。「この人が言ったことなら必ず実現できるな」と思われるくらい、言ったことに対しては責任を持ち、背中を預けられるような大人です。「いつか出来たらいいな」という温度感ではいつになっても出来ないじゃないですか。立派な経営者様がよく言われるように、思ったことはすぐに行動する事、必ずやり遂げること。私もそこを目指しております。自分の口から発したことであれば責任をもってやり遂げなければならない。やり遂げられないことは口にしない。小さなことでも、やると言ったら何が何でもする事です。
「子どもは国の宝」だと思います。そんな宝が減ってきている現状でそんな宝、子どもたちのために日本をより良い状態で渡したいと考えております。出来ることは限られておりますが、そのできる範囲ないで恵まれない子供たちが他の子どもたちと同じことが出来るように協力をしていきたい、みんな平等に教育を受けてもらいたい、平等にご飯を食べてもらいたい、そして平等に夢をもって欲しいという想いが強くあります。現在、利益の一部はNPO法人に預けておりますが、残りの人生はそんな子どもたち、日本のために尽力をしていきたいです。
将来の夢や目標が決まっている若者はそれに向かって頑張ってください。何をやりたいか、何をやれば良いか分からない若者は、目の前の1日を無駄にしないで精一杯頑張ってみてほしいです。きっと答えが見えてきます。
前職で一般社員から取締役に昇進した際、人生の転機となる瞬間に、妻からいただいたものです。とても気に入っています。
子供が小学生の頃、父の日のプレゼントとして一生懸命に書いてくれたものです。今でも大切にしています。