子どもの頃から大工の父親が働く現場に行き、余った木材で工作をするなどものづくりに親しむ。佐世保工業高等学校在学中にものづくり大会で全国大会に出場。卒業後、18歳から目黒区の建設会社へ入社、建築会社で現場監督を務め自ら工事をするなど腕を磨き、10年後に独立。2020年に石橋工務店株式会社を創業。解体から新築まで常に全力で仕事に向き合い現在に至る。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
元々、代々大工の家系で小さい頃から親父の作業小屋で遊んでいました。親父が仕事から帰ると杉の香りがしていたのを思い出します。物心ついた時から漠然と大工になる物だと思い工業高校の建築科に進学しましたが、就職を考えた時に父親を超えたいと思い、継いでいれば4代目になりましたが、現場監督になる事を決意し、上京しました。その後、長男が待機児童となってしまったのをきっかけに専業主夫となり、2人目の妊娠がわかり個人事業主として独立して今に至ります。
真心を込めると仕上がりが変わります。自分の仕事に誇りを持つと良い仕事が出来、知識や技術を深めたいという想いが芽生え更に自信が付き好循環が生まれます。相手を想うと誠実になり、確かな結果が生まれます。その為にはまず人となり、敬天愛人の心を持って、お天道様に恥ずかしくない生き方をし、同じ志を持った仲間を少しずつ増やして社会貢献をしていきたいと考えています。
与えられた環境の中で常に最善を尽くすこと、最後の一瞬まで思考を巡らせること、不撓不屈の精神で生きること。1番良い結果を生むためなら泥臭くとも何とも思わない。無人島に放り出されても何とか生き抜く。頭の奥深くにある潜在意識としてはこのような形です。
自身の信念をしっかりと持って生きている人、そういう人なら子供でも尊敬します。漫画家、本宮ひろ志さんの硬派銀次郎が私の中の礎です。男3人兄弟の次男として生まれ、男社会のなか銀次郎を読んで大人になりました。社会に出て色々と困りました。
まだまだ弱小ですが、地域で100年愛される工務店の礎を築くことです。高気密高断熱の快適な住環境の提供を進める事。そしてその先には、高度経済成長に伴い変化していった日本の建設業のあり方を、良い所は残しつつ、失ってしまった自然や伝統、技術などを再興させるような、昔ながらの地域のインフラ産業として地産地消や持続可能な事業とし、自然との共存が出来るような形を模索して行きたいです。また国内にある素晴らしい森林を大事に管理できるような林業を通して資材の安定供給や、廃材100%再利用化を目指すなどの活動が出来れば最高です。先はずいぶん長そうですが、そんな活動をしながらキャンプ場を作れたらいいですね。
自分の頭で考える力をつけること。偉い人が言ってる事が正しいとは限らないです。口だけではなく、実際にやってみることが大切です。誰かのために本気になってみる事を経験してみる。私もそう思いながら日々を生きています。
妻から誕生日に貰ったものです。愛着があり、もう10年近く使っています。天井塗装の際に飛び散った白色の塗料が何とも良い感じのアクセントになっています。
妻から結婚前にもらったお土産です。今も愛着があり、12年くらい使い続けています。まだまだ現役ですね。