私のカクゴ

良縁親の会 代表理事 宮越法子
みやごしのりこ

宮越法子

静岡県生まれ
職業:良縁親の会 代表理事
趣味:読書、温泉
座右の銘:色即是空

2005年に、カウンセラーとして前代表と共に法人を設立し、2021年に代表理事就任。その後、2022年に東京支部発足、2023年に参加費の改定、2024年から本人同士の交流会を本格スタートさせています。国内メディアだけでなく、アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、ドイツ、香港、中東など海外メディアからも広く取材を受け、日本の見合い文化を発信しています。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

前代表から熱心なお誘いがありましたのでお受けしました。今にして思えば、この仕事は天職だと思っておりますが、当時はやってみたいとか私に合っているとかという余裕はなく、私自身人生の大きなうねりの只中におりましたのでご縁の先にこの仕事があったという感じでしょうか。この時は、結婚相談所を立ち上げたいという事でお受けしたのですが、私は高い入会金を支払った会員に対してどうしたら成婚ができるかという事を、寝ても覚めても考えており、その時に心理カウンセラー、産業カウンセラー、夫婦問題カウンセラーの資格を取りました。そのかいあって会社は大きくなりましたが、スタッフを6〜7人抱えておりましたので、常に売上優先かカウンセリング重視かの葛藤があり、休みも中々取れない中、身体をこわしてしまい、10年で区切りをつけて今の仕事に移行しました。

現在の仕事への想い

私は、未婚の子を持つ親同士が直接顔を合わせて話をし、交流する場を提供するという仕事をしております。親は交換した身上書を持ち帰り、本人がそれを見て会うかどうかを決め、お見合いに進むしくみです。親同士が会って話をする事で、「この親御さんのお子さんなら信頼できる」と感じて安心感に繋がりますし、本人自身も親がかかわっているからこそ信頼して前へ進む事ができます。実際に結婚後も親同士がタッグを組んで2人を支える場面を何度も見てきました。結婚は人と人とのご縁です。このご縁というのは、私は「神の領域」だと思っております。私にできる事は「祈ること」でしょうか。誠実さを大切にしながら、この仕事に取り組んでおります。成婚までどのようなご相談にも乗らせていただいております。結婚が難しいと言われる現代において、親がきっかけを作る事は一つの有効な手段だと確信しております。

あなたにとって覚悟とは

理事から代表理事に就任した時です。これからは全て自分が責任を取ると決めた時です。参加者に喜ばれる会にしよう、沢山結婚が生まれる会にしよう、スタッフを大事にしよう、黒字にしよう、日本で唯一無二の会にしよう、社会に貢献しようと、固く心に誓った時です。武者震いをしましたね。

カッコイイ大人とは?

遊び心を持っている、全てに余裕がある、何事にも動じない人です。酸いも甘いも嚙み分けた、清濁併せ吞む事ができる人間でしょうか。幼少期、私は躾の非常に厳しい寺で育ったので、こうするべき、こうあるべきという考えに支配され、自分の思いを口にする事すら、自身で禁じてきたという経緯があります。これからは、自分の殻を破って、もっと自分を愛おしみたいと思っています。

今後の展望

今年、良縁親の会は20周年を迎えます。来年は代表を後進に譲ります。それに伴い本部は京都から東京へ移りますが、私は健康な限り関西支部で仕事を続けるつもりです。「良縁親の会に参加すれば、結婚できるよ」という会になるのが夢です。そのためには、もっと皆さまに良縁親の会を知って頂くにはどうしたらよいか、成婚者数を上げるための取り組みはどうするかなど、私にできる事はなんだろうと模索しております。少子化晩婚化に加え、価値観の多様化、男性余り現象など、これから結婚はどんどん難しくなる時代を迎えます。これからも良縁親の会は、皆さまに寄り添い、柔軟に対応しながら、時代に求められる親の会をめざしてまいります。私どもの取り組みが、本人達の幸せな未来への一歩となることを願っております。

若者へのメッセージ

自分の人生です。常に自分はどうしたいか、どうありたいか、心の声を聴いてください。自分の喜びや楽しみ、わくわくする事や、癒される事を見つけてください。自分の良い所も悪い所も、すべて、認めて、許しましょう。ありのままの自分を大事にして欲しい、愛して欲しいと思います。

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お気に入り

白檀の数珠

700年続く日蓮宗の住職だった父の形見です。香りで癒されます。

ピアジェの腕時計

8歳ずつ違う仲の良い3人の友達がいて、形見として一番年下の私に最後にきた高級腕時計です。いつもはめていて馴染んでいます。