
London School of Economics大学院で社会人類学を専攻し、日米英で学業とキャリアを積む。2001年から20年以上、グローバル人材育成を専門とする企業経営に携わり、20〜60代に対し就職・転職・キャリア構築、異文化理解、留学、人生設計を専門的に支援し、国内外で多様な背景を持つ人々の幅広い課題に対応してきた。長年にわたりカウンセリングとコーチングを実施し、専門性を継続的に高めている。現在は株式会社トップ・ノッチ代表取締役として、経験を基に開発したメソッドを磨き続け、個人向け支援と企業研修を提供。国家資格キャリアコンサルタント、文科省認定プロフェッショナルコーチ。
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ロンドンの大学院卒業後、2001年から2023年までロンドンと東京を拠点とするグローバル人材育成事業を主とする事業を経営しました。150以上の欧州ビジネススクールや大学と連携し、留学支援や人材紹介、企業研修プログラムなどを行っていました。ビジネスパーソンのキャリアを多数サポートするなか、コーチングという手法との出会いを果たします。特にクライアントが希望の留学先、就職先への切符を手にして旅立つ姿やキャリアに対して目標に向かって進んでいく姿を応援することにやりがいを感じていました。 私の知識と経験、ネットワークを総動員させたコーチング、コンサルティングを合体したメソッドを提供したいと思い、「株式会社トップ・ノッチ」を設立。今、皆さんの可能性を最大限に引き出すお手伝いができることに大きな喜びを感じています。
単に知識を与えるのではなく、クライアント自身が内なる答えを見いだす過程を丁寧に支援することを重視しています。グローバル人材育成や経営の現場で培った経験を基に、人生の出来事や価値観を深く掘り下げる「自己棚卸し」を行い、本質的な課題を明確にします。自己理解が深まることで、意味ある目標設定が可能になります。目標が定まった後は、達成プロセスの設計やレビュー、軌道修正まで一貫して伴走します。第三者として最適な問いを投げかけ、対等なパートナーとして可能性を引き出します。社名「トップ・ノッチ」には、人生とキャリアで最高を追求してほしいという願いを込めています。その思いを形にするため、行動と成長を促す支援を継続して提供し、変化の時代にも揺るがない軸を築けるよう後押しします。また、挑戦を続けるための精神的な支えとなり、一歩を踏み出せる環境づくりにも力を注いでいます。歩みを共に進める姿勢を大切にしています。
私が「カクゴ」という言葉を意識するのは、人生の岐路に立った時、現在と未来を見据えつつ、行く道を選ぶ「決断する時」です。その選択の根底には、自分主導で決め、人のせいにしないという思いがあります。「これでだめだったら仕方ない」「ここまでやったから、やり遂げる」という気持ちで、成功しても失敗しても結果に後悔しない方を選びます。覚悟を持って選択したことだから、どのような結果になってもさらに先に進むアイデアが浮かんでくると思います。だから私にとって覚悟とは、自分の選択に責任を持ち、自分主導で進む道を選ぶことなのだと思います。
常に前を向いて生きている人です。かっこいい大人とは、「自分と向き合い、変化を恐れずに自分の道を切り開いている人」です。大切なのは、節目節目の転換期において、何が最善か、一番やりたいことは何かが分かっていること。自分という存在に常に向き合っている人はかっこいい大人だと思います。例えば、最近よく「やはりかっこいいな」と思うのは沢田研二さん。生き方がかっこいいと感じます。「若いころのジュリー」としてはもちろんのこと、時代の流れで変化(というより進化)しながらいつの時代もジュリーは「カッコイイ」を生きている気がします。だから歳を重ね70代後半の今もステージに立ち続け、ファンとの一体感を感じられる、躍動感溢れるライブの空気を作り出し続けているのだと思います。人は、時代とともに変わらざるを得ないことがあるけれど、変化を受け入れながらも自分らしさを失わずに改革していける人はカッコイイ大人だと思います。
これまで培ってきた経験をキャリアの集大成として、次世代のビジネスパーソンの成長を支援する取り組みに力を注ぎたいと考えています。これまで提供してきたコーチングやコンサルティングを基盤に、異業種の経営者と若手ビジネスマンをつなぐ交流の場を創出し、新しい知見や発想が生まれる機会を提供したいと思っています。業界を越えた対話からこそ、既存の枠にとらわれない価値が生まれ、企業や個人の成長につながるはずです。活動の根幹には「応援しながら自らも学び続ける」という信念があります。誰かを支援する過程で得られる他者の経験や視点は、同時に自分自身の成長に直結するものであり、双方向の学び合いこそが最も本質的な成長の形だと考えています。経営者が持つ実践知と、若手が持つ新しい発想。その双方が交わる場をつくり、多様な知見を次世代につなぐことこそ、私が今後果たしたい役割です。
人生において、キャリアや進むべき道に迷いを感じたり、立ち止まってしまったりすることは、誰にでもある自然なこと。人生の転機は常に訪れるものだからです。大切なのは、そうした時に一人で抱え込まず、深く自己を探求すること。自分の経験、強み、そして本当に望むことにじっくりと向き合う時間は、未来を切り開く上で非常に大きな力になるはずです。そして忘れないでください。「人生、これでいいんだ、ということはない」のです。失敗を恐れる必要はありません。たとえつまずいたとしても、そこから必ず成長できますし、いくらでもあなたの未来は作り直せます。大切なのは、学び続けること。常に視野を広げていけば、きっと多様な道が広がっていくはずです。人生は一度きりです。自ら考え、行動することで、最高の自分自身と出会い、充実した人生を築いていってほしいと心から願っています。

昔から憧れていたフェンダーのストラトキャスターです。音楽の才能があるとはいえない私が、コツコツやっていたらどこまでできるか・・という挑戦です。

浄土宗の数珠を腕輪にしてもらったものです。両親や先祖に対して、また日々生きる感謝の気持ちを忘れないように。私にとってお守りみたいなものです。