
岡山県倉敷市出身。神戸の大学で教育を専攻。卒業後、一部上場グループ企業にて西日本エリアの人事を担当し、人材不足が課題となる介護業界で採用・育成・定着の仕組みづくりに携わる。全国で新卒100名の採用を実現するとともに、離職率が高い業界において定着率を28%改善。その後、厚生労働省労働局に国家公務員(係長職)として入局し、助成金、職業訓練、雇用支援などを通じて企業と働く人双方を支援。国家資格キャリアコンサルタントとして大学キャリアセンターでも活動し、年間150社以上の企業訪問を通じて産学連携を推進。2023年に採用コンサルタントとして独立、2025年に法人化し採用・育成の伴走型支援を行っている。
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私が今の仕事にたどり着いたきっかけは大きく2つあります。1つ目は母の働く姿です。母は40代で介護職に転身し、帰宅すると「今日も利用者さんに褒められた」と嬉しそうに話していました。その姿を見て、仕事の価値は肩書きではなく、働く人の表情や想いがつくるものだと感じたことが原点です。2つ目は仕事がつないでくれたご縁です。これまで企業人事、行政、大学、個人事業、法人化とさまざまな立場を経験してきましたが、そのすべてが過去の経験や出会いにつながっています。そうした中で「採用費より育成費に投資を」という想いが強くなり独立を決意しました。現在は人と企業の間に立ち、「出会えてよかった」と思える瞬間をつくる仕事に日々全力で取り組んでいます。
私が仕事で大切にしているのは「まず動いてみる」という姿勢です。最初から十分な知識や経験がある人は多くありません。だからこそ分からないことは人に聞き、調べ、実際に試してみる。その積み重ねが自信となり、結果につながると考えています。もう一つ大切にしているのは「巻き込む力」です。一人でできることには限界がありますが、仲間と力を合わせれば大きな壁も乗り越えることができます。採用や育成も人事だけの役割ではなく、組織全体で関わることで本当の成長が生まれると感じています。弊社のスローガン「Make Work Fun〜仕事を楽しく面白いものに〜」のもと、困難な状況でも楽しみながら挑戦し、チームで仕事を面白くしていくことを大切にしています。
私にとって覚悟とは、「自分で選んだ道を自分で正解にしていく」と決めることです。人生には最初から用意された正解があるわけではありません。それでも私たちは進む道を自分で選び続けていかなければなりません。そのとき大切なのは、誰かに答えを求めたり保証を探したりするのではなく、「この選択は自分が引き受ける」と決めることだと思います。もし失敗しても、その経験を次の挑戦につなげればよいのです。やらない後悔を抱えるよりも、やって納得できる人生を選びたい。そうして試行錯誤を重ねながら、自分の選択を正解に変えていく。その積み重ねこそが、私にとっての覚悟だと考えています。
私にとって「かっこいい大人」とは、自分で選んだ人生を自分の言葉で語れる人です。人生には順調なときもあれば、思うようにいかないときもあります。そんなときでも、うまくいかない理由を誰かのせいにするのではなく、自分の選択として受け止められる人はとても魅力的だと感じます。成功だけでなく失敗も含めて「これが自分の物語です」と胸を張って言える姿には、人としての強さと誠実さが表れると思います。やらない後悔を抱えるより、選んだ道の中で努力し、自分なりの正解をつくっていく。その覚悟を持って生きている人こそ、私にとっての“かっこいい大人”です。
私の目標は、「働くことをもっと楽しく面白いものにする」ことです。そのために採用支援だけで終わるのではなく、入社後の育成や受け入れ体制づくりまで伴走できる人事でありたいと考えています。企業にとって採用は重要ですが、本当に大切なのは入社した人が成長し、長く活躍できる環境をつくることです。だからこそ私は「採用費より育成費に投資する」という考え方を広げていきたいと思っています。今後は若手やキャリアに悩む方の支援だけでなく、企業・行政・学校をつなぐ架け橋のような存在を目指しています。さらに将来は外国人、高齢者、障害のある方など、働く壁を抱える人の支援にも関わっていきたいと考えています。
今はインターネットやSNSによって多くの情報があふれ、まるで正解がどこかにあるように感じてしまう時代です。しかし大切なのは、画面の向こうの声に振り回されすぎず、自分で見て、動いて、感じることだと思います。「誰かが言ったから」ではなく、「自分が選んだ」という実感を持って進む道を決めてほしい。成功すれば自信になりますし、失敗しても必ず次につながる経験になります。私自身も国家公務員時代に激務に耐えられず休職し、最終的に退職した経験がありますが、今振り返るとあの選択があったからこそ現在の自分があります。リスクのない人生が必ずしも安全とは限りません。転んでも立ち上がり、自分で選んだ道を大切にしてほしいと思います。

推し活=ガンバ大阪が活力です。大好きなスポーツ観戦が週末にある、そのために仕事を頑張る。スポーツから学ぶことも多く、2024年はParisパラリンピックにも応援に行きました。

名刺は中学時代の同級生がデザインしてくれたものです。名刺入れは、私の仕事の価値観を大きく変えてくれた大切な方からいただいた名入れの品で、今でも大切に使っています。