私のカクゴ

シグネット 代表取締役 唐澤一生
からさわいっせい

唐澤一生

茨城県生まれA型
職業:シグネット 代表取締役
趣味:ドライブ
座右の銘:居酒屋だけの意気込みじゃゴミだ

高校卒業後、俳優を目指し上京。養成所や小規模舞台での出演を行う中で、出演側ではなくサポート側に興味を持つ。世の中に人を出すことをテーマに、将来の独立を決意。営業職、芸能事務所、スポーツマネジメント、イベント制作といった業務を経て独立。株式会社シグネットを経営。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

特別なものは何も持っていなかった、みにくいアヒルのような私にも、白鳥を目指すチャンスの機会を与えられた業界でした。20代前半に、俳優業としての成功が無いことを自覚して裏方に回ることを決意しました。将来起業することを目標に、数えきれないほどの失敗や、誤った努力を続けたりしつつも、やるべきことは何かを自分なりに考えながらアンテナを張ってきた結果、人生の節々で良い方向に導いていただける友人や先輩、取引先に恵まれ、現在に至ります。

現在の仕事への想い

広い言葉では「誠実」であること。こだわりや信念という以前に、会社や自身が生き残るために必要な最低限であろうと思います。そのうえで「行動」すること。自分自身、出来ない理由、やらない理由を並べて生きてきましたが、成長も失敗もありませんでした。行動しながら「気づく」こと。人や事象、空気を的確に読み取り、気づく事が出来なければ、仕事が出来ませんし、仲間も出来ません。気づいたら「対応する」こと。気づいた事柄に対して、手を打つ必要があれば手を打ち、あえて無視する事が必要ならば意識的無視をする。チャンスであればリスクを冒すことも対応です。

あなたにとって覚悟とは

何度か覚悟が必要だったシーンはありますし、とても大変だったような決断もありますが、覚悟という面では、初めて社員を採用した時が最も大きかったと思います。私自身、独身という事もあり、家庭的なシーンで覚悟する機会は殆どありませんが、社員を採用した時には、社員自身は勿論、その家族を路頭に迷わせる訳にはいかないと感じました。失敗しても成功しても最後は自分の事だけ考えれば済むことしか知らなかったので、楽観的な視点を持ちながらも、覚悟は重かったと思います。

カッコイイ大人とは?

ひとつは余裕がある事だと思います。余裕が無くても余裕があるように見せないといけませんが、なかなか難しいところです。経済力、精神、身体、時間、知識など、あらゆる面で余裕がある状態になることは、おそらく不可能なのでは無いかと思いますが、自分以外のために少しづつでも割く割合を増やす意識は持ち続ける事が重要かと考えます。

今後の展望

当社の組織や私自身が誰かの目標になることが出来る日が来るならば、多様な感性のメンバーが共通の目標を目指しているという組織が生まれ、会社組織として安定して次のチャレンジを目指せるぐらい「余裕」が出来れば良いなと思います。

若者へのメッセージ

10代の私は、社会を知りませんでした。世の中にどんな仕事があって、どんな役にたっていて、どんな嬉しいこと、辛いことがあるかも知らない状況。何も知らないので、やりたいことが何もありません。そこにあったのは「今のままではいけない」「世の中に出たい」という漠然とした焦りと、無知が故の「できないはずがない」という自信だけでした。実際に世に出てみると、途端に絶望するほどの無力さを感じました。がむしゃらに目の前のことに向き合いながらも、数えきれないほどの失敗をしてきましたが、一生懸命やった結果でしたので、多くを学びました。学生時代、やりたい事が分からないと思っていましたが、何が分からないかも分かっていませんでした。手を伸ばして、目の前のひとつひとつをつかむところから社会が始まることを理解し、行動し続けて下さい。

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お気に入り

かばん

気に入っているデザインのトートバッグです。同じ柄を持っている方に会う事が無く、初対面でも覚えていただけるためのアイテムにもなるため気に入っています。

西陣織で作ったネクタイ

renacnatta(レナクナッタ)というブランドの、西陣織で作ったネクタイです。「文化を纏う」をコンセプトにしていて、前よりも作ら「れなくなった」斜陽産業の伝統工芸を継承する企業や職人さんとのタッグを組むという活動が素晴らしいと感じています。