日本大学工学部卒業。新卒で白河オリンパスに入社し、10年間工場に勤務。毎年流れる東日本大震災の映像が強く印象に残り起業を決意。2023年、Navy Fieldsを立ち上げる。現在は、日常から災害時まで活躍できる浄水器を販売。
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東日本大震災で「水がない生活」を経験し、水の大切さを痛感しました。数キロ離れた給水所へ水をもらいに行き、寒さに何時間も耐え、並んでやっと水を手に入れたらまた家に戻る。約半日、水を手に入れるため動いておりました。普段は蛇口をひねれば当たり前のように出る水ですが、ここまで入手に苦労すると、手や顔を洗ったり、食器洗浄に水を使ったりと、生活用水に水を回す事がとても勿体なく感じてしまいます。節水をすることになるのですが、この不自由さがとてつもなく大きなストレスになります。この経験を経て、災害時の水確保問題を解決し、一人でも困る人を減らるために今の仕事を始めました。
サービスや商品づくりにおいて、お客様一人ひとりの声を大切にし、意見を取り入れ「こんなものがあったらいい」という想いをカタチにすることに力を注いでいます。例えば「消耗品を定期的に配送してほしい」という声もあり、その準備も進めています。基本的にはマニュアルに沿った対応になりますが、その中でも一人ひとりに合わせた柔軟な対応ができる体制を整えています。もともと工場に勤めていたため、お客様の声を直接伺う機会はほとんどありませんでした。しかしこの仕事に就いてからは、直接いただくお言葉がとても嬉しく、それを大切にしたいと強く感じています。だからこそ、「お客様一人ひとりに寄り添うこと」を何よりも重視して取り組んでいます。
前職を辞めるときが覚悟を決めたタイミングだと思います。辞めた後の生活、事業がうまくいかなかったときのことを考えると、ドキドキして眠ることが出来なかったことを覚えています。事業が軌道に乗ったことで得たものは、今迄に経験したことのない達成感やお客様からの喜びの言葉といった新しい幸せを経験しました。この経験が、また仕事を頑張ろう、お客様のためにもっと良いものを作ろうという私の原動力になっております。
自分の「芯」を持っている人です。例えば「こち亀の両さん」は、かっこいいと思います。ビジネスマンとしても視野が広く、知識も豊富で、何より自分という芯を持って生きています。何よりすごいと思うのは自分を犠牲にしてでも他者を助ける姿勢で、本当にかっこいいと思います。私自身の芯は、「一人でも多くの人を救いたい」「困る人を減らしたい」「人々の生活を豊かにしたい」という想いです。その想いを大切にしながら、日々の行動や仕事に取り組んでいます。
他の企業様と連携し、今後起きると言われている大規模地震や噴火、洪水や土砂崩れによる孤立など、インフラを失った状態でも命を守ることのできるキーアイテムとして、AQUASYSTEMを一人でも多くの方に普及させることを目標としております。また、弊社は「水を通して人々の生活を豊かにすること」を目指しております。今後も生活に役立つ水関係の新商品開発に力を入れていきたいと思います。
現状に満足されていない方もいると思います。私も昔はそうでした。でも、一歩踏み出してみて、怖いこともあったし、うまくいかないこともありました。ただ、それでも「芯」をもってやり続けたからこそ今があります。皆さんも「芯」をもって共に日本を明るくしていきましょう。
妻がまだ彼女だったころ、私にプレゼントしてくれた数珠です。見た目は派手ですが、何かここ一番の仕事をするときに見ると自然と気持ちが落ち着く不思議な一品です。
事業がうまく行っていないときに、友人からもらったお守りです。このお守りを身につけるようになった途端、業績が上がり始めました。1年経ったため、お焚き上げするべきなのですが、もったいなく返せていません。