私のカクゴ

ジャパンフードプロデュース 代表取締役社長 古賀秀樹
こがひでき

古賀秀樹

東京都生まれB型
職業:ジャパンフードプロデュース 代表取締役社長
趣味:ゴルフ、神輿
座右の銘:成功に近道はなし、努力無くして成功も無し

東京都立忍ケ丘高校卒業。 元々自動車会社で整備の仕事をしていたが、転職を機に築地市場の仲卸会社に入社。その後仲卸会社より独立し、株式会社ジャパンフードプロデュースを設立。主に飲食業店舗や社員食堂に食材提供する食材卸業社として活動していたが、コロナウイルスの影響で飲食店舗への卸売販売が激減したため、冷凍食品の製造及び時代に合わせてネット販売を開始。和洋中様々な飲食店経験者を雇用し、本格的な料理を瞬間化冷凍し、家庭で本格的な飲食店の味を堪能できる冷凍食品の開発・販売を行っている。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

高校を卒業後、自動車会社で整備の仕事をしていましたが、当時の3Kといわれる厳しい環境で1年過ごしましたが、なかなか自立できるほどの収入が得られず転職を考えている際に同じ3Kでも市場仕事の方が2倍の収入が得られること知り築地市場の仲卸会社に就職したことがこの仕事を始めるきっかけでした。そして、日本独自の水産資源の少なさや、赤潮や青潮などの水害によって商品の不足、高騰が毎年のように発生している中で瞬間冷凍の技術の進歩を知り活用することで取引先様にとってのメリットを伝える、製造する営業方法で当時所属する会社で高い評価をいただきました。しかし自分の中でその先のある瞬間冷凍機を使った食品製造への思いが抑えられず、現在の会社を設立いたしました。

現在の仕事への想い

商品製作において一番初めにあたった壁が、料理人との考え方の違いです。料理人の方の多くは、確かな舌を持ち自分の作った料理が一番美味しいとの観点から味を変えさせることに抵抗を持ちます。しかし、美味しいかどうかを決めるのは料理人では無くお客様です。そこを理解させる為に数100人の方の試食していただきいただいたご意見を基に改良を重ねていきましたが、その都度ぶつかり説明をし毎週のように改良をし賞品を完成させていきます。その時の空気感は当然重く、何とも言えない緊張感の中での作業になります。それを打破できるのはお客様の美味しいの一言しかありません。妥協無く、美味しい商品を作り続けて行く事料理人とぶつかり合う事、これからも継続していきたいと思います。

あなたにとって覚悟とは

やはりコロナの影響で卸売りの販売が一気に落ちた時が一番では無いかと思います。保証を頂いて従業員を解雇せず雇用し現在に至っていますがその時に冷凍食品の加工をしていなかったら今の会社は存在しなかったのでは無いかと思っています。業態変更、もの作りの各補助金の申請に携わっていただいた多くの会社様、コンサルの先生、協力してくくれた社員、協賛してくれた仲卸の仲間達がいてくれたことで心が折れることなく会社を継続していける事に感謝の気持ちでいっぱいです。

カッコイイ大人とは?

若い時は、目先の感情で考えたり行動しがちで、後々後悔する事が多々あると思います。自分も10代~20台の前半にかけては周りに事に気にかける事が出来ずに傷つけたり、迷惑をかけてきた方ですので、社会人として通り道の一つだと思っています。ある程度の年齢になると逆に周りに同調して当たり障りのない行動を自然と取っていくものだと思いますが、ふと若い頃の斬新な発想、瞬発力のある行動がもっと有ったら今以上に頑張れるのにと思う年齢になってきました。自分の思うカッコイイ大人とは年齢、性別、職業問わず腹を割って意見を聞き、すぐに具現化し目標に向かい常に走り続けて行けるのが理想の大人だと思います。

今後の展望

当社は飲食店を中心に食材の卸売販売、最新瞬間冷凍機等による冷凍食品の製造販売の二軸で事業展開しています。飲食店様の良きパートナーとしての一面の充実と、冷凍食品の立ち位置の向上が当面の目標になります。近い未来の展望としては、飲食店の人出不足解消に一手として冷凍技術の向上と解凍技術の向上をセットにワンオペ飲食店のFC化を考えています。新しい取り組みでFL係数の数値を変えて取り組めるビジネスモデルを構築出来たらと考えています。

若者へのメッセージ

個人の能力で高い収入を年齢性別問わず得られる時代になってきている反面、人と人との関わり合いが少なくなってきている時代でも有ると思います。感情と感情のぶつかり合い、意見の交換、人と人との交流が生み出す相乗効果の大きさを無くさないで欲しいと切に思います。自分もどちらかといえば自己中心的な考え方で生きてきましたが、よき友に恵まれ、良き会社に恵まれ意見を戦わせて形を作ってきました。一人で考える楽しさ、わずらわしさの無さは理解できますが、施行したときに一緒に分かち合える仲間の存在は変えようのないものです。どうか仲間を大切に、時に意見をぶつけ合い、戦いそして笑ってください。楽しい未来がきっと待っていると思います。

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お気に入り

牛刀

適度の重さがあり、柄の部分が自分の手に馴染んでいて切れ味の持ちがいい名刀です。冷凍食品の加工時に怪我をしないためにも包丁は重要です。

アートロックフリーザー

自分が初めて瞬間冷凍機3Dフリーザーを購入したのが約10年前でその後の継機になります。出力が高く、音も静かで重宝しています。このアイテムがないと仕事にならないため大切な相棒です。