
高校時代からプログラミングを学び、大学ではHP制作・管理に従事。卒業後は物流機器業界での営業職を経てIT業界へ転身し、大手企業のビッグデータ管理やポイントカードシステムの開発プロジェクトに参画。東日本大震災と父親の病状悪化を機に帰郷し、教育機関や官公庁のICT化、企業のネットワーク設計など幅広く手掛ける。その後、システム開発会社で年間約2億円の売上を達成するも、勤務先の倒産を受け2023年に独立。自治会の班長経験から地域運営のDX化に着目し、2025年にStellaVertex株式会社を設立。2026年6月、全国の自治会運営の変革を目指す完全無料アプリ「JICCI」をリリース。
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自分が住む地域の自治会活動の中で班長(組長)を経験した際、時代にそぐわないアナログな運営に愕然としたことをきっかけにDX化を推進するビジネスを構想しました。多方面からアドバイスを得る中で様々な社会問題が潜んでいることに気づき、ビジネスに合わせて社会を変えていこうと計画を変更しました。構想を実現するため、サービス開発の着手と共に起業しました。
若者の死因の1位が自殺ということで、自死を選んでしまうことに憤りを覚えています。私が8歳の時に5歳の弟を白血病で亡くしているのですが、弟は「生きたい」と言っていました。しかし、病気のせいで生きたいのに生きられない、そういった選択ができないという思いがあるまま亡くなってしまいました。だからこそ、自ら命を絶つという選択を少しでも減らしたいと強く思っています。家族、友人、学校、職場、地域等いろんな柱がありますが、その柱がなくなってしまうと人は自死を選んでしまうと思います。地域のつながりがあれば、もしかしたら自死を食い止められたかもしれない。だからこそ、このアプリケーションを通じて地域のつながりを育み、孤立せずに生きられる社会を実現したいです。利用者の声を大切にしながら、誰もが便利で使いやすく、社会課題を仕組みから変えられるアプリを目指していきます。生きていたいと思える社会を、創りたいです。
私にとって覚悟とは、誰にも認められなくても、やり遂げると決めることです。5、6年前、公園で遊ぶ子どもたちに対し、近隣の高齢者が「うるさい」と自治会に苦情を入れたというニュースを目にしました。本来、地域の子どもを見守り、育てる存在であるはずの高齢者が、なぜそのような言葉を向けてしまうのか。大きなショックを受けると同時に、その背景には世代間のつながりの希薄化があるのではないかと感じました。当時、私にも幼い子どもがおり、決して他人事とは思えませんでした。そして、地域のコミュニケーションの希薄化が、さまざまな社会課題につながっているのではないかと考えるようになりました。だからこそ、これまで培ってきたITの知識や経験を生かし、自分の手で地域のつながりを取り戻す仕組みをつくろうと、アプリケーションの開発を決意しました。誰に認められなくても、この挑戦を最後までやり遂げることが私の覚悟です。
私が思うカッコいい大人とは、子どもたちから憧れられるような生き方をしている人です。特に、他者への思いやりや理解を持ちながら、自分のやりたいことを自由に実現できる大人は、とてもカッコいいと思います。私が憧れている実業家の方は、社会貢献への強い想いを持ち、新たな事業を思いつくと、すぐに行動に移されています。もちろん、事業を立ち上げるためには行動力だけでなく、それを実現するための資金や環境も必要です。そうしたものを自らの力で整え、次々と挑戦を形にしていく姿がすごくかっこいいと思います。私自身も、周囲の人々を思いやる気持ちを忘れず、自分のやりたいことに挑戦し続けることで、子どもたちから「あんな大人になりたい」と憧れてもらえるような存在でありたいと考えています。
今後の展望として、まずは2030年までに全国の約10%、およそ1,000万人の方々に利用していただけるアプリケーションを目指しています。そして2040年までには、スマートフォン利用者の60%に利用していただくことを目標としています。その実現に向けて、現在はさまざまな媒体への出演や広報活動を通じて、アプリケーション「JICCI」の認知拡大に取り組んでいます。多くの方に利用していただくことで、地域のコミュニケーションが活性化し、人と人とのつながりが深まっていくと考えています。そして、そのつながりが地域を豊かにし、コミュニケーションの希薄化から生じるさまざまな社会課題の解決につながっていくことを願っています。単に利用者数を増やすだけでなく、このアプリケーションを通じて地域社会のあり方を変え、誰もが安心して暮らせる、より良い社会を実現していきたいと考えています。
近所の方とちゃんと関わりを持ってください。いつか災害や何かがあったとき、本当に助けてくれるのは画面の向こうの知らない人ではなく、顔が見える本当の隣人です。そして困っている人や寂しい人がいたら声をかけてください。いつか自分が困ったり寂しい時に声をかけてくれます。社会全体がそんなふうになったら、いいと思いませんか?

趣味として使用しているスマートフォンです。スタイリッシュで洗練されたデザインがとても気に入っています。

仕事に必須のアイテムでいつも持ち歩いています。持ち運びやすく場所を選ばずに使えるので、外出先でも快適に仕事を進められます。