私のカクゴ

人形町耳鼻咽喉科めまいクリニック 院長 岩崎朱見
いわさきあけみ

岩崎朱見

東京都生まれB型
職業:人形町耳鼻咽喉科めまいクリニック 院長
趣味:音楽鑑賞、生け花
座右の銘:来るもの拒まず

2002年東京医科歯科大学を卒業後、東京医科歯科大学耳鼻咽喉科医局の関連病院、大学病院の医員、学位取得後助教での勤務、複数病院の医長として勤務を経て、2017年6月人形町耳鼻咽喉科クリニックを開院しました。現在は、めまいの診療を中心に診療を行っています。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

子供の頃は大人しく、子供向けの自然科学本、特に気象や地震などの本とピアノが好きでした。中高では勉強以外でも、ピアノや音楽などの分野でどんなに頑張っても上には上がいるという環境で育ったので、自身を引き上げてくれつつも自分の限界を各方面で感じていました。物理が得意だった自分が将来つく職業が思い当たらないまま、職人で自営業の家庭で育ったので漠然と手に職という職業がいいなとは思っていました。周りの助言もあり、物理学科と医学科を受験し、結果的に医学部へ進学。卒業後は音楽好きから感覚器を主とする耳鼻科に入局しました。医師として年数を重ね、多忙な日々と将来の自分の進路が見えない30代に、上司からの勧めでめまい平衡学会に入会したこと、「これってめまい?」という感覚を自分も体験し、加速度を認識する平衡機能に物理好きがfitしたことから自分の強みになり、めまいを中心とする診療スタイルに至りました。

現在の仕事への想い

めまいを感じる方が多い一方で、耳鼻咽喉科の中でもめまい、平衡機能をメインに扱うクリニックは多くないのが現状です。めまいはメカニズムも耳鼻科単独だけではなく、自律神経失調やホルモンバランス、気象病、偏頭痛、心因性、スマホ首など多岐にわたり、各方面がミックスされていることもあり、どこに受診して良いかわからないこと、受診しても検査では正常の為、原因不明と言われ、本人にとっては症状があるため納得いかず、ドクターショッピングになることも少なくありません。また、周囲からも一見わからなく、理解されづらいことがさらに不安に繋がることもあります。そんな中、めまいで困っている人を一人でも多くの方を症状改善に導く貢献ができればというのが想いです。

あなたにとって覚悟とは

開業直後の実際はめまいだけでなく、耳鼻咽喉科診療もとても多くの患者様に来ていただいて、嬉しいことではありますが、文句が多数出るほどの待ち時間が出ていました。2020年コロナ禍で耳鼻咽喉科は影響が大きかった科の一つですが、当院も例外ではありませんでした。耳鼻科の標榜で完全予約制をとるスタイルは今でも少なく、めまいといわゆる一般耳鼻科では同じ科なのかというほど性質が異なり、以前から共存方法を模索し、新たに開業と同じくらいのインパクトの方向転換でした。結果として、めまいの患者様を数時間お待たせせず、今のニーズにあった診療を提供できたと感じています。

カッコイイ大人とは?

3つあります。どの分野でも一つを極め、自信を持って活躍し、心動くような作品やサービス、情報、役割を提供できる人、周りの人が成長できるような、アドバイスができつつ成長し続けている人、どんなイレギュラーに即座に対応でき、柔軟に環境に適応できる人生を生きる上で賢い人、です。理想に近づくために、日々流動的に環境が変化している昨今だからこそめまいや耳鼻科疾患でお困りの方を一人でも「よくなって良かった」と思っていただける診療をすること、と感じます。在宅やリモートが増えていても、人間関係、人と人との繋がりは消えるわけではなく、よりsensitive中で良い点を相互に高めあうことが大切です。自分では、自分はまだカッコイイと自信を持って言えない、成長過程だと思っておりますが、周りにいるカッコいい大人の方に恵まれているので、学術的だけでなく、精神的にも日々成長できればと思っています。

今後の展望

めまいクリニックとして、一人でもよくなったと思える診療を目指す概念は変わりません。めまい診療に重要な日常生活の背景は環境、考え方、気候などさまざま変化しております。診療の基本は診断名、ガイドラインなどクリニック、病院で共通要素がある医療現場の中でも、日進月歩に進化する検査を取り入れながら、自分にしかできない独自性を出せる診療スタイルでクリニックを運営し、症状が軽快する方が1人でも増える診療を心がけ、皆様の多忙な日々の中でお力になれるようしたいと考えます。

若者へのメッセージ

私自身、最初から医師を志していたわけではなく、数学や物理、音楽が好きな自分がどんな仕事が良いのか試行錯誤していた時期がありました。苦手なことは今も苦手で、文章を書くことや発表も依然として苦手です。また、性格も決してポジティブ思考ではありません。そのような不器用な私でも、節目ごとに周りからのアドバイスを受け、結果としてやりたいことに辿り着けたのだと今振り返って思います。20代30代前半は仕事や課題に向き合うことで日々精一杯で、体力的にも精神的にも大変なことが多くありました。その中で自分に合った生き方を模索することが一番辛かったように思いますが、迷いの時期に自分の得意分野を見つけられたことはとてもありがたいことだと思っています。自分にぴったりのものを見つけられるタイミングは人それぞれですが、きっかけとなる一粒の言葉や一言に出会い、生きがいや打ち込めることを見つけられることをお伝えしたいです。

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お気に入り

蛇がらの厚底の靴

靴に対して、自分の中でこだわりがあり、通常より高さのある厚底、蛇柄という条件が揃ったお気に入りの靴です。

バッグ

入局後初めて自分で買ったブランドのバッグです。使いすぎた結果いい感じに古くなったので、旅行時に使用するバックにしてましたが、復活させまた日常的に使っています。