私のカクゴ

ACEDAR CEO 一本杉仁志
いっぽんすぎひとし

一本杉仁志

大阪府生まれO型
職業:ACEDAR CEO
趣味:旅
座右の銘:道を作り、道を示し、道を残す

日本での選手キャリアを終えた後、新たな楕円球を追いかけ海外へ。現役引退後はキャンベラ大でスポーツサイエンスを学び、SRブランビーズ、豪州国立スポーツセンターで経験を積む。帰国後、ラグビートップリーグチームでコーチングスタッフとして加わる。その間、エディスコーワン大学院でスポーツサイエンスを学び、21年には世界的名将のジェイク・ホワイト氏に請われアフリカ大陸へ渡った。現在は国内外の経験を活かし、男女ラグビーのトップチームに所属しアドバイザー、マネージャーとして活動。自身で国内外の3つのラグビーチームに導入したKitman Labsにてアジア、オセアニアの様々なプロチームのパフォーマンス組織強化も行っている。

オフィシャルサイト

来歴

1 2 3 4 5 6

なぜ今の仕事に?

日本ラグビーにインパクトを与え続ける最善の方法とは何かを探し続けた結果です。選手として日本代表の一つ下のレベルまでプレー出来た事、世界でも現地の選手と同じように勉強をし、仕事しながらもクラブで成功する事が出来た事、コーチとしてもアマ最高レベルのヘッドコーチポジションまで行えた事、瞬間的にこの人から学びたいと思える人の下で学べるチャンスに恵まれた事、以上がきっかけの答えになるのはないかと考えます。

現在の仕事への想い

5つあります。1つ目は、凡事徹底です。小さな事から徹底し、状況を好転させ続ける事です。2つ目は、システムと構造化です。再現可能な事柄をシステム化、構造化し、不可能なものは経験を次世代に伝え人材を育成することです。3つ目は、No Second Chanceです。2度目のチャンスが来る事は、最初に来る為に必要だった期間の2倍の時間を要すのではないかと感じます。4つ目はパイオニア精神です。同じ道を歩く人達に、この道を見える形で残したいです。未来を担っていく将来の人達の為のサバイバルガイドとして想いが伝わるよう歩んできました。5つ目は先人への感謝です。私を生かしてくれた方、私の可能性を信じ続けてくれている方、私をサポートし続けてくれている方、そして今、一緒に生きてくれている方への感謝を忘れず、厳しくも結果に向かって進んでいく事を心がけています。

あなたにとって覚悟とは

自分が決めたその一点において、何があっても逃げないと決める事。子供時代から記憶に残る出来事の一つ一つが、その時々で1番の覚悟を要した出来事の連続でした。覚悟も成長する。そして、その度に自分自身も成長する。そう考えています。その為に、自分自身を、自身の成長に応じた更に成長できる環境に置き続けなければならない。そこが現実社会でのチャレンジなのだと、ラグビーをする機会を無くした時に気付かされました。それ以降、環境を探す事、創造する事のリスクは、取らなければ成長はできないと考えるようになりました。勝ち続ける事を目指すのではなく、負け続けない方法を知らなければならない。それを各時代の出来事で必要であった覚悟は教えてくれたように感じます。

カッコイイ大人とは?

常に前進をし、未開の地を開拓し、未来の同じ志をもつ若者に道を示せる人物。いつか息子が父親を超えたいと言ってもらえる人生を、そして家族にこの人生で良かったと思ってもらえる人生を生きて行く事。この場に立っている事も、これらの理想に近づく為でしょう。心穏やかに過ごせる日が来る事を願って、まだまだ前に進み続けていきたいと考えています。

今後の展望

世界の各主要大陸でコーチ、スタッフとして、スポーツの発展に寄与していく事です。それが可能な会社の構造を少しづつ形にしていきたいと考えています。今までの世界でのコネクションも同時に活用し、将来的に国内外チームと連携をして、人材育成、交流を行うことが目標です。その中でも、女性の活躍を後押しできる取り組み、アジアスポーツ発展の為の事業を、これから更に発信して行ける会社であればと考えています。更にそこから世界一流の情報を、日本国内で還元、提供できるようにし、日本国内のトップからジュニア世代がワンストップで必要な情報にアクセスできる環境整備を行う事ができれば、一つの流れの結果として満足のいく物になるのではないかと考えていますし、その中で必要な覚悟とチャレンジも、自身を成長させるに十分だと感じます。

若者へのメッセージ

一流を目指すのであれば、一流だと感じる事のできる人の近くにいる事。人が育つ過程を喜びとして捉え、時間を割いてくれる人の近くにいる事。同じ志を持つもの同士は、望む場所にいれば出会うことが出来ると信じる事。色々な事に目を奪われず一点に集中して前に進む事。一度どこかで地獄を見る事は必然だと理解する事。周りが伝える評判など信じずに自分の目と耳と心で確かめる事。敵がいる事は自分の足で自分の道を歩いている証拠だと信じる事。運とは何かを自分なりに見つける事。与えられた知識、経験を次世代に伝える事。そして何より、自分の人生を愛し、その人生に意味を感じてくれる人達を大事にする事。

おすすめ動画※この動画を見た人はこの人の動画も観ています

プロ車いすランナー 廣道純

プロ車いすランナー
廣道純

スカッシュプレーヤー 松井千夏

スカッシュプレーヤー
松井千夏

ロボット工学者 大阪大学教授 ATRフェロー 石黒浩

ロボット工学者 大阪大学教授 ATRフェロー
石黒浩

お気に入り

ジャージ

今の仕事を始めた時の一番最初のプロチーム(豪州)が、インターン終了時にプレゼントしてくれた物です。もう一つは、南アで世界最古のラグビーの大会と言われているカリーカップ優勝時に頂いた物です。

ASICSのターサー

18歳で社会人ラグビーチームに合流した際に、最初に頂いたチームでのトレーニングシューズがアシックスターサーでした。今回は女子チームで使用しているチームカラーの赤が綺麗なシューズを持ってきました。