千葉大学大学院自然科学研究科卒業。新卒で某大手システムインテグレーション企業に入社。4年目に独立。現在は飲食コンサルティングやラーメン店経営、アパレルブランド経営、イベント企画、クリエイタープロデュースなどに携わる。著書「ゼロから始める繁盛店のつくり方」はカテゴリー2部門同時1位獲得。経営するラーメン店「麺屋彩音」は開店翌年にミシュラン・ビブグルマンを獲得。
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もともと食べることや何かを創り出すことに興味があり、家で料理をしたり、食べ歩きをしたり、Tシャツを作ったりしていました。特にラーメンが好きで、数百店舗を食べ歩き、評価サイトを作り、自分なりの感想を記していました。社会人2年目の終わりに、経済力を目的として起業し、物販やイベント事業を展開。その後、少し余裕ができた頃に飲食業への関心が高まり、ちょうど飲食店経営の話をいただいたことを機に挑戦しました。オムライス屋やイタリアンレストランなどを経営し、2020年にラーメン店「麺屋彩音」を開業。翌年にはミシュラン・ビブグルマンを獲得しました。その経験を活かし、飲食店のコンサルティングを開始。支援した店舗が有名グルメ雑誌に掲載され、月商5倍を達成するなどの成果を上げました。さらに、ご縁から繁盛店づくりの秘訣をまとめた書籍を出版しました。
楽しい、面白い、ワクワクするようなものを創り出すことにどこまでも挑戦し続けていきたいと考えています。そうした感情を味わうことこそが人生の醍醐味だと思っており、飲食店や飲食サービス、商品、さらにはアパレルやイベントなど、さまざまな形で実現していきたいです。しかし、新しい店や商品を生み出すことは決して簡単ではなく、「産みの苦しみ」が伴います。最初はなかなか理解されにくく、実際に形にしてもすぐには思い描いた通りにはならないですが、「まずやってみる、そして工夫し続けることで光が見えてくる」と信じています。試行錯誤を重ね、うまくいかなくても粘り強く挑戦し続けることで、徐々にイメージが形になり、成功のポイントが見えてきます。挑戦を重ね、最初はうまくいかなくても工夫をし、描いたワクワクを現実にしていきたいです。そして、その喜びを多くの方々と分かち合い、笑顔を増やしていきたいと考えています。
小学6年生の時に足を怪我し手術の為、3カ月間入院しました。後に両親から、足を切断するかどうかの瀬戸際だったと聞かされました。人生で覚悟を決めたのはこの時期です。もともと人の目を気にする性格だったことに加え、思春期だったため、この時期は強い劣等感を抱いていました。入院中は「もう野球はできない」「日常生活にも支障が残るかもしれない」と悲しみに暮れましたが、次第に状況を受け入れ、覚悟ができていきました。この経験を通じて、人生は思い通りにならないことも多く、期待外れや困難は避けられないものだと深く理解しました。その為、その後の人生では困難に直面しても素早く状況を受け入れ、感情的で非生産的な時間を短くし、「では、どうするか?」と前向きに考えられるようになりました。経営は思い通りにいかないことの連続ですが、この力があったおかげで苦悩を乗り越え、結果を出すための大きな強みになっていると感じています。
理想の大人像は、クリエイティビティに富んでいて、それを実現する能力を持ち、仕事で成果をつくりながら、それをひけらかさず飄々とふざけて生きている人です。冴羽獠やルパン三世やジャック・スパロウなどに憧れます。現状の自分は程遠いと思います。クリエイティビティやそれを実現する能力、成果ももっとつくる必要がありますし、何よりしれっとひけらかしたくなってしまいます。私といるとちょいちょい自慢のような話を聞かされると思います。ふざけて生きるのだけは圧倒的に達成していますね。まずは飲食とアパレルでクリエイティビティに磨きをかけてもっと大きな成果を創り、同時にひけらかさず飄々とすることに取り組みます。
ラーメン店では国内での店舗展開をし、将来的には海外に挑戦したいと考えています。目標は、世界的に有名な麺料理であるパスタの本場・イタリアに出店し、「ジャパニーズヌードル舐めんなよ!」という気持ちで挑むことです。また、アパレルブランドでは、多くの方に知っていただき、愛されるブランドへと成長させたいと考えています。数年以内に、原宿にアパレルとBARを併設した店舗をオープンする予定です。ネオンをアイコンとし、少しアンダーグラウンドな雰囲気を演出。自分のブランドと好きなブランドの服を並べ、BARにはジャケ買いで選んだクラフトビールとナチュラルワインを揃え、なぜか異常に美味しいラーメンが食べられる、そんなユニークな空間を作りたいです。さらに、これまで自分が先輩方から学び、身につけてきた経営ノウハウや成功哲学を分かち合い、夢や目標を持つ人たちがそれを実現する手助けをしていきたいと考えています。
人生は一回しかありません。もう一度言います。人生は一回しかありません。思いっきり楽しみましょう。ワクワクする方向に突き進みましょう。向かうべき方向性は、自分の心の中にある楽しい、面白い、ワクワクです。様々なことを気にしたり、不安に駆られたり、恐怖を感じたり、人との比較で劣等感を覚えたり、自分に不甲斐なさを感じたり、時には逃げてしまったり、いろいろな出来事を体験したり様々な感情を味わうと思いますが、右往左往しながらでも前進したり後退したりしながらでも、自分の心の中にある楽しい、面白い、ワクワクに目を向ける、見出すことを諦めずに追求していれば、必ず見えてくるはずです。そして様々な苦難を乗り越えてそれが鮮明に見えた時には、それを実現して大きく飛躍させることができる力を手に入れていると思います。人生は一回しかありません。ワクワクする人生を送り、ワクワクを大事な人、周りの人に伝播させていきましょう。
自分のアパレルブランドのTシャツの中で特に気に入っているデザインです。襟元が伸びない素材を選んでいるのでヘビーユーズしています。
主に大学の時から社会人2年目くらいまでハマっていて、当時はダーツ雑誌にも出させていただきました。今も暇があれば投げに行っており、常にカバンに入っています。