教育コンサルタント・LFLの家庭教師代表・LFL株式会社代表取締役。学術修士および教員免許状(専修免許状)所持。中学時代の恩師に憧れ、大学1年次から塾・家庭教師・予備校・学校で教育に熱を注ぐ。その後、さらなる高みを求め、東京工業大学大学院で教育工学を学ぶ。学生時代の総指導時間10,000時間以上、総生徒数1,000人以上。学生教育団体の主宰を経て独立。大手進学塾No.1講師、クラス最下位からのクラス1位、メルマガ「齋藤裕一の「教育力」と「勉強力」~ココだけのリアル話~」は保護者様を中心に読者数3万名超。まぐまぐ「学習塾・家庭教師」カテゴリーNo.1など、圧倒的な実績を持つ。寝言で授業を行うほどの無類の教育好き。
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当時、私はひたすら悩み続けた時代でした。「何のために生きるのか?」「なんで自分が生まれたのか?」「なぜ今ここにいるのか?」「自分が存在する意味はあるのか?」「なぜこの両親のもとで生まれたのか?」「どう死にたいのか?」などの答えを見つけることができませんでした。おそらく自分という人間について探求する時期だったんですね。模索する中で、私はひとつの答えにたどり着きました。 それが「人の役に立って、死にたい」というものでした。 子どもたちへの教育を通じて、世の中の方々の役に立ち、そして死ねたらきっと生まれてきた価値があるのではないか?と思っています。おそらく、この高校生時代がなければ、大学生時代にここまで講師業に打ち込むことはなかったと思います。今ではこの悩みの時代があったからこそ、今の自分がいると思っています。
社会人になってから、正社員としての入社歴はありません。ただ、大学院生時代から、社会人と同等の仕事量をこなしていました。自分のすべての人生を教育へ捧げる覚悟のもと、朝から夕方までは大学院で、夜は学生教育団体の運営を行っていました。
大学3年次のことです。当時、大手進学塾の講師として3年のキャリアを積む中で、全100校舎以上ある中で私の担当したクラスが成績上昇率で1位を達成するなど、講師としての指導実績が出始めていました。しかし、当初から持っていた「もっと伸ばせるはずなのに…」という強い思いはいっこうに留まることがありませんでした。その後、さらなる高みを求めて、自分なりに授業展開を試行錯誤する中でいきついた答え。それが、授業そのものだけでなく、授業以外の面も含めた環境設定などの運営面でした。環境そのものから自分自身の手で創りだすことによって「もっと伸ばせるはずなのに…」という思いを現実のものにできる、と考えました。今も変わらないこの気持ちが私の起業のきっかけです。
どんなときも覚悟の瞬間の連続ですが、その中でも大きな覚悟の瞬間が2つありました。1つ目については、学校や大手塾に就職するのか、さらなる高みを目指して大学院へ進学するのか、という選択です。大手塾や予備校などの現場での生徒指導で抜群の実績を残していたこともあり、この業界への就職はとても簡単でした。しかし、現場の指導実践だけで限界を感じていた私は、理論的な側面からも学ぶことでさらにパワーアップすることを決意し、大学院への進学を決めました。 2つ目については、大学院を卒業してからすぐに会社を立ち上げるのか、会社に入ってある程度の社会人経験を積んでから会社を立ち上げるのか、という選択です。一般的には、後者の方が多いことと思います。しかし、私は「自分の夢を将来の奥さんや自分の子どもにまで背負わせたくない」と考えていました。将来の家族に迷惑をかけずに自分の夢に挑戦するには、結婚する前か、子どもが成人した後かのどちらか、です。私は結婚する前のもっともエネルギーがあり、体力がある今の時期こそ、会社を立ち上げるのに適していると判断しました。
LFLグループは従来の家庭教師業界にはなかった新基準を打ち出し、業界のモデル企業を目指します。 子どもの成長はもちろんのこと、保護者の方・先生も含め、当グループに関わるすべての方の成長をLearning For Life /Life For Learning という理念に基づきサポートします。人数規模の拡大よりも、目の前にいるひとり一人の成長の伸び幅をもっとも大切にし、他の追随を許さない全国屈指の抜群の指導実績を残し続けます。
この名刺は3つ折りの形式をとることで、従来の名刺に比べ、より多くの情報を伝えることができます。当グループの社員や教師はこのLFLオリジナル名刺で、Learning For Life / Life For Learning という「理念」や各個人の「信念」「夢・目標」「プロフィール」などを皆様にお伝えしています。
指導中に自分自身が発した言葉をメモするのに、ポストイットを多用しています。後から見返して「この言葉の頻度が多いな」「この質問はもっとここをこう変えたほうがいいな」などと自分の指導の分析・改善を行うのです。メモ帳などに記入しておくと、メモ内容の分類・統合が行いにくいですが、ポストイットなら簡単にできます。子どもたちの成長を促進する先生の言葉。ポストイットは子どもたちのさらなる成長のためには欠かせない存在です。