
中央大学大学院法学研究科博士前期課程を修了後、中国米国計5年間に渡り、海外生活を経験。保有資産と年収に相関がないという現実に衝撃を受け、「金融教育こそが人生を変える力になる」ことを確信し、金融の世界へ飛び込む。現在はIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として、医師、歯科医師、経営者を中心に、生涯資産価値の最大化を目標に、法人個人トータルで、相続、リスクマネジメント、アセットマネジメントの観点から、「資産を守り、育て、次世代へつなぐ」トータル資産戦略を実践し、クライアント全員の手元キャッシュを増やしている。
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大学院で法学を学ぶ中で、理論をどれほど究めても社会問題や国際紛争をゼロにすることはできない、社会を動かせない現実、即ち、実務と研究の乖離を痛感しました。そのような中で、米国と中国で5年間を過ごし、資産と年収は関係なく、自らの力で運用し人生を謳歌する人々に出会い、彼らの姿に深く感銘を受け、この価値感を日本に広めたいと決意し、資本主義経済の担い手である経営者、ドクター、人間一人ひとりに寄り添う独立系IFAとしての道を選び、「生涯資産価値の最大化」と「幸せな人生の実現」を使命に活動しています。
私の仕事の原点は結果にあります。成果を出すことはプロとしての責任であり、どれほど過程が美しくても結果が伴わなければ意味はありません。しかし同時に、結果だけを追う危うさも理解しています。数字や効率に偏れば、本来守るべき目的を見失うからです。お金を増やすことではなく、その先にある幸せな人生こそ真の成果だと考えています。IFAとしてリスク・保険・法人・相続を含む統合的資産マネジメントを実践し、資産を守り育て次世代へつなぐ設計を重んじています。また、お客様一人ひとりの価値観や歩みに寄り添う姿勢を最も大切にしています。数字の裏にある想いや背景を丁寧に見つめ、自分の家族や会社ならどう提案するかを軸に判断します。そして最後に重要なのは、数字を超えた“意味”を生むことです。「この選択をして良かった」と心から思っていただくことこそ、私がこの仕事に人生をかける理由です。
目の前のクライアント様の人生を、私が本当に責任を持ってお預かりできるのか。まずは必ず自分自身にそう問いかけます。そこに「覚悟」があると確信できたときにだけ、その方の一生の伴走者として歩み続けると決めています。大切な財産を預かるということは、単にお金を扱うのではなく、その方の人生そのものを預かることと同義です。もし覚悟なく「お金を増やしましょう」という表面的な提案だけをしてしまうのであれば、それはクライアント様にも、ご家族にも、大切なキャッシュにも失礼だと考えています。だからこそ、人生をお預かりするという行為に対して、自分が本当に責任を持てるのかを、私は常に問い続けています。
私は文句を言わず、マイナスな言葉を発しない生き方を大切にしています。幸いにも私とご縁をいただく皆様は成功されている方ばかりで、文句を言わず、誰かのせいにしないという姿勢が共通しています。私自身も一人の人間として、昨日の自分より今日の自分、今日より明日へと成長し続けたいと考えています。その視点に立つと、マイナスのエネルギーは自分にまで流れ込み、大切な時間を奪うものだと実感します。だからこそ、誰と、どのような空気で時間を過ごすかは人生において最も重要です。私たちの人生がいつ終わるかは誰にもわからず、明日がある保証もありません。だからこそ、一瞬一瞬に全力を注ぎ、楽しく、愉快に、ニコニコと過ごすことが使命だと思っています。これが私の生き方の軸です。
今の仕事のスピードを三倍ほど高めなければ、社長様やドクターの皆様の金融リテラシーを本質的に向上させることは難しいと感じています。そのためにも、仕事の質と速度をさらに引き上げることに加え、将来的には医療法人や民間企業を実際に購入し、経営者としてお金や経営面のサポートができる存在になりたいと考えています。これまで様々な業種・業界の経営者を見てきたからこそ、アドバイスには責任を持つべきだと思っています。その責任を本当の意味で果たすためにも、自ら経営の渦中に入り、一緒に取り組むことで、自身の成長にもつながり、同時に自分の言葉に責任を持つという姿勢を体現できると考えています。これが私の描く未来です。
SNSやAIがあふれる今、何が本当で何が正しいのかを見極めることが難しくなっています。便利な時代だからこそ、私たちは知らず知らずのうちに「自分で判断する力」を失いつつあるのかもしれません。だからこそ、あえて伝えたい。現場に行ってください。自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じること。AIがどれほど進化しても、人間の五感でしかつかめない「真実」があります。私は金融の現場で、多くの人生と向き合ってきました。どんなに完璧な理論やデータがあっても、そこに人の想いがなければ結果はついてこない。AIの時代にこそ必要なのは、温度のある知性――自分の感覚で考え、選び取る力です。効率よりも実感を、情報よりも体験を。そして、結果のみならず策に溺れず、本質は「幸せに生きること」。そのための判断力こそ、AI時代を生き抜く人間の力です。

茶道で使う道具で、父の作品です。棗の蓋と身が吸い込まれるように結ばれる瞬間、寸分の狂いのない精緻な技と積年の鍛錬が静かに宿ることを実感し、プロとして深く身が引き締まる思いになり、強い敬意を抱きます。

クラシックが趣味で、中学から続けるフルートに社会人になって改めて真剣に向き合うと心が穏やかに落ち着きます。音楽も仕事も国や文化、宗教を越えて人々を結ぶ共通言語であり、そうした普遍的な世界が好きです。