私のカクゴ

浜野胃腸科外科医院 医師 浜野徹也
はまのてつや

浜野徹也

千葉県生まれB型
職業:浜野胃腸科外科医院 医師
趣味:音楽、車
座右の銘:初志貫徹

2005年杏林大学医学部医学科卒業、医療法人社団健生会 立川相互病院で初期研修。2007年東京女子医科大学八千代医療センターに在籍し、総合救急診療科にて勤務、2009年には同院の内視鏡科にて勤務し、消化管内視鏡や胆膵内視鏡の専門医として活動。2011年からは千葉県がんセンターにも非常勤医師として在籍し、2021年に浜野胃腸科外科医院の副院長に就任。「胃がん、大腸がんで亡くなる方をゼロにする」をミッションとして掲げ、女性医師を雇用したりすることで、女性の内視鏡検査受診率の向上を試みるなど、働き世代にも積極的に検査を受けてもらうことに注力し、毎年多くの胃がん、大腸がんを発見し治療につなげている。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

父が医師で1983年に浜野胃腸科外科医院を開業しました。私も医師にならなければいけないと幼心に感じ、受験に苦労しましたが医師の世界へはいりました。働きだした当初はクリニックを継ぐ意思は薄く救急医療に携わっていましたが、気がついたら父と同じ消化器の道を歩むようになっていました。大学病院での消化器内科勤務時は消化管診療だけでなく、胆道・膵臓診療に従事し、日夜休みなく最先端の内視鏡診療に携わってきました。2017年に地域の胃がん検診がバリウム検診から内視鏡検診に変化していく流れで、「良質な内視鏡検査を地域にたくさん届ける」ことを目的として、クリニックの経営に加担し始めました。後輩医師にも手伝ってもらいながら「胃がん、大腸がんで亡くなる方をゼロにする」ことを目標に掲げ、父が築き上げてきた土台を引き継いで現在の医院の姿にしてきました。

現在の仕事への想い

これまでの浜野胃腸科外科医院における医療活動の中で、大腸がんを患う方の半数が65歳未満の働き世代で、30〜40歳代の子育て世代も多いということを実感してきました。この事実を多くの方に知ってもらい、この世代の方の命を救っていくことができれば、それが明るい未来につながっていくと信じています。ただ、良質な医療の提供と病気の啓蒙活動は、活発な経済活動がないと継続していくことが難しくなっていくというのも事実です。「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という言葉を胸に刻み、道徳と経済の両輪を回していくという想いで仕事をしています。

あなたにとって覚悟とは

「責任を持つこと」です。医師としての責任は「人の命を預かる」ということです。医師にとっては何万人の中の一人の患者さんの命ですが、患者さんやその家族にとっては1分の1の命であることを噛み締めながら仕事をすることが、医師としての責任だと思っています。経営者としての責任は「ともに働く仲間の生活を預かっている」ということです。医師としての倫理観を忘れずに持ちつつ、経済を回すということを意識して仕事をすることが、経営者としての責任だと思っています。

カッコイイ大人とは?

「筋が通っている人」です。時代の流れであったり、社会のニーズを感じながら順応していく柔軟さは必要だと思いますが、芯はぶれずに筋を通し続けられる人がカッコイイ大人だと思っています。そんな人に私はなりたい...

今後の展望

これまで通り「胃がん、大腸がんで亡くなる方をゼロにする」活動を続けつつ、併せて大学病院勤務時代に専門として関わってきた、膵臓のがんを早期に発見する活動を進めていきたいと考えています。そのためには、MRIなどの大型画像検査機器を導入していく必要があるため、これを可能にするだけの経済活動を実践していく必要があります。その上でさまざまな領域の病気を少しでも早く見つけられるよう活動し、悲しい思いをする人を少しでも減らしていきたいです。 

若者へのメッセージ

「迷ったら困難な道を選べ」。自分がカッコイイと思った人、それはおそらく自分に足りないものを持っている人。自分に足りないものを持っている憧れの存在に近づくためには、自分を成長させ続けないといけないと思います。それは安易な道ではないはずです。少しでも憧れの存在に近づけるよう、一生涯成長し続けていきたいですね。

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お気に入り

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30年近く経ちますが元気に現役で活躍しています。医師になるまで時間がかかってしまった分、「Time is Money」と自分を戒めています。

四葉のクローバーと手紙

彼女だった頃の妻から贈られたもの。出会った頃にくれた四葉のクローバーと、医師国家試験直前のバレンタインデーに「夢がかなうchocolateを贈ります」と言葉を添えてくれた手紙。お守りとしていつも身につけています。