私のカクゴ

神野産業株式会社 / インベントクリエイション株式会社 代表取締役 神野広美
かみのひろみ

神野広美

岐阜県生まれO型
職業:神野産業株式会社 / インベントクリエイション株式会社 代表取締役
趣味:ゴルフ、ドライブ、旅行、仕事
座右の銘:全ての現実は夢から創まる

岐阜県立中津川工業高校卒業。名古屋の橋梁工事会社に入社、伊豆のループ橋を始め全国を亘り歩く。4年後、現在の神野産業㈱に二女の婿養子として入社。1997年に社長就任。2005年にインベントクリエイション㈱を設立してカーブス10店舗を三重県北勢エリアを中心に展開中。

神野産業株式会社 インベントクリエイション株式会社

来歴

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なぜ今の仕事に?

高校を卒業後、橋梁工事会社に就職して、全国を亘り歩き橋を架けていました。北海道の現場が終わり、次は沖縄の予定でしたが延期になり、地元恵那の現場を担当することになり、そこで今の家内と知り合いました。長男だった私は、建設業の跡取り娘との結婚には猛反対されましたが、駆落ちと勘違いされて最後には親と弟に了解を得て、婿養子として建設業を継ぐことになりました。22歳のことでした。結婚と同時期に、創業者である義理の父親が脳梗塞で倒れ、社長不在の会社を番頭さんと切り盛りする大変なスタートでしたが、早くから業界に慣れることができ、38歳で社長に就任しました。公共事業100%の会社でしたので、インフラ整備が行き詰ると仕事が無くなることが一番の心配事でしたので、別の事業を模索していて、新しい会社を設立しました。最初の事業は、身内に勧められていないことに気付き止めました。身内に勧めたくなる事業が見つかり、「カーブス」のフランチャイズに加盟して現在10店舗を展開できるまでになりました。

現在の仕事への想い

40歳になった時、経営には理念がいると想うようになり、経営塾に入塾して3年を掛けて経営理念を確立しました。理念を社内に浸透させるため「魂会議」と称して、毎月社員と向き合ってどうゆう会社にしたいのか議論してきました。ある時、土建業を廃業して「建設の出来るサービス業になる!」と宣言して、CS向上を社員と共に考えるようになりました。公共工事中心のお客様は仕事を発注する官公庁ですが、地域住民があっての仕事であり、住民サービスに力を入れるようにしてきました。そんな頃、国交省も総合評価制度を導入するようになり、住民サービスが高く評価されて工事評点が上がり、入札でも受注がし易い環境で、安定した受注ができるようになりました。建設業をサービス業にへと舵を切ったことで、カーブスというサービス業にも同じ経営理念で、理念の実現を目指しています。

経営理念『 私たちは真を込めて地域の快適環境を創り社会に貢献します 』

あなたにとって覚悟とは

サラリーマンの家庭に生まれ育ち、事業ベースのある会社の婿養子に入ることは、相当悩みました。人生で一番悩んだ時でもあります。自由で気ままな人生を過ごしたい、のんびり屋の性格でしたので、型にはまる生き方が嫌だったんです。覚悟とは・・・後戻りできない状況に飛び込んでいくこと。辛いこと悲しいことがいっぱいありました。でも、長男でありながら家を弟に任せてきてることや、自分で選んだ人生だから乗り越えてこれました。裸一貫で来た身。帰る時は裸一つと腹を括ってやって来れました。

カッコイイ大人とは?

社員さんにもよく言っていますが、会社のトップはピラミットの頂点を指すのではなく、土台なんだと。社長の「器」が会社の大きさを決めているんだと思います。どんなことも受入れられる人になっていくことで、器は大きくしていくことができます。出来ない理由を考える前に、「イエス」か「はい!」の返事で先ずやってみることができる人。そんな大人を目指しています。

今後の展望

高齢化社会へと向かう時代にあって、一番悲しいニュースが孤独死であったり、老々介護でお二人とも亡くなるといった事実を耳にすることです。独居老人を一人でも少なくできるように、老後施設を創りたいと思っています。センターのコア施設では、毎日楽しく過ごせるスペースと運動施設があり、元気で生き甲斐を感じながら生活をし、放射線状にある個室ではプライベートも守られる理想の施設を想い描いています。

若者へのメッセージ

私の座右の銘は、「全ての現実は夢から創まる」という言葉です。今ある快適な生活を支えてくれているモノは、誰かが夢を抱き、実現するまで諦めないで追い求めてこれたから形になったモノばかりです。身近なスマートフォンからリニアやロケットに至るまで、夢を実現させようと飽くなき努力を重ねてきた人たちの結晶なんです。夢を描き、人に語り、協力者を増やして実現していくロマンを誰もが平等にチャレンジすることができます。今、夢が無くてもいいんです。先ずは自分を知り、自分は何がしたいのかが解るまで、失敗ではなく成功しない事実を積み重ねていけばいいんです。エジソンは1万回、電気が点かない実験を重ねて電気が点くことに成功しました。夢を実現しようと覚悟したら、何があっても諦めないで突き進むことです。努力とは、「当たり前のことを桁外れの情熱を込めてすること」

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20年ほど前に、友達からカナダのお土産として頂いたもの。会社のいつも居る部屋に飾ってあり、不思議と夢が叶ってきたのは、もしかしたらドリームキャッチャーのお陰かも!?

カエルのタイピン

経営塾から経営の結果を出せたことにより頂いたタイピン。「原点に帰る(カエル)」「初心に返る(カエル)」一念発起した時の気持ちをいつも忘れることなく、何のために事業を始めようと想ったかを思い起こさせてくれています。