理学療法士、理容師と二つの国家資格をはじめ介護系、栄養学系の資格、キャリアを多数所有。これらを掛け合わせた「®︎理容療法」を立ち上げ(2023年)、現在は訪問理美容の事業に取り組む。経歴を記した著書「視界」の出版を始め、様々なメディア媒体にも多数出演。掛け合わせて働く「働き方開発」や、業界を立ち上げる「®︎起業界家」など、作り出した事自体をも実績とし、業種の幅を超えた啓発活動にも取り組む。近々2冊目となる著書「理論と都合」の発売も予定。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
今は理容師なのですが、それまでは理学療法士として医療、福祉の現場で働いていた経歴があります。その時から訪問理美容というお仕事は見たことあったのですが、理美容と医療、福祉は業界も違いますし、そのギャップから様々な課題を多く抱えている職種だなと感じていました。両方を知る僕ならではの強みや役割が必ずそこにあると考え、「®︎理容療法」という看板を掲げ活動しています。
ややネガティブかもしれませんが、訪問理美容は病気や認知症を直接的に治したり、80歳の方を70歳に戻すみたいな超能力の提供ではやはりありません。ですが楽しみにされてる方、内面的に元気付かれる方々は確かにいて、その場面に寄り添える素晴らしい役割だと感じています。確かに難しく、そう上手くいくばかりでもないですが、この仕事に関しての壁や困難には「よしやってやる!」と思えます。
「今」だと思っています。乗り越えて終わりではなく、乗り越えた先にはまた次の課題が待っていて、それを乗り越えたら、また次のさらに大きな壁が待っているので、終わってくれないという意味ではその瞬間瞬間もカクゴが続いていくのかなと思います。振り返れば出来事とか転機はいくつか経験しているのですが、やっぱり「今」と「今後」これに一番夢とか期待とかそわそわした感覚もありますし、半面ワクワクもしますし、どうなるのだろうというプラスの楽しみもあります。そっちの方が大きいかもしれないです。
エネルギーが若い人です。外見や体力面ではなく、常に好奇心や探究心を持っていて、新しい物事やそれに囲まれてる自分自身が好きな人。そういう人は真に若いと感じますし、僕もそんな大人を目指してます。「今日までの人生で、今日が一番若い!」そう言えたら最高です。
自動化やAI技術が現在進行形で発展していく時代、社会だからこそ、人ならではのお仕事や役割はこの先一層注目されると思っています。みんなが「人間らしさ」を追求する社会を想像するとすごく温かみを感じてワクワクします。僕は是非そんな時代を生きたいですし、自発的に探究したい想いでいます。
実は僕、高校生くらいまで夢も目標も何一つない日々を過ごしてきました。「やりたい事がない」「夢なんて意味あんの?」って本気で思ってました。ちょっとした出来事が転機になり、それをいくつか経てここに至るのが今の僕です。良くも悪くもですが、未来なんて分かりっこありません。楽しいならそれを、辛いならそれを、何もないならそれを、「今」を感じようと僕は意識しています。お互い「今」を生きましょう!
活動を通じて知り合ったイラストレーターさんに描いていただきました。僕のSNSでは頻出しています。
介護施設で働いていた時代、ご利用者さまからいただいた物です。今もスーツケースに付けて各方面へ同行してもらってます。