私のカクゴ

mammaria tsukiji 理事長 尹玲花
いんれいか

尹玲花

兵庫県生まれA型
職業:mammaria tsukiji 理事長
趣味:観劇
座右の銘:振り向くな、振り向くな。後ろには夢がない。

2005年 愛媛大学医学部医学科卒業。2005-2007年 東京都済生会中央病院初期臨床研修(外科系)修了。2007-2017年聖路加国際病院乳腺外科勤務。2017年4月mammaria tsukiji 開設。女性のお役に立ちたいと外科医を志し、念願だった女性のためのクリニックを開設いたしました。

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来歴

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なぜ今の仕事に?

中学生の時に阪神淡路大震災で被災をしたことがきっかけです。その時に、最愛の母を震災で失ったこと。自分も命からがら逃げ出して生き延びた。という経験をして、「何か人生に意味付けをしたい」と思うようになり、人の命に携わる仕事をしたいと思い、医者という道を選びました。医学部時代に、木立玲子さんの「パリのおっぱい日本のおっぱい」という本に出会い、「一人の女性外科医となり乳がんの医療をもっと変えていきたい」という思いで、乳腺外科医を志すようになりました。

現在の仕事への想い

「常に自分の心を開いて人と接すること」です。患者様は皆様、人生において大きな経験をされます。その人生においてすごく大変で大事な時期に関わらせていただくので、「自分が一番誠実でなくてはならない」と思います。生き方そのものが「誠実」であるべきだと思いますし、「心から正直な気持ちで、ウソのない対話」を心がけています。また患者様だけではなく、一緒に働いてくれている仲間にも感謝をしておりますし、仲間たちにも誠意をもって、「誠実」な対応を心がけています。

あなたにとって覚悟とは

医者になるそのタイミングで、自分の生き方に覚悟を決めました。医者になった初日に担当した患者様が、膵臓がんの末期の患者様でした。当時は研修医になりたてで、注射一本まともにできない。 技量もない。医学的知識もほぼない。という状態でした。「私に何ができるのか」と思い悩み、怖くなりました。それでも、私も自分の人生背負う覚悟で医者になったので、「技量は無くても明るさは届けられるよ」「元気は届けられるよ」と思うようになりました。

カッコイイ大人とは?

「歳を重ねても好奇心に溢れ、常に新しい事に挑戦できる人」です。内から湧いてくる元気があり、身体は老いても人生を楽しむことに憧れています。実際に歳を重ねるにつれ、子どもの頃よりも好奇心が湧かなくなってきました。だからこそ、沢山のことにアンテナを張って好奇心をもって取り組むことはすごいと実感しました。私自身、そのように歳を重ねていきたいと思っております。

今後の展望

「乳腺診療」を全国へ広めていき、患者様が通いやすいようなクリニックをつくること。そこで働く女性たちがもっと仕事を楽しく、毎日が輝けるような職場をつくること。この二つが目標です。「一緒に働きたい」と思ってくれる仲間がいてこそ、その力をもっと大きくすることが出来ると思います。まずは、私自身ももっと磨きをかけて、影響力を発揮できるように研鑽していきたいと思います。私だけではなく、一緒に働く仲間の力を借りて「mammaria」という魅力を伝えていきたいと思いますし、その職場で、沢山の患者様に”笑顔”を届けられるようになりたいです。

若者へのメッセージ

何でもできる必要はないです。一つでもいいから自分に誇れることを持って、世の中に飛び立ってほしいと思います。そして、自分の誇れることをどんどん磨いていってほしいです。笑顔の溢れる社会にしていきましょう。

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お気に入り

医療の道を目指すきっかけとなったエッセイ本です。大学生の時に読んで、日本と欧米の質の差に違和感を感じ、医師を目指すことになりました。

パジャマ

BAKUNEというパジャマです。睡眠の質の向上と疲労回復に効果があるという事で、誕生日にクリニックのスタッフたちからプレゼントとしていただきました。