私のカクゴ

ジャポニエ・ビューティー 代表 江口崇行
えぐちたかゆき

江口崇行

東京都生まれA型
職業:ジャポニエ・ビューティー 代表
趣味:料理、食べ歩き、観劇、歌うこと
座右の銘:人生、日々勉強

中学卒業後に単身渡米し、オレゴン州ポートランドで声楽を学ぶ。オーガニックコスメやスーパーフードの魅力に触れ、生活に取り入れるようになる。声楽に向き合う上で、身体とメンタル両方のケアが大切という意識を強くし、アロマセラピーも学ぶ。帰国後、IFAアロマセラピストの資格を取得。約11年間、輸入商社にてビューティ・ウェルネスブランドを日本に紹介する仕事に携わり、世界のナチュラル・オーガニック事情に精通。メディアや講演会などに多数出演を果たす。2021年に株式会社ジャポニエ・ビューティーを設立。約2年の商品開発期間を経て、2024年3月にナチュラルフードブランド「Stick Remedy」を発売。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

15歳からアメリカに留学をしたのですが、アメリカの学校は必須科目以外は選択制だったので、興味のあった合唱のクラスを選択したことをきっかけに、16歳から声楽を学び始めました。声楽は自分の「喉」が楽器ですので、演奏には肉体面も精神面も大いに影響が表れます。フィジカルとメンタルの両面からケアできるアロマセラピーを自身で取り入れ始め、日本に帰国後も独学で学んでいましたが、より深めたいと考え、アロマセラピストの資格を取るべく、学校に入学をしました。資格取得には約1年半学校に通う必要があり、カリキュラムに合う仕事でせっかくなら美容に関わるものと考えて、面接を受けたのが起業に向けて経験を積むこととなる前職の輸入商社でした。11年ほどお世話になりましたが、時代の変化により美容業界でもインナーケアが注目され、その必要性を大きく感じたため、インナーケアの分野で起業に至りました。

現在の仕事への想い

インナーケアといっても「食」なのですが、私が大きく影響を受けている言葉の一つで「You are what you eat.」という言葉があります。日本語にすると「あなたは、あなたが口にするものでできている。」という言葉です。人間を含む動物は食べるものから栄養を受けて、エネルギーに変えたり、肉体を作ったりと、当たり前の自然の摂理を表した言葉のようですが、実に奥が深いと感じています。食はとてもパーソナルな体験だと思うのです。最初は母親からの母乳で始まり、家族での食卓や友人と囲む食事など様々な経験に紐づいているのが食です。また、「暴飲暴食」といった言葉もあるように食はご自身の意識状態にも深く関わりがあると考えています。ブランドを通して、ご自身に意識を向けて、ご自身を育むためのきっかけとなる商品をお届けしたいと考えています。

あなたにとって覚悟とは

今でもそのピリッと感を自分の中で感じるエピソードとして、留学して初めてローカルのアメリカ人に混じって、英語を話せない日本人が自分1人という授業を受けた瞬間に、子どもながらに「やってやる」という覚悟を覚えたように感じます。英語が話せるようになりたいと、単身アメリカに行かせてもらい、一言も先生の言うことが理解できない授業の初日でしたが、自分の「やりたい」を実現させるために努力をし続けた最初の一歩だったように振り返ります。そこから、自分の実現させたいことは少しずつ変化していきましたが、今でもその「やりたい」を心の中で大切に生きているように感じます。

カッコイイ大人とは?

挑戦し続ける人。自分の周りの理想とする諸先輩方はとにかく行動をしている方が多いと感じます。新しいことにチャレンジをして、どんどんと進化されていく姿をそばで見ていて、不安や心配ももちろんあると思うのですが、それを持ちながらも、チャレンジすることを楽しんでいるし、ご自身の力に変えているように感じます。とにかくパワフルで明るい。けれど、独りよがりではなく、相手への配慮も欠かさず、周りを巻き込んで周りにもパワーを与えてしまう。そんなバランス感覚のある方です。

今後の展望

日本から世界に出て体感したことを経て、日本の良さというものを感じてきました。自身の強みでもある国際性を活かして、日本の良さを世界に伝えられるようなブランドへと成長していけたらと考えていますが、まだスタートしたばかりのブランドですので、まずはより多くの方に商品を知っていただき、良さを体感していただけたらと思っています。ブランドが日本に根付き、そして世界へと羽ばたいていけるよう、一つひとつできることを積み上げて育てていきます。

若者へのメッセージ

自分の好きを大切にしてほしいです。SNSが発展した社会で、世界中の人と簡単に繋がれたり、多くの情報が簡単に集められる時代になった反面、人と比較してしまったり、何者かになろうと焦ってしまったり、自分を見失ってしまいそうになることもあるのかなと感じています。自分の中の声を大切にして、体験したいこと、経験したいことを大いに楽しんでいった先に思いがけないものが見つかることがあると思います。私も実は最初は映画の翻訳家になりたいと思ってアメリカに行きました。今では美容と健康の仕事をしています。何も関連性がないように思いますが、私の人生の道の上では、英語と芸術(美)が一本の線で今に繋げてくれています。経験には無駄はないのだと今になって感じます。

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ノート

起業前から商品やビジネスのアイディアを書き留めているノートで、留学していたポートランド発のブランドの方からギフトでいただいたものです。

ポーチ

小物を整理するポーチが好きで集めてしまうのですが、こちらはお世話になっている方のブランド「ファティマモロッコ」のネコのポーチです。スティックレメディを入れるのにもちょうどいいサイズです。