東京大学医学部卒業。同大学大学院修了。東京大学医学部附属病院腎臓内分泌内科に籍を置き、大学病院や関連病院にて経験を積む。東京大学で診療の傍ら、薬の研究にも没頭し、研究成果を様々発表。内分泌に関しては専門医、指導医の資格を保有。2024年6月に「お茶の水橋交番横クリニック」を開設。
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「女性は勉強をしないほうが可愛げがある」という考えの両親のもとに生まれ、医学を目指す道とは無縁の家庭で育ちました。しかし思春期の頃にふと、愛するという気持ちは相手のここが素敵とか、かっこいという長所に惹かれて芽生えるけれど、医師という仕事は「生きているから、悩んでいるから」という風に、相手が存在しているという理由だけで、見返りのない優しさで動くところが、これこそが本当の愛なのではないか感じ、医師という仕事に興味をもつようになりました。それから、自分という存在がもし仮にマイナス1の存在だったとしても、医師になって一人を助ければ自分はゼロに、二人を助ければ自分はプラス1にもなれるかもしれない。それこそが自分の生まれてきた意味で存在意義かもしれないと考え、医師を志しました。
私がクリニックを作った理由が大きく分けて二つあります。一つは、忙しい毎日の中で頑張っている方は時間がなく、昼間しか診療していないことが多い医療機関になかなか行けません。そのため、朝8時からお昼帯、そして夜は20時まで受診可能なクリニックを主要駅から徒歩1分以内のところに作りました。二つ目は、内分泌の疾患の存在とその治療に関しては世の中にあまり知られていないので、長い間悩んでいる方が多くいます。内分泌の疾患の人が「いつもだるい」「急に太った・痩せた」「動くと苦しい」「急に毛が抜けた・肌が荒れた」などの訴えで医療機関に行っても、胃腸や肺、心臓などを調べて問題がなければ「気のせいです」「更年期でしょう」などと言われて終わっていることがよくあります。私自身は一般的な内科疾患はもちろんですが、内分泌に関する専門医、指導医でもありますので、この視点から悩んでおられる患者さんの助けになりたいと思っています。
周りが何と言おうと、自分の信じることを始めること、やり遂げること。そしてその責任を全て自分自身で負うことです。これは小さなことにも言えますが、人生そのものが覚悟です。開院当時からずっとうまくいっていたわけではありませんが、責任をもってやり抜く覚悟を決めて患者さんと向き合い続けています。
みんなと同じことをやっていなければ必ず非難される世の中ですし、何か新しいことを始めようとしたら必ず、「そんなことはしない方が良い」「遅すぎる」「早すぎる」と非難される世の中です。避難されないのは何もしない人だけです。だから自分の正しいと思うことを行動し、貫き続ける不動の心がある人には憧れます。私自身、色んな葛藤がありながらも、時に挫折しそうになりながらも、カッコよくありたいといつも考えています。
忙しい人が通えるクリニックであること、長年悩んできた悩み症状をスッキリと解決できるクリニックであることの他に、未病を治療できるクリニックでもありたいというのが今後の展望(野望)です。つまり、病気がひどくなってから治すのではなく、そもそも病気にならないようにできたらと思っています。
情報が多すぎる環境でありながら、本物の情報は少なくて、意図的に流された偽情報に騙されて進む方向も間違えてしまいそうな世の中です。しかしながら、自分で考えた結果ならもし失敗しても納得ができるので、情報は遮断してでも、自分でよく考えてみてください。そして周りの価値観に流されず、自分の信じる道を邁進してください。そしてもし失敗したらまた考えて挑戦をやり直してください。応援しています。
iCloud 2Gがまたいっぱいになりました。これで犬の動画などを撮るのが趣味です。
集中して文章などを書き込むのも、検索するのも、やっぱりパソコンが必須です。