地元建設会社に入社し建設現場監督として職務にあたり、その後父親が個人経営する蜷川鉄工に入社。2001年に法人化し社名を有限会社蜷川工業とし取締役専務という役職に就いたが、仕事内容は鉄工所の手伝いや見習い職員として組立や溶接、現場作業などをしていました。その頃、県内で大きく階段工事をしている会社が倒産し、階段をつくってほしいという声がかかり、余り経験はなかったものの、どんなものでも作れる!といった根拠のない自信もあり、階段工事を請負い納品させてもらい、評判や口コミで県内多数の鉄骨工事会社からの依頼があり、現在の蜷川工業は階段屋さんと皆様に知ってもらう事が出来、現在に至ります。
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父親が個人経営する蜷川鉄工に勝手に跡継ぎしようと入社しました。仕事内容は鉄工所のオヤジの手伝い見習い職員として組立や溶接、現場作業などをしていました。ちょうどその頃、県内で大きく階段工事をしている会社が倒産し、階段を製作できる会社が無くなったことから「蜷川さん階段ちゃ作れんけ?」という声がかかり、余り経験はなかったものの、どんなものでも作れる!といった根拠のない自信もあり、階段工事を請負い納品させてもらい、そこそこの評判や口コミで「うちの階段も作れっけ?」と県内多数の鉄骨工事会社からの依頼があり現在の蜷川工業は階段屋さんと皆様に知ってもらうことが出来、現在に至ります。
頼まれる仕事をしたいと思っています。資本主義社会の中で価格競争等で安ければ選ばれるというのは普通のことであると思いますが、私は何のために仕事をするのか?とよく考えることがあります。お金の為に?ちょっと寂しすぎるよな、勿論ボランティアではないのでお金は頂かなくてはなりませんが、価格競争ではなく難しい物ならなおのこと、蜷川工業なら作れる!蜷川工業に頼もう!と思って頂ける仕事をしたいと思っています。私が営業で口がうまく、例えば飲食での接待なんかよりも、どんな難しい仕事でも納期通り良い製品を提供できる工場のほうが、最も優れた営業だと思っていますので「難しい仕事こそ蜷川工業へ!」という気持ちで頑張っています。
仕事はお金では無いということを言っていますが、最初はやはりお金でした。建設会社の会社員でしたので良い建物を作るのが仕事であり、さぼろうが何をしようが給料は毎月決まった日に通帳へ入金されていました。子供達も小さい中で、それが無くなってしまうことを覚悟しました。一方で蜷川鉄工所に入社し、父親から給料を貰った時に自分の仕事、自分が働くことによって得た利益が自分の給料になるのだと初めて実感しました。それと同時に依頼してくださったお客様の顔と重なり自分が作った物を買ってくれたんだ!と感謝の気持ちでいっぱいになったのを覚えています。仕事をしてお金を頂くのは当たり前のことかも知れませんが お金を頂くという重さを考えることが出来るようになり、自分の仕事に責任と使命感を持つことが出来るようになったと思います。
あくまで理想ですが 好きなことを好きなように「スマート」にやっている人がカッコいいなと思います。これに近づくためにはスマートというのが問題で、好きなことを好きなようにするのは、ある程度は出来るような気がしますが、これを「スマート」にやろうとすると難しいでしょうね。好きなことを好きなようにするには、お金と時間が必要だと思います。好きなことが仕事であっても同じことだと思います。時間を作るのとサボるのは違うのと一緒で、私はお金儲けと商売とは違うと思っていて、スマートにやるってそんなところにあるんじゃないかな?と思います。
好きなことを好きなように「スマート」にやりたいですね。残念ながら私は好きなことが仕事ではありませんが、私達の仕事を必要だと思って頂き喜んで頂けることはとても嬉しいです。私は褒められることが好きなので、仕事も好きなことなのかもしれません。そうであれば階段工事や省エネルギー事業等の仕事も、好きなように出来る環境を作って「スマート」に仕事をするのが夢になるのかもしれません。
自分の好きなことを力一杯探して早く見つけて欲しいと思います。私は何となく時間が過ぎてしまい後悔しています。仕事が好きな人は少ないですが仕事の中の一部でも良いし、趣味でも、一人でいる時間等何でも良いと思います。残念ながら仕事をしないで生き抜くのは大変難しいですが、自分の好きなことがあれば人生にも仕事にも張りが出て豊かになるんじゃないかな、と思います。
戦国時代の大名の上杉謙信公が大好きで何となく上手くいかない時や決起した時などに上杉神社に行き参拝するのですがその時に購入したものです。
オバマ大統領が使っていたボールペンのメーカーと聞き購入を決めました。大事な書類に記載をする際に使用します。