国立熊本電波工業高等専門学校電子制御工学科在学中、寮生活にて友達の髪の毛を切った時に思った以上に喜んでくれた事で自分自身の喜びを感じたきっかけから美容師になることを決意。卒業後、福岡の大村美容専門学校を経て全国展開している某大手美容室へ入社。20年間で3店舗を渡り歩き、社内外の教育に携わり多くの第一線で活躍する美容師を育て、自身も数多くのコンテストで入賞を果たす。店長、エリア統括を経験後、2021年に独立。現在は、オーナー美容師をしながら撮影も行うカメラマンとして多方面で活躍中。また、地域のJリーグを目指す社会人サッカークラブチームとのパートナーシップを結ぶなど精力的に活動を行っている。
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美容を志したのは17歳。最初は学生寮で友達の髪の毛を切り合いっこの延長でカットしました。この時、友達が、他人が喜んでくれることで初めて嬉しいと感じ、「これを一生涯の職業にしたい」という思いを抱いたのが私の美容人生の始まりです。そんな、人の幸せで自身の幸福を感じたきっかけで踏み出した美容師でしたが、全国展開する大手美容室にて長年美容師を続けていくにつれて、店長やエリア統括と重要な役職を任されると同時に、少しずつ現場から軸足を抜かざるを得ない状況が増え、いつしか美容師の原点を見失っていました。そんな中、前日まで一緒に食事をしていた義理の父が突然死。身近な人の死で改めて自身の死を考えるきっかけとなり、「たとえ今日死んでも後悔しない道を選ぼう」と独立を決意し、それまでの経験と自分の原点である「やりたい」や「楽しい」を詰め込んだサロンをオープンさせました。
「心の笑顔を創造する」という理念のもとに活動を続けています。この思いは、全国展開する大手美容室で抱いた違和感から生まれました。美容師スタイリストとしてデビューした頃、お客様に笑顔で帰っていただくことを目指し、一生懸命おもてなしをしていました。しかし、振り返ると、お客様の笑顔と再来店の数に大きな差があることに気づき、「自分に見せた笑顔は作り物だったのか？」と疑問を抱くようになりました。月に一度の美容室訪問以外の350日間は自分でケアをすることが重要だと考え、うまくいかなかった時には鏡の前で笑顔になれないと感じました。そこで、美容室での仕上げよりも、自分自身で手櫛でまとまることに焦点を当て、ご自宅の鏡の前で笑顔になっていただきたいと強く思うようになりました。このような背景から、関わるすべての人の「心の笑顔を創造する」という理念に至りました。
私が人生で経験した大きな覚悟は二つあります。一つ目は、美容師を志した時です。国立の高専で進むべき道が見つからず、何となく勉学に励んでいた中で、人の幸せを通じて自分の幸福を感じるようになりました。その結果、美容師という全く異なる分野に挑戦することを決意しました。家族や周囲からの反対を受けながらも、自分の「楽しい」を信じて道を切り開く覚悟を持ちました。二つ目は、独立を決意した時です。長年美容師として働く中で重要な役職を任される一方で、現場から離れつつある自分に気づきました。そんな時、義理の父が突然亡くなり、自身の死を考えるきっかけとなりました。そこで、たとえ今日死んでも後悔しない道を選ぶことを決意し、自分の原点である「楽しい」を貫くことにしました。この二つの覚悟が、私の独自性を追求し、人との繋がりを広げるきっかけとなったと感じています。
私が思うカッコイイ大人像は、自分の好きを貫き、すべてを楽しんでる少年みたいな大人です。そして人に良い影響を与え、人が集まってくる人がすごくカッコイイと感じます。この理想の大人像に近づくために、とにかく自分自身が楽しんで人を巻き込んでいこうと邁進しています。
まずは、今の活動に共感してくれる人を少しずつ取り込み共に成長していくことでその仲間の思いを叶えていくことを目指します。そして、将来的には、多店舗展開などは基本的に考えてなく、身の丈に合った、ヘアサロンと写真スタジオが併設もしくは同胞しているサロンにしていきたいと思っています。また、現在サポートパートナーを務めている、流山からＪリーグをめざしている「NAGAREYAMA F.C.」と共に地域イベントを通して流山をもっと盛り上げていきたいです。
SNSを通じて、より多くの人、遠くの人と繋がれるようになりました。その中で、「頭」で人と繋がろうとする人ではなく、「心」で繋がりたいと思える人を見つけてください。「頭」で繋がるとは「損得勘定」で繋がることです。逆に「心」で繋がるとは、「お役に立ちたい」という気持ちで繋がる人のことです。その見分け方は、「自分の心を磨く」ことで自然に身につきます。「徳を積む」行いをすることで、心が磨かれます。
独立開業した時に、これから大活躍してもらうように持ち運びしやすく使い勝手の良いカメラを購入しました。撮っていて楽しくなるカメラで気に入っており、さらに良い写真を撮り続けていきます。
私のカットの特徴は、シザー一本でほとんどのカットを行うことです。シザーは自分の手に合わせてカスタマイズし、角度を細かく調整できるようにしています。また、同じ仕様の予備シザーも用意して使い回しています。
