私のカクゴ

はなぶさ脳神経外科・皮ふ科クリニック 院長 英賢一郎
はなぶさけんいちろう

英賢一郎

大阪府生まれA型
職業:はなぶさ脳神経外科・皮ふ科クリニック 院長
趣味:旅行、温泉、テニス、飛行機、鉄道
座右の銘:常に向上心を持て!

1995年三重大学医学部卒業。2001年脳神経外科専門医取得。2004年脳梗塞再生治療に関する基礎研究で医学博士取得。2009年、関西に戻り社会医療法人西宮協立脳神経外科病院に勤務。脳神経内科、外来診療、救急医療など脳神経外科以外の領域にも幅を広げる。2018年から1年間、米国デューク大学脳神経外科の福島孝徳教授のもとに留学し、手術技術、及び手術解剖をブラッシュアップした。帰国後は脳神経外科部長として復帰し、脳血管障害、脊髄、脳腫瘍を中心に多くの患者さんの手術をおこなう。2023年12月、これまで培った技術、経験をもっと地域の皆様の身近に還元したいと考え、はなぶさ脳神経外科・皮ふ科クリニックを開院し現在に至る。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

父は会社員、母は専業主婦という医療関係者のいない家系で育ちました。最初はパイロットになりたいと思っていましたが、当時は裸眼視力制限が厳しくチャレンジできませんでした。脳神経外科への道は、外科医という漠然とした憧れに加え、脳神経外科救急の手術がかっこよく見えたことがきっかけです。また、私自身が子供時代に片頭痛持ちで、頭をズキズキさせるものが腫瘍であるような気がしてとってやりたいと思ったことも伏線かもしれません。おそらく自然と導かれていったのかなと思います。医者を引退するまで手術を極め続けていくつもりで努力してきましたが、50代半ばになりこれからの15年を考えたときに手術だけではなく、もっと患者さんの近くで、もっと広く求められる医師になりたいと考えました。それなら専門医がすぐにMRI検査をし、診察ができるクリニックをつくろうと思い、開業を決めました。

現在の仕事への想い

患者さんの訴えを聞き、気持ちに共感し、不安を取り除けるような診察を心がけています。脳神経外科というと何か怖いイメージですが、敷居を低くして、小さな不安でも気軽に受診できるクリニックを目指しています。また、私はこれまで多くの治療経験を積んできました。その実績をもとに、脳神経外科医として重大な疾患を見逃さないよう、細部にまで気を配って診察しています。MRI検査で異常がない場合でも「来院して、説明を受けたことで安心した」と思ってもらえるよう、これからも良き相談相手として頼っていただけるような関係を作りたいと思っております。適切な投薬や助言で症状を緩和したり、重大な脳血管疾患の予防ができるよう、患者様には継続して通院してもらえるように努めています。

あなたにとって覚悟とは

最近の覚悟はやはりクリニックを開業した時です。手術医を引退して、今まで経験の浅い経営者という立場にたってでも、より多くの患者さんに近い医師になりたいと思い、開業を決断しました。これまでも様々なターニングポイントで自分の経験からくる直感を信じDecision makingをしてきました。じっくり考える時もあれば、すぐに決断できることもありますが、どんな決断でも一つ一つに責任を持たなければなりません。クリニックの医師で経営者という立場は全くの一年生で、正直大変な事も多くあります。しかし、全てが自分の責任である経営はこれまで知らなかったことだらけで、今は緊張感と楽しみが入り交じっています。

カッコイイ大人とは?

人間性豊かな判断や決断ができる人です。医師の場合は色んな場面で決断しリーダーとして責任をとることが必要です。自分を客観視すること、相手の立場に立つこと、型どおりではなく時には人間性豊かな決断ができること、言葉足らずにならないようにわかりやすい言葉でしっかり話せることが医師として必要な要素だと思っています。そして、このことを自分の体調や気持ちの浮き沈みに関係なく毎日同じようにできることがカッコイイと思います。私もまだ完璧ではないですが、これを常に心がけるようにしています。

今後の展望

頭痛やしびれなどで悩む人が減り、西宮市から脳卒中を発症する人を1人でも減らしたいと思っています。そのためには、来院された患者さんの不安を少しでも取り除き、一人でも多くの患者様の症状を緩和することで小さな心配事でも気軽に相談できるクリニックだと安心して選んでいただきたいです。また、経営者としても成長して、入職してくれた従業員にもより幸せになってもらいたいと思います。今後、自分と同じ思いで診療をしてくれる脳神経外科医に出会えれば、診療の一部を任せて体制を強化することも考えております。

若者へのメッセージ

自分に素直に進みたい道を歩んで欲しいです。強く望めば必ず夢に近づけるし、自然と適切な道に導かれていきます。私は脳神経外科医になるなんて考えもしませんでした。若いうちは何をしたいのかがわからない人も多いかもしれませんが、それならたくさん勉強し、体を鍛えて王道を進んでください。自分の夢をかなえるにはまず入り口となる土台に立つ必要があります。努力は裏切りません。いつか自分の進みたい道や夢が見つかったときには、これまでの努力が夢に向かって突き進む原動力になります。導かれる明るい未来に向かって突き進みましょう。

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お気に入り

Swiss Gearのバッグパック

アメリカ留学中にウォルマートで見つけたものです。苦しくも楽しかったデューク大学留学の思い出が詰まっています。使いすぎて背負いの部分が弱くなってきていますが、まだ新しい物に変えられません。

OCEANUSの腕時計

手術以外の仕事中はずっと付けています。実はあまり時計はみていないような気がしますが、腕にしっくりくる仕事中の相棒のようです。