幼少期は運動が苦手で体が弱く夢は漫画家でした。高校生の頃、陸上競技を始め、運動に目覚めインターハイ出場。高校卒業後、東京健康科学専門学校に入学と同時に、格闘家活動とトレーナー活動を開始。様々なトレーニングを行う中で、数え切れないほどの怪我を経験して、従来の運動法に疑問を感じる。その後、東洋医学や武術を研究し、東大名誉教授小林寛道先生の研究結果をもとに体芯力を発案。その後、指導者養成講座を主宰。著書に「脱力はなぜ体に良いのか」(青春出版社)ほか多数。
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最初は、学校の先輩の勧めでスポーツ協会に入り、その後、職場の先輩の勧めでパーソナルトレーナーを始めました。始めた時は、人との関わり合いと言うものがあまり得意ではなく、トレーナーを続けていこうという意思はありませんでした。しかし、自分が学んだことで、お客様が喜んでくれて、「人生が変わりました!」と言ってくれる方がたくさんいて、この仕事を続けていこうと思うようになりました。運動は、人間にとってどんな人でも必ず必要となるものです。この仕事は、どんな人にでも必ず多くの幸せを感じてもらえる本当に価値のある仕事だと思えるようになりました。
世の中には、「運動は頑張るもの」「辛いことに耐えること」「才能がある一部の人のもの」と思っている人がまだまだたくさんいます。世の中にはたくさんの運動法が存在していますが、それらの方法で運動効果を感じることができた人がどれほどいるのか?体が変わらないと「自分には才能がない」「もう歳だからしょうがない」と諦めてしまう人さえいます。こういった人たちに「頑張らない筋トレ=体芯力トレーニング」で「辛い思いに耐えなくても体が変わる」「特別な才能がなくても、運動能力は良くなる」と言うことを知ってもらい、自分の人生の未来に勇気と希望を与えることが僕の使命です。
僕にとっての覚悟とは「覚る」「悟る」と言う意味です。「何かを決心した」と言うよりも自分自身のやるべきことに「目覚めた」「悟った」ということだと思っています。様々な運動法に取り組みましたが、体は思った程変わらず、そして多くの怪我を経験しました。その中で従来の運動法に疑問を感じ「何かを変えなくてはいけない。」と思い、様々な運動法に挑戦しました。試行錯誤の末、現在のトレーニングにたどり着きましたが、その時、同業者からかけられた言葉は「そんな方法で効果が出るわけがない」「楽して効果を出そうなんて考えが甘すぎる」などと言われました。しかし「自分にはこれしかない」と思った時に、従来のトレーニング方法をやめる決断をしました。その時に「今までやってきたことにしがみついていても何も変わらない」ということを悟りました。
自分自身に何が足りていない、何が得意かということを認識して、常に新しいことに挑戦している大人はかっこいいなと思います。そのためには自分の考えと異なる人の意見や自分よりも若くて経験の浅い人の言葉でさえも、取り込み、咀嚼することが必要だと思います。様々な意見を取り入れ、新しい結論を導き出す、それを意識しておくことが理想の大人になる1つの道だと思っています。
指導者を1000人を育成し、「頑張らなくても、辛い思いに耐えなくても体が変わる」ということをひとりでも多くの人に知ってもらいたいです。運動は「頑張らなくてはいけない」「辛い思い耐えなくてはならない」等の考え方がまだまだ強く残っています。「自分には才能がない。」「もう歳だから」と諦めてしまっている人もいます。こういった人たちに「どんな人でも体は必ず変わる」「運動は楽しむもの」と言うことに1人でも多くの人に気づいていただき、自分の体の可能性を感じ、未来へ希望と勇気を感じてもらいたいと思っています。
少しでも興味のある事にはどんどん挑戦してもらいたいと思います。できるかできないかということを頭で考えるのではなく、まずはやってみて自分に向いているかいないか、面白いか面白くないのか、手当たり次第と言うわけでは無いですが自分に向いてることを探すと言う感覚で、まずは体験してみるということが大事だと思います。失敗することを気にせず、まずはやってみてから考える位の感じでいいと思います。ちょっとかじってみたり、挑戦してみたりした事は、後にすごく役に立つことが多いので、まずはいろんなことに挑戦して一生懸命に取り組んで欲しいなと思います。
握るだけで、脳機能の改善例が見られたアイテムです。人間の脳は手の感覚の影響を大きく受けます。体を変えることで、脳が変わるということを知ってからミラクルグリップを常に握るようにしています。
スケジュール管理はスマートフォンでもしていますが、手書きの方がしっくり来ます。絵を描いたりすることが好きなので、絵を書き込んだり、日記を書いたりしています。日記は高校時代から行っているので30年近く続けています。