3女を生後2ヶ月で乳幼児突然死症候群で亡くし写真の大切さに気付かされ、カメラマンを志す。そこから生まれたモノクロメモリアルフォトは商標登録済み。専業主婦で資本金0円からおうちスタジオを開業し、現在は月100万円以上の売上。最近ではおうちスタジオカメラマンの講座も始め、全国で撮影会を開催。
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きっかけはいくつかあるのですが、1つ目は、子供が小さかったので家でできる仕事をしたかったということです。2つ目は、末っ子が人見知りと場所見知りがひどく、どこのスタジオでも号泣で家で撮ろうと思ったことです。3つ目は、3女を生後2ヶ月で乳幼児突然死症候群で亡くし、写真の大切さに気付いたからです。
ただ物を買って来て並べたブースなら誰でも作れると思いますが、手作りすることによってオリジナリティが溢れるブース、写真が生まれると思います。そこはずっとこだわっていたいです。写真を納品すると喜んでいただけるのはもちろん、撮ってその場でモニターを見て感動していただけたり、私が作ったブースを見て凄いと言っていただけたり、お子さまがブースで楽しそうにしていたり、ヘアメイクして可愛い衣装を着て嬉しそうな笑顔を見たり。仕事はやって当たり前ですが、こんなにもみなさまに喜んでいただき嬉しいです。本当に幸せなお仕事だなと日々感謝しております。その想いに応えられるようまだまだ走り続けたいと思います。
体育の先生になりたくて日本体育大学にいっていましたが、妊娠し、大学を辞めて子供を産んで育てるのも覚悟でしたし、おうちスタジオを始めるのも覚悟でしたし、カメラ1本でやっていくのも覚悟でした。人生そのものが覚悟なんじゃないかと思います。覚悟ができていないと中途半端でどこか身が入らない。やると決めたらやるしかないです。
常に目標を持ち、そこに向かって努力してる人。挑戦し続けてる人がカッコイイ大人だと思います。楽をしようとすればいくらでも楽はできる。でも敢えて苦しい道、大変な事、誰もやっていないことをやるのはカッコイイと思います。人生は常に勉強。ずっと同じ位置にいてはいけないと思っていて、去年よりも今年、今年よりも来年。少しずつでも階段を登りつづけたいです。
子供を亡くすまで、恥ずかしながら当たり前に成長するものだと思っていました。100日を迎え、ハーフバースデー、1歳、2歳・・と大きくなるものだと。でも違いました。今生きていることは奇跡なんだと。記念日だけでなく、何気ない日常、ちょっとおめかしした写真、とにかくたくさんの写真を撮って、残して欲しいなと思います。そして写真業界が盛り上がっていけばいいなと思います。
何かを始めるとき、すごく勇気がいると思います。でも何でもやってみたらいいと思います。もちろん苦しかったこと、悔しかったこと、悲しかったことがたくさんあります。自分1人では出来ないこともたくさんあります。大きな作品をすごいクオリティで作ってくださる方、ヘアメイクさん、衣装さん、いつも応援してくださるお客さま、カメラマンの仲間、家族・・たくさんの人に支えていただいて今があります。そうやって、みんなで手を取り合って生きていけばきっと日本の明るいミライが待っているのではないかと思います。私も困っている人がいたら手を差し伸べて、自分に出来ることを日々全力で取り組みたいと思います。
中学2年生の通知表です。当時オール5、生徒会副会長、陸上部部長、短距離をやっており、いつも市で1位で県大会出場。この通知表を見ると「もっと頑張れるはず!やれば出来る!」という気持ちになります。
これが原点で、このモノクロメモリアルフォトをやっていなければ今の私はないと思います。このモノクロメモリアルフォトで撮りたい!と最初に言って来てくださったお客さまには感謝の気持ちでいっぱいです。