
群馬県立藤岡工業高等学校電子機械科を卒業後、NEC埼玉に入社。生産ライン業務や市場品質保証部で経験を積み、大企業ならではの教育や組織の在り方を学ぶ。その後、自身の経験を転機に自動車販売営業へ転身し、マツダ新車ディーラーで13年間トップクラスの営業成績を収めるが、心の病で退職し、健康を取り戻した後に外構工事会社を経て独立し、ガーデンデザインAokiを創設。低価格・高品質・高サービスを掲げ、現在も一人経営・無事務所を貫きながら事業を展開している。
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小学5年生の時の夢は建設業(大工さんか設計士)で、その頃は工業高校の建築科を希望していました。しかし中学3年生になり、時代の流れや周囲の意見から高校はコンピューター系の電子科に変更し、その流れで電子系の会社(NEC)に就職しました。その後、対人恐怖症を克服したい一心で自動車営業に転職し、活躍することができましたが、心の病気(自殺の手前)で休職することになりました。そこで、人生を見つめ直す中で、小学5年生の時の夢に立ち返り、外構工事会社に転職したものの、そこが悪徳業者だったのです。業界にそうした悪徳業者が多いことを知り、「本当に良い外構会社を作りたい」との思いから独立いたしました。
とにかく、家を建てたばかりの若いお客さんに幸福を届けたいと思っています。そして、下請けの職人さんにも仕事を通じて幸せになっていただきたいですし、自分自身も心の幸せを得たいと思っています。その結果、わずかばかりでも良いので、利益は最後についてくるものだと信じています。
自動車営業マンとしての終止符となった心の病気(自殺未遂の手前)の経験が、人生を考える大きな出来事でした。そこで覚悟したのは、人生で得られる本当に大切なものは、物質でもお金でもなく「心の豊かさ」だということです。そう意識したことで、物質やおカネが得られないことに対する恐怖心が無くなりました。この覚悟によって得られたものは、割り切りの精神からくる穏やかな心です。お金を稼ぐためだけの行動をしなくてもよくなりました。すべて「心が豊かになれるかなれないか」が自分自身の判断基準となっています。
実力があるのに、あえてピエロを装っているような人です。月並みですが「能ある鷹は爪を隠す」ということですね。高級品で身を固めたり高級車に乗っていたりと見た目を飾り立てていたり、口ではいっぱしのことを言っていたりしても、実行力がなく結果が出ない人ほど格好悪いものはないと思います。黙って行動して結果を出す、それこそがカッコいいと思います。それと、自然と良い人が寄ってくるような人であることですね。
実は、これを聞かれることが一番嫌なことです。会社を大きくしたいとか、業務拡大をしたいとかは全く考えていないです。ずっと事務所すら持たず、社員も雇わず自分一人で経営し、家を建てたばかりの若いお客様に、コスパの良い商品とサービスを提供し続けたいと思っています。あえて言えば最近実際に取り組んでいることなのですが、外構の相談に来られたお客様で、家を建てる予定のハウスメーカーや工務店に対して疑問を抱いている方がいらっしゃいます。私はそうした方をサポートしています。私の取引先の優秀な設計事務所をご紹介し、私も打ち合わせに参加してプロデュースのような形をとり、良い家づくりのお手伝いを無償で行っています。ここ半年で5件も家を売ってしまいました。小学生時代の夢をかなえているような感覚で、もはや趣味ですね。
とにかく「行動あるのみ」です。考えているだけでは、成功も失敗もわかりません。考えてすべて結果がわかるならそんな簡単なことはないですし、すべての人が成功しているはずです。行動した結果の失敗も、次の行動のための糧になりますから、決して無駄ではありません。

独立する際、当時5歳だった長女からプレゼントしてもらった移植こてです。独立当時の初心や家族への感謝を思い出させてくれる、大切な仕事道具です。

独立時はお金がなくて一流メーカー品が買えずに、ヤフーオークションで購入した質流れ品です。初心の謙虚さを忘れない為に、12年間未だに愛用しています。