私のカクゴ

むろおか骨粗鬆症・整形外科クリニック 院長 室岡玄洋
むろおかげんよう

室岡玄洋

岩手県生まれAB型
職業:むろおか骨粗鬆症・整形外科クリニック 院長
趣味:ギター演奏、ゴルフ、キャンプ、登山
座右の銘:質実剛健

昭和59年3月岩手県立黒沢尻北高校卒業。平成4年3月岩手医科大学医学部卒業後、同年5月医師免許証取得後、整形外科学講座入局。 平成8年3月岩手医科大学大学院医学研究科を卒業し、博士号を取得。平成9年4月秋田県鹿角市鹿角組合総合病院に整形外科科長、平成11年4月岩手医科大学医学部整形外科学講座の助手として勤務(骨粗鬆症専門外来担当)。平成14年12月 岩手県盛岡市の医療法人巖桜会栃内病院の整形外科医師として勤務し、 平成24年7月震災後の岩手県立大槌病院の非常勤医師として月2回の診療を開始し、平成25年8月1日に盛岡市菜園で「むろおか骨粗鬆症・整形外科クリニック」を開院し現在に至る。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

開業の動機は東日本大震災です。信じられない天変地異と未曾有の大災害が起こりました。丁度医師になって20年経過した矢先で、人生でやり残した事がないか深く考える転機になりました。私が骨粗鬆症専門外来で継続してきたスピリットや、通院している患者さんの将来を考えて、新しい居場所を構築すべきだと決意しました。モヤモヤしていた気持ちが弾けて開業準備に没頭しました。

現在の仕事への想い

クリニックの名称には拘りまして、外来診療においてサブメニュー的な扱いだった「骨粗鬆症」の傷病名を自分の苗字の次に組み込みました。保健所に相談に行くと前例がないので検討させて欲しいと言われましたが、その後無事承認を受けました。自分の苗字と「骨粗鬆症」が並ぶクリニック名には満足しています。これは自分の信念や決意を示す根拠になっていると思います。標榜している診療科は整形外科、リウマチ科、ペインクリニック外科、老年内科です。

あなたにとって覚悟とは

私にとって「覚悟」とは、患者さんから逃げないことです。一人一人の患者さんを末長く診療する覚悟があるのか、本来臨床医として問われる資質だと思います。しかしながら、最近では医療制度や診療報酬上の決まりごとやガイドライン等に振り回され、医療の伝統的な哲学を失いつつあります。そのために患者さんとの信頼関係は冷え込んでいると思います。患者さんと対峙し続ける意義や覚悟をもっと考えるべきだと思います。医師は生涯「孤独」な職業です。理解してくれるのは患者さんだけだという事を、医師を目指す若い方々に伝えたいです。

カッコイイ大人とは?

難しい質問ですが、かっこいい大人とは「理をわきまえて謙虚な方」ではないでしょうか、また健康に留意して前向きな思考の方も尊敬します。少なからず私もそうなりたいと考えています。逆に虚栄心から老害化している人を見るとうんざりします。地位や名誉やお金に執着する様な、薄情な大人にならないで欲しいと、これから社会に出る若い方々に伝えたいです。

今後の展望

今年の夏でクリニックを開院して10年になります。個人経営のクリニックで山あり谷あり様々な経験をしました。まずは自営業の大変さを学びましたし、コロナ禍も経験しました。私自身は、あと20年は現役でクリニックを継続したいと考えています。そのためには、メンタルを含めた自分自身の健康管理を徹底しなければなりません。そしてスタッフが働きやすい環境や待遇も考えなければいけません。そして何よりも患者さんの健康を維持して、ロコモ・フレイルを予防して、安心して末長く通院して頂ける医療体制を提供し続けなければいけません。これらの目標は簡単な様で難しい課題だと思いますが、一歩一歩前進します。

若者へのメッセージ

日本の明るい未来のために必要なポイントは、先ほど述べた事の繰り返しだと思います。健康的で、安心して末長く生活できる環境を日本の端まで整備する事では無いでしょうか。健康維持のために何をすべきか、また安心できる生活環境とは何か、大事な日本を守るために国民一人一人が良く考えるべきです。非難の応酬では何も解決しません。世界を見渡せば悲惨な現状に失望しますが、今こそ日本の伝統的な精神力を見直し、団結して前進する時ではないかと私は考えます。

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基礎体力向上のためにまずウォーキングを開始しました。この靴はいくら歩いても疲れが感じない仕様で、今では毎朝3kmの朝ランが日課です。少しボロが出てきていますが、出かける時は疲れないので愛用しています。