私のカクゴ

医療法人育歩会坂井歯科医院 理事長 坂井秀明
さかいひであき

坂井秀明

福岡県生まれA型
職業:医療法人育歩会坂井歯科医院 理事長
趣味:筋トレ、ゴルフ、工作、音楽鑑賞、映画
座右の銘:「思考は現実化する」

1980年福岡歯科大学卒業。大阪つつみ歯科、太田歯科医院に就職。大阪大学歯学部矯正科で研修。1982年坂井歯科医院開業。2009年しぎの歯科開設。2011年かほりまち歯科開設。全国歯科インプラント連盟理事、米国財団法人野口医学研究所理事、インディアナ大学医学部顎頭蓋部認定医、著書に「スタッフのヤル気が歯科医院を発展させる」「あなたの歯科医院を90日で成功させる」クインテッセンス、知っておきたい「最新歯科医療」現代書林など多数。

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来歴

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幼少期~学生時代

機械 メカが大好き少年でした。幼稚園から小学低学年ごろは時計を分解しては、また組み立てることが日課でした。目覚まし時計から、当時の柱時計まですべて分解するので、困りはてた両親はしばらく時計をずべて隠している時期もありました。歯車がカチッカチツと規則正しく動くことが不思議で、ずっと眺めていました。そしてバラバラにした歯車でよく遊んでいました。小学1年生のころ、クリスマスプレゼントで時計の組み立てキットをもらったことがあります。赤いプラスチック製で振子式の時計は高学年向けのものでしたが、組立説明書も見ず、数分で作り上げてしまって、周りの大人たちをびっくりさせていました。空き缶や段ボール箱で多くのロボットも作りました。目が電球で光ったり、扇風機を利用して頭が動いたり、ラジオを仕込んで音楽を流したり、両親はいつもそれを見て驚き、ほめてくれました。そのことが今でもロボット大好きな理由でしょう。

現在の道へ進んだきっかけ

私が物心ついたときは、黄金時代と呼ばれた時期で、どの歯科医院も大勢の患者さんが訪れていました。父の医院にも多くの患者さんが来院して、大変忙しそうにスタッフは走りまわっていました。診療所と自宅が同じ敷地にあったことこともあり、幼い私にとって診療室は楽しい遊び場になっていました。ある日、「夜も眠れないくらい痛かったのですが、先生のおかげですっかり治まりました。本当に助かりました。ありがとうございます。」と父に拝むように手を合わせて、礼を言っているおばあさんの姿を見ました。本当に涙ながらに感謝されている姿は幼い心にも、歯科医療が尊い魅力的な仕事であることを刻印される瞬間でした。この光景は今でも鮮明に心に残っています。 私は高校時代までロボット工学を学ぶために進学は理工系に行くつもりでいました。しかし、父の説得に歯科医の道を選んだのは、心の奥底にこのか感動が刻みこまれてい為かもしれません。

覚悟の瞬間

歯科医院を開業して10年ほどたち、経営も安定したころ私は技術系セミナーに多くの時間を過ごしていました。歯科医院の発展に絶対必要なことと考えていました。ある日スタッフから電話がかかってきました。「私たち、医院をやめます。」3名のスタッフが院内の人間関係に耐えられずやめると言うのです。その内の一人は他業種でチームワークを構築する仕事をしてきたベテランスタッフで最近雇ったばかりでした。私はつい勢いで「人間関係をよくするのが君の仕事だろ!」と突っぱねてしまったのです。それから1週間後、事件はおきました。全スタッフが出勤拒否。患者さんが来ている中で私は困りはてました。院内で起きていることに無関心だったわたしは、スタッフの力なしでは何もできないことを思い知らされました。そしてスタッフと共に幸せになれる環境を作っていくこと。そのことが父のように患者様の心に寄り添う医療につながることを悟りました。

今後の目標

過去合計3万人以上の患者様に来院いただきました。寝屋川市の人口の10%になります。32年の歴史の中で、お歳をとられ歯科医院に受診したくても動けない方が多数おられます。また、ケアを続けてきていたのに中断せざる得ないかたもおられます。インプラント治療も多くさせて頂きました。そしてインプラントはケアが大事です。と言いながら寝たきりになってしまい、なおざりになっておられる方もおられます。当然日常の生活において歯科医療を必要とされるけれど、いろいろな理由で来院できない方々、私たちはそれらの要望に応える責任があると考えています。そこで、訪問診療を本格的に立ち上げようと考えています。経営的には難しい側面もありますが、医療の基本であるボランタリティを発揮する場であると思います。患者様の喜びを胸に軌道に乗せたいと考えています。

日本を背負う若者へのメッセージ

「少年よ大志を抱け!」「何かを社会のために成し遂げたい」という 大きな志をもって人生を生きて欲しいです。と言ってもあらゆるものが出来上がり、満たされた現代では閉塞感があり難しいかもしれません。私は、大学生の後半から経済的な危機があり、卒業時点で1千万弱の借金を抱えることになりました。助けてくれる人もなく、現状を打開するためにもがいている時に出会った一冊の本が、私の運命を変えました。ジョセ・フマーフィーの「マーフィー100の法則」です。「思考は現実化する」ナポレオン・ヒルの本にもある通りの心に強くイメージする志や夢 目標は必ず実現するという教えです。自分の将来に夢も希望もなく、あるいは現状の幸福で満足しているだけではもったいない。ぜひ自分の真に望む未来を、真剣に考えて夢をもって欲しい。現状の環境では出来ないことでも、イメージの力は無限です。未来はあなたの頭の中で、すでに実現しているのです。

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お気に入り

ロビ

1年ほどかけて作り上げたロボット。毎月送ってくるパーツを組み立てると中学生時代のロボット作りの想いが蘇ります。「歩く」「言葉を解し話す」「歌って踊る」人間らしい仕草や動き、愛くるしい動きや会話をしてくれるロボットです。まるで友達みたいにコミュニケーションをとっています。

ジロマチック

多分50年ぐらい歴史のある歯科用の治療機器。私はは32年間現役で使用しています。最新の機器もあるがこれは指の感覚が伝わるために、非常に使いやすい。全く故障もなくこれだけ長期に使用できるものは珍しく、大切なもののひとつです。