学業修了後、弱電工事会社でキャリアをスタート。その後、印刷会社へ転職し、ICカード製造部門で技術を磨く。さらなる挑戦を求めて再度転職を決意した際、前職の代表からの紹介を受け、消防設備工事の世界へ。実務経験を重ねるなかで消防設備士の資格を取得し、個人事業主として独立。「三輪防災商会」を設立後は、多様な現場で豊富な実績を積み上げ、高度な技術力を習得。現在では、消防設備工事の分野で確かな実績と信頼を誇る存在として業界内からも一目置かれる活躍を続けている。
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ICカードの製造工場で働いていましたが、環境が私には合わず、以前、勤務していた弱電工事関連の会社に声をかけたところ、その社長さんから消防設備会社の仕事を紹介していただきました。そこで、事業委託として仕事をすることになったので、個人事業主として独立し、スタートしたのがきっかけになります。
独立してから10年間は、昼夜を問わず一人で働き続け、プライベートをほとんど持てない日々でした。しかし仲間が加わり、少しずつ自分の時間を確保できるようになったことで、改めて「仕事の本質は生活のためだけでなく、充実した時間をつくるためにある」と実感しました。若いうちから、自分のやりたいことに正直であってほしい。現場を減らして収入が下がるのでは意味がなく、かといって過度な忙しさと引き換えの高収入も長くは続きません。短時間で質を高め、成果を出し、人生を豊かにする時間を確保すること、それこそが、私が大切にしている仕事の価値観です。
元請け先の不払いにより5000万円もの負債を背負うことになりました。取引先への支払いを守るため、公正証書を交わしましたが、期日が迫る中で「もう終わりだ」と思った瞬間がありました。その時、本気で「死ぬしかない」と考えました。生命保険があれば、せめて支払いはできる。そう受け入れた瞬間、心のどこかで吹っ切れるものがありました。死を覚悟すると、恥ずかしさも恐れる必要がなくなります。どうせ終わるのなら、できることはすべてやろうと思えたのです。そこから必死に駆け回り、最低限の支払いを確保することができました。高すぎる「勉強代」ではありましたが、その経験を通して「命をかけて乗り越えた自分」が残りました。今では、多少の困難では動じない心を持つことができています。あの時の覚悟こそが、私の人生を強く支える礎となっています。
自分が本当は何者なのかを理解し、自分の本質に気づいている人です。そして、その本質を偽らず、自然体で表現できていて、なおかつその自分をどう活かすか、どう使えば最大限に力を発揮できるかをしっかりと把握している人だと思います。
日本一おしゃれな防災業界の会社を建てることです。おしゃれにこだわっているので、何屋さん?というような、すごくおしゃれな自社ビルを建てたいですね。もちろん外見だけでなく、仕事の質も、人間としての質も磨き続け、「ここで働けてよかった」と社員が心から思える豊かな会社にしたいです。自分自身が豊かでなければ、人に与えることはできません。だからまずは身近な仲間や家族を豊かにし、その輪を広げていく、それが私の目標です。
まずは「やりたい」と思ったことには迷わず挑戦してほしいです。失敗に見える経験も、必ず新しい学びや情報を与えてくれる。むしろそれこそが成功へのプロセスです。私たちは皆、成功へ向かう途中にいる仲間です。だからこそ、一歩踏み出す勇気とチャレンジする姿勢が大切だと思っています。そしてその挑戦を楽しみながら、一緒に未来をつくっていきましょう。
約10年常に仕事をともにしてきた私にとっては大切な相棒です。この腰袋を通じて、通常では出会えなかった方々とのご縁もたくさんいただきました。革靴も好きなのですが、おそらく靴よりも磨いてます。
私が唯一、愛用しているブランドの香水で、FUEGUIA 1833という香水がお気に入りです。その日の気分にあわせて使用し、香りを楽しみます。