石川県の外郭団体に勤務後、通信会社で法人営業として「聴く」コーチングスキルを使った提案で実績をあげる。2012年、株式会社シェヘラザードを設立。銀座コーチングスクール八重洲校・仙台校代表、新潟校代表として、多くの認定コーチや国際コーチング連盟の認定資格合格者を出している。2022年、コーチを探すためのプラットフォーム「コーチ探せる」の運営をスタートさせる。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
自分が悩んでいる時に、そういったスキルを持っている人に助けてもらった経験があり、自分もそのようなスキルを身につけたいと思いました。コーチングのスキルを学んで活用している中で、仕事での人間関係や、顧客との関係などでコーチングの素晴らしさと効果を身を以て感じるようになりました。それがきっかけで、コーチングをもっと広げたいと思い、銀座コーチングスクール八重洲校、仙台校、新潟クラスなどでコーチ育成の事業、「コーチ探せる」でコーチの認知度を上げる仕事を始めるようになりました。
コーチングをより多くの人が提供できること、提供できる場をつくること、活用してもらうことを目指しています。自分自身が実践者としてコーチングスキルを教えているので、学ぶ人には知識習得だけではなく日常生活や仕事で活用することを実践し、家族、地域、社会をより豊かにするために活用出来るような人材を育てていくことにこだわっています。コーチを探すプラットフォーム「コーチ探せる」では、日本人は相談することに申し訳無さを感じたり、コロナ禍になって孤独な人が増えている現状があります。なので、誰もが自分のキャリアや悩みを相談する相手をもてるような社会になるために、コーチの認知度をあげて相談しやすい社会の枠組みをつくることが重要だと考えています。そうすることで孤独を低減し、多様性を大事にひとりひとりが豊かに、自分の脳力を最大限に活かせる社会になることへの、一翼を担いたいと思っています。人はだれでも、いつからでも他者との関わりで、人生を大きく変えることが出来ると信じています。
コーチを育成している中で、私ひとりがやれることには限りがあることに気づきました。コーチングを教えている中で受講生を育ててきてはいても、私が育成できる人数には限りがあると気づいた時、自分の力に限界があることに気づいたことが覚悟の瞬間でした。覚悟したことで、新たに多くのコーチが活躍できる場をつくろうと決めることが出来ました。覚悟とは、次へのステージへの入り口だと思っています。覚悟があるから次のステージに行くことが出来ると確信しています。覚悟するときは、大きく変わるチャンスなので、その渦中にいると思ったらかっこいいですね!
常に好奇心があり、探究心を持ち、チャレンジを恐れない人。そのために、人の話しを聴くことが出来る力は、自分と違う価値観を得ることも出来るし、人は他人の考えや振る舞い、違いから学ぶことが人の幅を広げていくことが出来ます。そして、いつも新しいことにワクワクする気持ちを持っていること。知らないことや新しいことに、人は変化を好まないので消極的になりがちですが、変化をし続けることが人との成長や仕事の幅も広げていくとしたら、好奇心や探究心を持ち続ける大人はかっこいい。最後にチャレンジを恐れないこと。失敗という言葉ではなく、行動の先にあるのは「学習と成功」だと考えています。なぜなら、たくさんのうまく行かない経験が学習となり、うまく行かないことから学びを得ることが成長につながるので、チャレンジすることを恐れないこと、チャレンジを楽しめる大人はかっこいい。
今後の展望は、もっとコーチングスキルを身につける人が増えることに尽力するとともに、コーチが活躍できる社会をつくっていきたいです。そのためにも、コーチ、コーチングの効果を知ってもらうことや、そういった機会を作ることに尽力していきたいです。具体的には、「相談を社会のインフラにしたい」というコンセプトで運営している「コーチ探せる」というプラットフォームをもっと知ってもらいたいです。コーチとの出会いをきっかけに、1人1人の可能性を広げ人生を豊かにしていただきたいです。
チャレンジすること、チャレンジのためにまず、自分の内側を整理することが出来るやり方が、誰かに話すこと。いろんな人に自分のやってみたいこと、夢を語ることを、聴いてもらうことをやってほしいです。いまは無理だと思うことも、誰かに話すことで自分の心の中にある覚悟に気づいたり、誰かに話すことで応援者を見つけることも出来ます。話すことは最強の武器です。
打ち合わせ、コーチング、オンライン講座など、パソコンが必須の仕事のため、自宅にはMacBookAirやMac miniを含めて数台を所有。外出するときは、外付けディスプレイも持参し外出先でも2画面で仕事をすることもあります。私の仕事の優秀なサポーターです。
メモを取ることだけではなく、講座の準備などもまずは手書きでラフにイメージしてから進めています。その時に消えるボールペンだと安心して自由にかけることがお気に入りです。消せないと思うだけで、思考の広がりを邪魔するような気がしているので、欠かせないアイテムで、お気に入りは「青」です。