1998年慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。東京コカ・コーラボトリング(現在:コカ・コーラボトラーズジャパン)に入社。新規開拓営業を経験後、マーケティング戦略策定を行う。また新製品開発として「朝バナナ」(ゼリー飲料)の開発を行う2005年株式会社コーチ・エィに入社広報・イベント責任者として、多くのメディアとのコラボレーション企画実現し企業ブランディングに寄与する。2016年FieldUPを立ち上げる。これまでに、エグゼクティブコーチとしてまで300名以上の管理職から経営者の1on1コーチングを実施する。100社以上の管理職に対して集合トレーニングを実施し、特に若手に対しての新人研修、パーパス研修などに力を注ぐ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 |
過去の自分の経験を振り返ってみますと、学生時代に家庭教師や塾講師を経験の中で人を支援したり教えたり、何か役立てることに対してやりがいを感じていました。きっと自分の強みを活かすことができる仕事ではないかと直感的に感じました。また、転職エージェントにコーチングの会社を紹介され面接をしました時に面接がとてもユニークでワクワクしたことを今でも覚えています。1時間の面接時間の間、ほとんどの時間を私のビジョンを引き出ししていただきました。この面接のような対話がどの会社でもあふれる世界が作れたらいいなぁと強く思った瞬間でした。
VUCAの時代と言われる中で「何が正解か」わからない状況の中で、経営者は判断しリーダーシップを発揮することが求められています。消費者、株主、部下など厳しい視線が向けられています。その中、一緒に考え、背中を押す「味方」となることを意識しています。
コーチングファームで経営者をコーチするお仕事をしているときは、どれだけ高尚なことを言おうともやはり、自分自身が従業員の感覚であると痛感しました。規模は違えど、自らが経営者の立場にたつことによってはじめてわかることがあるのではないか、本当の見方になるためにには自分自身が経営者をやろうと考えフィールドアップを立ち上げました。
多くの経営者の方々は人格にも優れ、優秀で素晴らしい人々が多いらっしゃいます。また結果を出すことで今のポジションにいらっしゃいます。もちろん、主体的に自分の人生を切り開いていると感じる方に魅力を感じますが、その上で周りの人たちに感謝を伝えられる人、周りの人たちの成功を支援できる人にとても魅力を感じます。
多くの人に、仕事をすることに「価値」を感じてもらいたい。いろいろな価値観、多様性がありますが、そもそも社会性の生き物である私たちは「働くこと」は、自分自身の肯定であり、存在意義であったりするはずです。人に喜ばれて、社会に価値を提供してお金をもらう。シンプルなことなのですが、「仕事をする」ことにそれぞれの価値を見出してほしいと思っています。人生100年時代、もしかしたら1/5、1/6の時間は仕事に費やすかもしれません。その時間が自分にとって価値がある時間と思えることが人生を豊かにするひとつになるのではないかと思っています。
「やりたいこと」がないということをよく聞きます。必ずあります。なぜなら、生きてきた年数分の経験、体験、みたこと、きいたこと、食べてきたものによってあなたは作られています。つまりその中に価値観は存在しているのです。なんでもいいです、熱中することやちょっとした内側から沸き起こる欲に目を向けてみてください!悔しかったことを思い出してみてください。きっとあるはずです。「したい、やりたい」がこれからの人間のエネルギーの源泉になっていくはずです。
10年分が一冊になった日記です。毎日3行と短いものですが、毎日の振り返り、感謝すること、感じたこと、決意など気軽に記載しています。
前職(コーチ・エィ)という会社の行動指針です。今の仕事観をつくったとても大切なものです。入社当時、先輩社員と毎日対話を重ね、意味を考え続けました。今でもスケジュール手帳の中に挟み持ち歩いています。