私のカクゴ

妍麗会三鷹の森皮フ・形成クリニック 医師 大久保麗
おおくぼれい

大久保麗

東京都生まれA型
職業:妍麗会三鷹の森皮フ・形成クリニック 医師
趣味:テニス、旅行
座右の銘:塞翁が馬

東京女子医科大学卒業。同大学形成外科に入局。都立広尾病院、府中病院、災害医療センターなどに勤務。皮膚科は東京医科大学で2年間研修した。学位取得し、女子医大八千代医療センターで勤務中、医療の開業セミナーを受講。実家のある三鷹市で開業を検討し、2013年に三鷹の森皮フ・形成クリニックを開業し、2019年にあらた形成スキンクリニック開業した。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

大学受験の際には理系が得意だったため、理学部や薬学部を考えていましたが、母方の祖父が医師だったため、母親に勧められて医学部を受験しました。医学部5年生のポリクリ(各科を実習しながらローテートする授業)で形成外科を回り、あざや、先天性疾患、傷跡などを治す、形成外科に興味を持ちました。以前から刺繍なども好きだったのですが、きれいに縫って傷を治すという外科は今後必要になると言われ、入局しようと思いました。形成外科ではそのころレーザー治療が一般的になってきたばかりでしたし、顔面骨の骨折、先天性疾患など、多くの興味深い分野がありました。

現在の仕事への想い

当院では皮膚科も形成外科も診療しているため、保険の範囲内でも適切な治療を選択することができます。怪我の治療も、適切に治療していないと治る傷も治らなくなってしまい、傷跡が目立つようになってしまいます。怪我をした時には慌ててしまいますが、なるべく翌日までには形成外科の受診を勧めます。形成外科医は縫合の技術があり、手術の傷も、怪我の傷もなるべく目立たなくなるように縫合することができます。また、湿疹、皮膚炎、ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)など、日常生活で大切なことがあります。睡眠不足と栄養不足では皮膚の状態は良くなりません。特に子供でも最近は習い事などで忙しく、食事も簡単に済ませて夜遅くまで起きていることが少なくありません。コーヒーなどのカフェイン飲料を飲んでいて、眠れないという高齢者の方もいます。健康に過ごすための基本的な知識を、気づいた範囲でなるべく説明するようにしています。

あなたにとって覚悟とは

開業するにあたっては、医局の教授から、開業してもいいように皮膚科にも行かせていただきましたし、先輩のクリニックで働かせてもらったりしていました。でも開業したら人事や経営など、ほかの煩わしい仕事もする必要があり、なかなか踏ん切りはつきませんでした。開業の場所も、美容を行うなら駅前がよいという意見が多く、どこがいいのかわかりませんでした。開業セミナーを受けた後もしばらくは検討だけでしたが、当時の教授から実家のそばで働くのが一番といわれ、今の場所を見つけることができました。弟と一緒に働けることになったこともよい条件となり、開業する覚悟をすることになったと思います。

カッコイイ大人とは?

仕事もしながら趣味など好きなこともして、周りにあまり迷惑かけないようにバランスよく生きている大人がいいと思います。想像力を駆使して、自分はもちろんですが、周りの人も一緒に幸せになれるように考えることが大切ですね。

今後の展望

形成外科は美容の分野で注目されやすいですが、日常の怪我や腫瘍、ケロイドなの体表面の疾患に関して全般的に取り扱う科です。他科の受診時に傷跡やできもののことなどを医師に聞いても、それは気にすることない、などといわれて悩んでいる人が多いのです。形成外科では先天性の疾患や癌の切除後の再建、骨折の治療など、大学病院で扱う疾患も多いですが、腫瘍切除などの手術、レーザー治療、ケロイド、怪我ややけどはクリニックでも治療可能です。これからも最新の情報にアップデートしながら、基本的な知識を各々説明していきたいと思っております。

若者へのメッセージ

今はインターネットがあり、よくも悪くも情報が氾濫しています。実際には自分で見たり、体験したことが経験となっていくので、やりたいことはなるべく体験していくことが大事だと思います。形成外科についても、教科書で読む勉強と、実習で体験したことは、全く異なりました。実習していなければ入局しようと思っていなかったでしょう。興味があることはぜひ実際に体験してほしいと思います。

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お気に入り

ボールペン

海外に行ったときに気に入って購入しました。そのあと全く同じものをいただく機会があり、イメージがぴったりだったと言われました。長く使用しています。

テニスラケット

高校、大学とも硬式テニス部で、その後もしばらくは仲間とテニスをしていましたが、最近またテニスをするために購入したラケットです。