私のカクゴ

オープンマインド 心理学専門家 鶴田みさ
つるたみさ

鶴田みさ

神奈川県生まれA型
職業:オープンマインド 心理学専門家
趣味:バレエ、ダンス、ヨガ、絵画、読書、執筆、国内外の旅行
座右の銘:諦めなければ幸運が見つけてくれる

一橋大学法学部卒。メーカー勤務後、95年に渡米の機会を得、ニューヨーク大学、ニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで心理学を学ぶ。心理学博士(PhD)。帰国後産業カウンセリングや学校カウンセリングの仕事に携わり、15年個人事業オープンマインドを設立、主に大人の心理療法を手がける。国内外の学会での発表が多数あり。公認心理師。ダンスや美術などアート方面の経験も豊富である。

オフィシャルサイト

来歴

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なぜ今の仕事に?

20代前半、大卒後就職したものの、あまり自分がやりたいことというのはハッキリしていませんでした。それがアメリカ(ニューヨーク)に行く機会を得て、英語はある程度できたもののコミュニケーションがうまく取れなかったり、友だちがいなかったりで、自分が心理療法を受けることになりました。学部時代心理はやっておらずまったく知らない世界でしたが、幸い出会った人が良く、やっているうちに「これは面白い!ぜひ自分でやりたい」と思うに至りました。そこから現地の修士課程に出願したところ、すぐ入学許可がおり、学び始めることができました。アメリカやカナダでは「臨床心理士」になるには博士号が必要なため、出願の時点ですでに博士課程まで行くことは考えていました。

現在の仕事への想い

これまでの経験や知識の引き出しから、その人にとって最適であろうということを取り出して提供するようにしています。常によい質を保てるよう気にしています。1セッション45分という仕事なので、「時間の質」への意識を高く保つようにしています。20代くらいの人と接するとき、これまでの経験から考えたり、その年代でどうであるかといった一般論を持ち出すのは簡単ではありますが、できるだけそうではなく、その人のフレッシュな視点を活かすように考えたいと思っています。それはやはり共感ということなのだと思います。社会や世界は変わっていきます。その人が私の年になったときに、同じようになるとは限らないというのがあります。

あなたにとって覚悟とは

2度目にアメリカに行ったときでしょうか。臨床心理学の博士課程に行くために単身渡米しましたが、選んだ大学院では直接博士課程に入ることはできず、修士課程で1年学ぶ必要がありました。幸い無事博士課程に進学することができましたが、狭き門なので入れて良かったです。またその後は、病院実習などで実際人に会って臨床をするということの責任や覚悟は感じました。アメリカでは実習と言ってもただ「見学」というようなものではなく、実際に患者さんを相手にしてインテーク(初回)面接やグループ療法を行ったりするところから始まったので、緊張感とともにやりがいや責任を感じました。覚悟することで、自分の潜在的な力が引き出されたと思います。

カッコイイ大人とは?

私のロールモデルとなった人(憧れの先輩みたいな人です)が思い浮かびます。倫理観のある人、ちゃんと線引きでき、終始一貫している人。自分をよく知り、受け入れている人。と同時に、幼心を忘れずいい意味での「遊び」の感覚がある人。クリエイティブであり、かつ人に敬意を持つことができる人。ワークライフバランスが取れていて、家族も大切にできる人。理想に近づくためには、やはりロールモデルの方のイメージを参考にしています。仕事で関わっていくうちにあまりこの人のようにはなりたくないなと思う人にも出会うので、変な言い方ですがその場合はなるべく影響を受けないようにします。

今後の展望

心理療法や心理学にできることは多いのですが、まだまだ認識されていない面が強いと思います。心理療法の価値を認識してもらい、堂々と安心して受けてもらえるような社会になることに貢献していきたいです。大きな仕事なので、志を同じくする人と協働しつつ、事業も拡大していきたいです。また、グローバル経験を持つ者としてリソースをシェアし、人やビジネスの育成に貢献したいです。自身もグローバルに動き、さらなる情報発信や連携を積極的にしていきたいです。特に日本でまだまだ知られていないことを伝える伝道者のような役割は大きいかと思っています。できることがあるのに、できないと思い込んでそのままになるのは実にもったいないです。

若者へのメッセージ

日本ではとにかく人のやることに難癖をつけたり、阻止したりということが多いですが、周りの人に振り回されず自分の感覚や直感、モチベーションを大切にしてもらいたいです。その際、すぐに結果が出なくてもサバイバルしながら粘ってほしいと思います。私がこの仕事をしているのも、やはり早い時期にやりたいことをやらせてもらえなかったという想いがあるからです。この撮影の時点で世間ではいろいろな問題が噴出していますが、解決策があるものもあります。そうしたものは知られていなかったり、認識されていなかったりもします。いろいろな可能性や情報に目を開いておくことが解決への糸口となっていくのではないかと思います。実際にやってみることも重要です。

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お気に入り

スケジュール帳

フランス・クォ・ヴァディス社製のものを愛用しています。スケジュール管理も仕事柄最重要ですが、このスケジュール帳には世界地図が入っているので、クライアントさんの出身地や居住地を地図で確かめたりもします。

時計

セッションは45分勝負です。厳密に「45分」でもないのですが、その中でのいろいろな動きがあるため、時間についての感覚は重要です。